BE HERO

01.ヒゲのコンプレックスは、マスクでは隠せない

小学生の頃からヒゲの濃さに悩んでいました。周りの友達よりもヒゲが生え始めるのが早く、周りの目がずっと気になっていました。友達からも「ヒゲが濃いな」と言われました。何気なく言ったと思うので、本人は覚えていないはずです。でも、言われた側の自分の記憶から消えることはありません。結局、ヒゲ脱毛をするまで、この言葉に引っ張られていました。

この悩みは、剃っても解決しませんでした。肌が色白なのでいくら剃ってもヒゲは目立ちます。エグるように剃ったこともありましたが、それでも青さが残る。僕はヒゲが似合うタイプの顔つきでもないため、伸ばすという選択肢はありませんでした。「何で生えてくるんだろう」「ヒゲなんて本当にいらない」と、ヒゲの悩みをずっと抱えながら10代を過ごしました。

ヒゲ脱毛の存在を知ってからは、絶対に受けたいと思いました。とはいえ、金銭面的に学生が気軽に受けられるものではありません。バイトを頑張ってお金を貯め、大学2年のときに目標額が貯まりました。ところが、同じタイミングで新型コロナウイルスの影響により、マスク生活になってしまいます。マスクをしていればヒゲを見られることはありません。「別にヒゲ脱毛しなくてもいいかも」という思いもよぎりました。

しかし、冷静に考えると一生マスク生活というのはありえません。さらに、マスク生活とはいえ自宅から参加するオンライン授業ではマスクはつけません。外出するときであっても食事中などはマスクを外します。そうやって考えると、僕のヒゲはマスクで隠しきれないことがわかりました。ここで踏ん切りがつきました。しかも、みんながマスクをしているうちにヒゲ脱毛をやれば、マスク生活が終わった頃には僕も堂々と外すことができる。マスク生活をしている今が脱毛するにはベストなタイミングだと思いました。

02.「いつかやろう」の「いつか」は永遠にやってこない

ヒゲ脱毛を決意してから実際に受けるまでのスピードは早かったです。まず、脱毛をやるからには医療脱毛がしたいというのがありました。ネットで調べたところ、医療脱毛ができるクリニックの中で口コミも良く、アフターフォローもしっかりしているゴリラクリニックさんに決めました。すぐにカウンセリングを受け、内容や条件にも納得できたので、施術を受けることにしました。

「思い立ったらすぐにやる」というのは、僕がかなり意識していることです。昔から何事も後回しにするクセがありました。後回しにしたことは結局手を付けません。そうやって後悔したことも多いため、思い立った瞬間にすぐにやってしまうように心がけています。

最近、スポーツジムにも行き始めました。きっかけは彼女から「そろそろ痩せて」と言われたこと（笑）。昔の僕なら「行けたら行こう」とか「落ち着いたら入会しよう」と後回しにしていましたが、その「いつか」は結局やってこないことを身をもって知っています。ジムに入会してしまったら嫌でも行くだろうと判断し、思い切って契約しました。

思えば、スキンケアも「そろそろやらないと」と思っていたことでした。まだ若いと思いますが、早いうちからケアしたほうが絶対にいい。その点、ヒゲ脱毛によって美意識は確実に上がったと思います。今までは洗顔やスキンケアなども適当で日焼け止めもほぼ塗ることはありませんでした。しかし、せっかく脱毛を始めた以上、より高い効果を得たいと思いました。結果、しっかり日焼け止めを塗り、スキンケアもするようになりました

03.「人目」を気にしなくなれば、「本当の自分」を出すことができる

僕にとってヒゲはコンプレックスそのものでした。高校の宿泊研修や修学旅行など泊まりを伴う時は、隠れてヒゲを剃っていました。朝剃っても夜にはしっかり生えてくるため、夕方くらいにコソコソとヒゲを剃らないといけません。それがものすごく嫌でした。「剃り残しがないか」という不安や「『ヒゲが濃い』と思われているんじゃないか」という懸念、ヒゲの存在がいつも頭の片隅にありました。そのせいで自信を持って発言できないことも多くありました。人前に立つことにも抵抗があったと思います。

しかし、ヒゲ脱毛後には自信を持って話せるようになりました。これを実感したのが就職活動の面接です。ご時世的に対面で行う面接であればマスクをしていたはずです。ところが、オンラインによる面接だったので自宅から参加。当然、マスクはしません。しかも、オンラインの場合、光の加減や画角によってはヒゲや口周りがいつも以上に目立ってしまうことも。ヒゲ脱毛によって、そういった心配をしなくても済むようになったのは大変助かりました。「自分がどう見られているか」を心配しなくなると、伝えたいこともしっかりと伝えられるようになったのです。

そして、自分の肌の白さにも自信が持てるようになりました。今まではヒゲが目立つのは肌が白いせいだと思い、そんな自分を好きになりきれない部分もありました。しかし、ヒゲ脱毛を始めてからはその肌の白さが自分の武器だと思えるようになりました。僕という人間は変わっていないのに、ヒゲというコンプレックスが消えただけで、こんなに自信満々になるとは自分でも驚きでした。

LAST MESSAGE

僕は仮面ライダーが大好きです。どれくらい好きかといえば、高校の卒業式で、学年240人の前で変身ポーズを披露したほど（笑）。中学時代などにも自己紹介で仮面ライダー熱を語り、これがきっかけでたくさんの友達もできました。ここ最近では「仮面ライダービルド」にハマり、主人公のファッションも真似しています。仮面ライダーを好きになる前には「デカレンジャー」にハマっていて、戦隊モノ全般が大好きです。

ヒーロー好きが影響してか、周りから「ヒーローみたいだね」と言ってもらうことが多くあります。悪の組織と戦うわけではないですが、落とし物があったら交番に届けたり、困っている人がいたら声をかけたり、身近な人のヒーローでいたいなと思って行動しています。僕が大切にしている想いは「Be Hero」。僕が大好きな仮面ライダーのように、誰かにとってのヒーローでありたいと思っています。誰かに親切にするには心の余裕が欠かせません。その点、コンプレックスがなくなり、自信がついた僕は理想のヒーローに一歩近づけたと思っています。