MESSAGE FOR YOUR OWN WAY

Be protagonist

「主人公であれ」

01.「あまのじゃく」な私の、ヒゲ脱毛という選択

自分は理学療法士として働いています。母や叔母がグループホームで働いており、看護師や作業療法士の仕事を勧められました。ただ、自分は天邪鬼な性格…(笑)。「やってみれば?」と言われると、どうしてもやりたくないと思ってしまう。

ただ、高校2年生の時にリハビリ関連の職種について調べる機会があり、その中で触れた理学療法士の仕事に魅力を感じました。

理学療法士は、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持を支援する役割です。理学療法士と一緒にリハビリをした患者さんがみるみるうちに良くなっていく姿を見て、それがまるで魔法使いのようだと感じました。

いつしか、自分も「ああいうふうになりたい」と思うようになり、理学療法士の道を進むことを決めました。

家族からは看護師や作業療法士を勧められていたわけで、そこで理学療法士になるというのが、なんともあまのじゃくな自分っぽいなと思います。今は主に、地域密着型で、高齢者の方を中心に身体機能を上げる支援を行っています。

ヒゲが気になったのは、理学療法士になるための専門学校に通っていた頃。それまでカミソリを使ってヒゲを剃っていましたが、20歳を超えた頃から明らかにカミソリ負けや肌荒れが激しくなりました。

マスクをしても隠せないくらいの肌トラブルに悩んでいました。仕事上ではマスクをしていますが、食事のときや家などではマスクはしません。マスクを外した際の、自分の顔に大きなショックを受けていました。

02.マスク越しの自分改革、脱毛で手に入れた自信

ヒゲ脱毛後には以前に比べて行動的にもなりました。

私はもともと肌が荒れやすい体質ということもあり、自分の肌に自信が持てていませんでした。そして、このことが多くの行動を制限していました。どこか抵抗感があったのです。

ずっとマスクをつけていれば肌を隠せるのでまだマシ。しかし、食事のときなどはマスクを外さないといけません。それに今ではマスクをしている人もかなり減っています。

ですから、せっかく友人に誘ってもらっても半分くらいは、適当な言い訳を使って断っていました。それが今では躊躇なく遊びに行けますし、自分からも積極的に誘うようになっています。

ヒゲ脱毛後に私が実感したのはメンタル的な変化が大きいということです。以前よりも性格が前向きで明るくなったように感じます。

マスクを外すことに抵抗を感じなくなり、顔を見せて人と会話することにも躊躇がなくなりました。メンタル面にも良い影響があり、仕事にも前向きに取り組む姿勢が出ています。

自己肯定感が非常に高まりました。

職場の先輩たちにヒゲ脱毛をしていることを伝えると、「やっぱり肌が綺麗になったよね」と褒めてもらえています。

家族はいち早く私の変化に気づいてくれました。

一番に気づいたのは姉です。4つ歳が離れていますが、姉は私にとって常に憧れの存在。彼女の存在は、自分にとって生きる指針や憧れの対象でもあります。

そんな姉が私の肌を褒めてくれたのは、なんというか、まるで女王様に褒めてもらえたような感覚(笑)。恐れ多いような、誇らしいような、そんな不思議な感覚に包まれています。それが自信に繋がり、さらに努力しようという気持ちを奮い立たせてくれています。

もし姉も含め誰も変化を感じてくれなかったら、途中で脱毛を諦めていたかもしれません。しかし、多くの方から気づいてもらえたり、褒めてもらえることで、脱毛を続けることができました。

スキンケアも意識するようになりました。もともとスキンケアに興味がなく、化粧水すら使っていませんでした。

友人からのアドバイスで使ってみることもありましたが、そもそも肌が荒れていましたし、常にトラブルを抱えている状態では「ケアをしてもあまり効果はないでしょ」というネガティブな思考になっていました。

しかし、ヒゲ脱毛を経験したことがきっかけで、自分の肌や美容に対する考え方、優先順位が変わりました。

脱毛後、以前よりも自分の肌のことを意識するようになりましたし、言い訳ができないなと感じています。というのも、これまではヒゲ剃りによって肌が荒れていたので、ある意味肌トラブルをヒゲの責任にすることができた。

しかし、ヒゲがなくなってからの肌トラブルは不規則な生活や不摂生など自分の責任になってきます。つまり、言い訳ができなくなった。気持ちが引き締まっています。

03.ヒゲ脱毛で見えてきた「自分磨き」の可能性

自分の外見にこだわりたいと思うようになりました。具体的にはヘアスタイルや髪色に、より一層興味を持つようになりました。

思い切って髪を染めたのはその頃。一応トーンの制限はあるものの、今の職場では髪を染めるのは自由です。怒られない程度の、制限のギリギリの範囲でオシャレを楽しんでいます。

ヒゲ脱毛後は生活が一変しました。

自分自身に清潔感が増したことで、服装なども変化。それだけでなく、次に「自分が住んでいる環境」に意識が向くようになりました。

もともと住んでいたのは古い畳のある、年季の入った部屋。いたるところがボロボロですし、虫もよく出ていました。

自宅環境を整えることも大事だと気づき、生活環境を一新。思い切って引っ越しをしました。長い時間過ごす空間なので、新しい住まいではオシャレな家具を揃えています。

今も昔も、毎朝ギリギリに起きる生活を続けています。当然、朝の身支度にかかる時間はほとんどありません。しかし、以前であればそういった状況でもヒゲを剃らないといけない。そのため、いつもカミソリ負けをしていました。時間がないのに、血を止めるために時間を使うという目も当てられない状況を続けてきました。急いでいるためにヒゲが剃りきれておらず、ポツポツ残って、マスクに引っかかるという地獄。

そんな朝の時間を過ごしていましたが、ヒゲ剃りから開放されたことで、朝の過ごし方が変わりました。ヒゲ剃りにかかる時間を節約できるだけでなく、その後のケアの手間も減少。今は朝に慌てる必要がなく、ギリギリまで優雅に寝ています(笑)。

ヒゲという存在がなくなったことをきっかけに、朝の時間の使い方や身だしなみ、見た目や自己肯定感、そして住んでいる環境まで、何もかも見違えるほど変わりました。

04.LAST MESSAGE

実は、ヒゲ脱毛を考えていたタイミングで、一瞬だけ躊躇したことがありました。

行きつけの美容師さんに「年を取ってきたら、ヒゲが似合ってダンディになると思うよ」と言われたからです。

信頼している美容師さんの言葉に少し迷いましたが、それでも「今」を優先しました。ストレスなく、清潔感を持ちつつ毎日を過ごすため、そして自分らしさを大切にするために脱毛を選びました。

それで良かったと思っています。その結果、自分らしい生き方をする中で、人生の主役としての自信を持つことができるようになりました。

私の中には、どんな状況でも人々が期待する行動よりも、自分の信じる道を選んで進みたいという、「あまのじゃく」な気持ちが絶えず存在しています。

「ヒーロー」として生きていくこともカッコいいと思いますが、社会や人々が私たちに求める「ヒーロー」という存在は、周囲からの期待に応え、自己犠牲をもって行動する姿を指すことが多い。

しかし、私自身はむしろ「プロタゴニスト」という言葉により共感を覚えます。プロタゴニストは主人公という意味。自分の信念や価値観を貫きながら、時には周囲の期待とは裏腹の行動を取ることもある。私はヒーローよりむしろ、プロタゴラスのほうに共感しています。

自分らしい人生を歩んでいく。誰に何と言われようと、自分の信じる道を突き進む。そんな生き方をしていけたらと思っています。

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