MESSAGE FOR YOUR OWN WAY

Be challenge

「挑戦的であれ」

01.君は、ヒゲを抜くことに残りの人生を費やすのか

私はヒゲが濃く、中学時代からコンプレックスを感じていました。

かといって、思い詰めたりしたわけではなく、子どもが生まれるまでは脱毛を意識することはありませんでした。

ヒゲが非常に濃いことに悩んだ中学の頃の自分は、ヒゲを抜くことで対処してきました。この作業は非常に大変で、痛みも伴います。

しかし、人の身体は不思議なもので、いつしか面倒な作業にも慣れていました。20年間も続けていたら、もはや生活の一部になり、嫌でも当たり前の習慣になっていたのです。

そんな私が脱毛を決意したのは、子どもが生まれてから1年ほど経ったタイミングです。自分の時間が一気に減りました。ある程度覚悟はしていましたが、予想以上でした。

子育てが忙しくなったときに、これまで当たり前であったヒゲを処理することの「無駄」を痛感したのです。

ちょうど脱毛をしている友人が複数いたので、すぐに聞いてみました。彼らから聞いた体験談が、脱毛を受ける決め手となりました。

友人の一人に何の損得勘定もない人がいます。その友人曰く、「医療脱毛がいい」と教えてくれました。また、医療系の仕事をしている友人も医療脱毛に太鼓判を押していました。どのクリニックで医療脱毛を受けたらいいか、ネットで探すなかでゴリラクリニックのホームページにたどり着きました。

妻も応援してくれました。妻は以前から私がヒゲの手入れに時間をかけていることを知っていましたし、子供ができてそのような時間が取れなくなるのも理解していました。雑談の中で「脱毛を受けてみたいな」と話したところ、快く背中を押してくれました。

02.入院中に気づいた、ヒゲ脱毛の意外な恩恵

ヒゲ脱毛したことによって子どもと過ごす時間が増えました。また、メンタル的にも楽になりました。もっと具体的に表すと人とコミュニケーションが取りやすくなったのです。

私は人とのお喋りが大好きですが、ヒゲ脱毛後には輪をかけてお喋りになったと思います。そのトーク術が仕事や転職活動でも活きました。

実は、見た目に関して、周りからの反応は変わっていません。というのも、普段からヒゲの処理をしていたので、他人にヒゲ面を見せたことはないからです。コロナ禍の前から夏でもマスクをつける習慣もあり、余計に周りの人たちの反応は変わりませんでした。

ただ、予想外の出来事もありました。それは入院中のことです。過去に体調を崩してしまい1ヶ月ほど入院することがありました。ヒゲ脱毛をしていたことで、この期間一度もヒゲを剃ることなく過ごすことができたのです。これが非常に快適でした。ただでさえ辛い入院生活で、ヒゲのことや見た目のことを気にせずに過ごせたことは、ものすごく助かりました。

ヒゲの脱毛と同じタイミングで、脇毛の脱毛も行いました。私は遺伝的にワキガで、思春期から体臭が気になっていました。以前は薬を塗って臭いを抑えていたのですが、脇毛があると塗りづらい。

ところが、毛がなくなった今、薬が塗りやすいですし、薬の効果が持続するようになりました。

03.遠回り?だがそれがいい!

今では転職した新しい職場で順風満帆なサラリーマン生活を送っている私ですが、過去在籍していた企業では休日はほとんどなく、自由な時間もなかなか取れませんでした。しかも、珍しく休みが取れた際には、パチンコやスロットで時間を過ごしていました。その上、収支はマイナス。実に200万円も負けてしまいました。

その後、身体が悲鳴を上げてしまい、当時勤めていた企業を退職。次なる職を探した私が行き着いたのがパチプロでした。世の中にはパチプロとは名乗っているものの、収支がマイナスという人も多くいます。そんななか私はきちんと生活ができるレベルは維持していました。

こう聞くと、悠々自適な生活に思えるかもしれません。しかし、もうあの生活はこりごりです。一見、楽そうに見えるかもしれませんが、過酷な日々でした。

身体にも良くないし、精神的にも大きな負担がありました。開店前から整理券を取り、タイミングを見て家に戻り、夜になったらまたパチンコ屋へ。そんなルーティンを半年間続けていました。かつて好きだったパチンコが、いつしか辛い作業になっていたのです。

半年くらいでパチプロ生活にも別れを告げ、サラリーマン生活に戻りました。今は製造業に従事しており、業務用の刃物を作っている歴史ある会社で働いています。

と、こんな話をすると多くの人から「どうやって戻れたの?」と聞かれます。私自身、金運が強いのか、最終的に200万円分のマイナスを取り戻すことができました。しかし、その後はトントンの状態が続きました。ここで限界を感じたことで、綺麗さっぱりパチプロ生活をやめることができたのです。

「遠回りしている人生」に思われるかもしれません。ただ、強がりでもなんでもなく、これまでの経験がすべてプラスになっていると感じています。

実際、人生に対する考え方は昔に比べて大きく変わっています。

特に20代の頃とは考え方が大きく変わりました。休みが取れない企業を辞め、その後のパチプロの経験も終えたあたりから、これまでの辛い経験も、自分自身の武器にして生きていくことができるのではないかと思い始めました。

そして30歳を過ぎてからは、物事を前向きに捉え、過去の出来事をプラスに考えるようにしています。

こうやって考えられるようになったことで、過去の話をする際も、明るく話すことができるのだと思います。

もちろん、そうやって考えられるのは現在の生活が安定しているからこそでもありま。

仕事が安定してから婚活を始めました。40歳の時に結婚し、子宝に恵まれ、幸せな家庭を築くことができています。

今ではパチンコは趣味として嗜んでいます。小さい子どもがいる家庭では「なんでパチンコなんて行ってるの!」と妻からお叱りを受けるかもしれません。ただ、うちの場合は違います。まず、妻は私が負けることがほとんどないことを知っています。

また、近所のパチンコ店に行くのは、例えば子どもが昼寝している間だけなど、自分の役割をしっかり果たした上で、スキマ時間に行くようにしています。そして、これがもっとも大事ですが、嘘をつかず正直に行動している。すると、怒られる要素がないのです。

04.LAST MESSAGE

何か新しいことを試す時、頭のなかであれこれと考えても仕方がないと思います。何事も、やってみないとわからないからです。

実際にヒゲ脱毛もその一つでした。実際に経験することで、ものすごく快適な状態になった。それはいい意味で、想像をはるかに超えていました。

そしてチャレンジしてみて、新しい知見や見聞が広がる。この経験がまた、新しいチャレンジするときの糧となります。

趣味や仕事、様々なスキルを習得する際にも、常にチャレンジの精神を持って取り組んでいます。そして、前向きに取り組む。

これからの人生でどんな未来が待っているのか、楽しみで仕方ありません。そのためにいつまでもチャレンジャーとしてのスピリットを大切に生きていこうと思います。

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