MESSAGE FOR YOUR OWN WAY

BE Player

「プレイヤーであれ」

01.ラグビー部の夏合宿よりも、薬学部の膨大な課題よりもシンドい「青ヒゲ」

小さな頃から獣医師を目指していた私が、薬剤師として働くとは夢にも思っていませんでした。

薬剤師を目指すことになったのは、ふとしたきっかけで訪れた大学のオープンキャンパスです。そこでは風邪薬としてもおなじみの葛根湯を作る実習が行われました。6種類の植物を乾燥させて煎じたものを混ぜて薬を作る。文字にするとなんてことないことかもしれませんが、この体験に雷に打たれたような感銘を受けました。

もともと勉強は得意でしたが、薬剤師の仕事は自分が得意なことを活かしながら多くの人の健康をサポートすることができる。そんな素敵な職業なら、人生をかけてでも取り組みたいと思いました。

とはいえ、薬学部は医学部と同じ6年間学ぶ必要があり、しかも日々の勉強でいっぱいいっぱい。特に1年生の基礎の段階で、あまりの難しさに挫折しそうにもなりました。

しかし、ここで踏ん張ることができたのは高校から続けているラグビー部の経験です。特に高校時代はそこまで体が大きくなく、厳しい練習に「これ、ずっと続けられるのかな?」とくじけそうになることが何度もありました。

しかし、挫折しそうになると決まって「でも、途中で投げ出すことは絶対に違う!」と自分を奮い立たせ、なんとか厳しい練習に食らいついていました。

この経験は身体だけでなく、メンタルも鍛えてくれました。困難な状況でも諦めずに前に進む力を、そして挑戦し続けることができる強い意志を、私に身につけさせてくれました。

しかし、そんな私でも耐えられなかったのがヒゲの存在です。私はヒゲがずっとコンプレックスでした。濃いというよりも、青い。朝にヒゲを剃っても青ヒゲが残るため、半日経つとまたヒゲを剃らないといけない日常でした。

「人の目を気にして外に出られない」ほどの重症ではなかったものの、人と接するときには常にヒゲのことが頭の片隅にありました。「このままずっとヒゲを剃り続けるのかな」と半ば諦めていましたが、ある時、友人に勧めてもらい医療脱毛の存在を知りました。

脱毛には様々な方法がありますが、薬剤師として働いていることもあり、効果やコストパフォーマンス、アフターケアなどを考えたとき医療脱毛を選びました。

02.「ほら、あの青ヒゲの人だよ」と紹介される屈辱

ヒゲ脱毛の痛みは正直舐めていました(笑)。ずっと部活でラグビーをしていたこともあり、そんじょそこらの痛みには慣れているつもりでした。麻酔なしでも余裕で耐えられるだろうと思っていましたが…。一瞬ですが、あの部活の夏の合宿の思い出が蘇りましたね(笑)。

それでも耐えること、そして続けることができたのは「この痛みを乗り越えれば綺麗になる」と思えたから。ラグビーの練習も、薬学の勉強も、辛くても技術が上達したり知識が身につくから続けられる。それと似たようなものですし、ヒゲ脱毛の場合は一瞬で終わります。

また、ゴリラクリニックは院内の雰囲気もよく、カフェスペースも素晴らしい。スタッフの方も親切ですし、カウンセリングも充実していました。こういった細かなポイントも大きかったですね。ゴリラクリニックを選んだその選択は、正しかったと心から感じています。

脱毛前には「ちゃんとヒゲを剃ってきた?」とよく言われたり、実年齢よりも老けて見られることが頻繁にありました。また、私は社会人サークルに入っていますが、私を紹介されるとき「ほら、あの、ヒゲが青い」と、残念な形で紹介されることもありました。

しかし、脱毛後は「肌が綺麗」と言われることが多くなり、20代の時より若づくりができているくらいです。

こういった変化によって、仕事・プライベートともに自信を持って人前で話すことができるようになっていきました。周りの人からも「変わったね」と言われることが増えましたし、いかに自分が外見に対するコンプレックスに悩まされていたのか、改めて実感しました。

もともと行動力はあった方ですが、脱毛後にさらに行動的になったと思っています。思い切って脱毛を受けてみたことで、コンプレックスを解消することができた。つまり、行動したことで、ポジティブなフィードバックを得ることにつながった。そんな経験が、私をより行動的な人間にしてくれています。

03.AIに仕事を奪われないために

薬学の世界は本当に広く、例えば乾燥肌の薬から癌の治療に関する知識まで多岐にわたります。なかでも私はこれまでの経験を活かしつつ、スポーツの予防や健康面のサポートを主としながら、薬学の知識を活かして患者さんと関わる仕事がしたいと思っています。

患者さんとコミュニケーションを取っていると、ポロッと何気ない悩みや相談をされることがあります。そうやって患者さんと気軽にコミュニケーションをとりながら、日常の生活習慣病や健康面のアドバイスを行っています。

私が勤めている薬局では、患者さんの中には遠方からわざわざ来てくださる方もいらっしゃいます。処方箋があれば全国どこでも同じ薬はもらえるなかで、そういった患者さんとの関係を築くことは、この仕事の醍醐味でもありますね。

最近、AIの猛烈な進化によって「◯年後に薬剤師の仕事が奪われる」といった記事を目にすることも増えました。確かに、説明書の内容を伝えるだけであればAIに取って代わられると思います。しかし、患者さんとのコミュニケーションを重視する仕事には、人間の存在が不可欠だと感じています。むしろ、人間と人間の密なコミュニケーションはAIには不可能。これまで人間がやらないといけなかった作業はAIやロボットに任せ、人間は人間らしく働く。そういった意味では、むしろチャンスだと思っています。

04.LAST MESSAGE

私が大事にする行動指針は「Be Player」です。何歳になっても一つの枠組みにとらわれず、やっていたいことやチャレンジしてみたいことがあれば経験・体験していくことが大事だと思っているからです。

どうしても大人になると保守的になってしまいます。しかし、それだと過去の延長になってしまって、つまらない。

童心を忘れずに人生のプレイヤーとして行動し続けること。そうすることによって魅力が内面から湧き出ると信じています。

何かにトライしていると、失敗することもあるかもしれません。でも、新しく挑戦することで見えてくるもの、得られる体験が絶対にあるはずです。

薬剤師として成長することはもちろん、プライベートでも多くの人とコミュニケーションをとり、共有の場を作っていきたいと考えています。

そして、自分の生き方や経験を多くの人と共有し、周りの人間も巻き込んで、一人でも多くの人を幸せにできる人間になっていけたらと思っています。

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