MESSAGE FOR YOUR OWN WAY

BE LIFE OF ENTERTAINER

「エンターテイナーの人生であれ」

01.街頭演説の場所取りは先着順。「朝の5分」が明暗を分ける

ヒゲ脱毛するきっかけは時間短縮のためでした。私にとって朝の時間は本当に貴重です。といいますのも、私は市議会議員をしていて、毎朝駅前で駅頭活動を行っています。特に選挙期間中ともなると、たくさんの候補者が駅前に立ちます。実は、一番目立つ、いわば「一等地」は先着順。早いものがちです。すると、ヒゲ剃りに5分から10分費やしているうちに、良い場所を取られてしまうんですね。少しでも良い場所を確保するために朝ご飯を抜いていましたが、これでは活力が出ませんし不健康です。そういった悩みを抱えているときに、YouTubeで「ヒゲ脱毛をすると時間短縮できる」ということを知り、思い切って受けてみることにしました。これが大正解。毎朝のヒゲ剃りの手間がなくなったことで、身支度の時間を短縮することができ、駅頭活動もスムーズになり、精力的に取り組めるようになりました。私の駅頭活動は選挙期間中だけではなく月曜から金曜まで行っていますから、わずかな時間の短縮でも大変助かっています。

また、改善したのは時間の使い方だけではありません。朝のストレスから解放されたことで、毎日が気持ちよくスタートでき、1日がより濃密に過ごせるようになったと感じています。

と、現役の政治家がこのようなインタビューに登場するのは意外だと思われるかもしれません。しかし、私は「市議会議員だから○○すべき」とか「政治家だから××はダメ」という固定観念を疑い、そして先入観などにとらわれずに活動してきました。市議会議員や政治家を特別視するのではなく、「意外と普通の存在なんだよ」ということを自分の活動で伝えていこうと思っています。

チャレンジしてみると、意外と受け入れられることも多くあります。例えば、私が初めて市議会議員選挙に出馬したときには、選挙事務所を設けませんでした。選挙の時期になると候補者の選挙事務所を見かけたことがある人も多いと思います。しかし、ああいった事務所を作るのにも多額のお金がかかります。すると、「お金がないと選挙に出られないし、当選もできない」というイメージを持たれてしまいます。せっかく意欲がある人も政治の世界に踏み入れづらくなってしまいますよね。そういった先入観のようなものを払拭するためにも、思い切って「ノー選挙事務所」というチャレンジをしてみました。すると、約60人の候補者のうち上位で当選することができました。こういった活動を日々やっているものですから、最初は首をかしげられていたことも多くありました。けれど、10年くらい経った頃からでしょうか私の活動を見て、他の議員さんや候補者さんも常識にとらわれない活動が増えてきているように思います。

02.見た目が良くなったことで「声」が届きやすくなった

ヒゲ脱毛後、見た目が変わりました。ヒゲ脱毛以前は、朝にいくらしっかり剃っても夕方にはヒゲが生えてきていましたから、どうしても清潔感がなくなっていたのです。脱毛に行ってからは、清潔感が身に付いたのか、周りの方々から「若いですね」と言われることが増えました。

こういった周囲の反応の変化は、自分の内面にも変化をもたらしました。簡単に言うと、大きな自信につながりました。以前のわたしは無意識に自分のヒゲや見た目を気にし、ついつい自信なく接してしまっていたのだと思います。

ヒゲがなくなることで若さやフレッシュさが出ると、私の話をより聞いてもらえるようになりました。嘘のような話ですが、これまで以上に足を止めてくださる方がいたり、話しかけてもらう回数が増えたのです。見た目がすべてとは言いませんが、若さやフレッシュさのある雰囲気になると、「この人なら政治を変えてくれる」「私達の生活を任せてみよう」と思ってもらえるのではないかと、私は分析しています。自分の考えや政策を有権者の方々に直接訴えることができます。ヒゲ脱毛後の変化によって、政治家としての活動にも大きく影響しています。

03.人生にも「遊びゴコロ」を持ってみよう

私が政治家を志そうとしたきっかけは、同僚の自殺でした。以前はゲーム業界で働いていましたが、同僚がパワハラが原因で自殺をしてしまったのです。それまでの私といえば「世の中を楽しいものでいっぱいにすれば、みんながハッピーになるんだ」と信じて疑っていませんでした。その想いを持って働いていましたが、灯台下暗しといいますか、エンタメを届けていた会社内で悲劇が起きてしまった。この現実に直面し、私は考えました。これまでITなどの力を使ってエンタメやコンテンツを発信し人気になっていましたから、今回も技術の力で何か対策ができると思ったのです。ところが、多くの人を救う画期的なアイデアは思いつきませんでした。

何なら救えるのか…と考えた結果、政治の力しかないと思い「政治の力で自殺を減らすんだ」と、私は政治家を志しました。例えば、経済政策と自殺率には大きな関係があることが明らかになっています。しかし、今では受け入れられているこの主張も、私が出馬しようとした当時ではまともに話を聞いてもらえませんでした。それどころか猛反対の嵐です。同僚たちからもですし、ある知見者からは「自殺と政治は関係ない」と言われました。

市議会議員当選後も問題に直面しました。議会で自殺対策をすすめたいと訴えても「政治と自殺は関係ない」と言われてしまったのです。であれば、まずはできる範囲から対策を始めようと思いました。当時は男性サラリーマンの自殺率が高い状況でしたから、相談窓口の問い合わせ先をパンフレットに書き、通勤ラッシュの時間帯に駅前で配ることにしたのです。その際、いかにもなパンフレットですと読まれないですし、そもそも受け取ってくれません。そこで、そのパンフレットにも遊びゴコロを加えました。また、毎日同じパンフレットを配っていても仕方がありません。そこで設定したテーマを前後編にわけてお伝えしたり、次回予告を作ったりもしています。現在はvo.87まで発行していますね。

LAST MESSAGE

私の座右の銘の一つは「人生はエンターテインメント」です。英語でいえば「Be Life of Entertainer」でしょうか。不幸なことがあってもこれまで散々なことばかりでも、私は大丈夫だと思っています。あのシンデレラだって、辛い生活を送っていましたが最後はポジティブな状況に変えることができました。自分が置かれた状況を嘆くのではなく、腐るのでもなく、人生を楽しむことが大事だと思います。そして、お堅いイメージが強い政治にもエンターテインメントの風を吹き込んでいきたいと思います。

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