MESSAGE FOR YOUR OWN WAY

BE YOUNG

「若々しくあれ」

01. 自分の肌に触れるものにはこだわる。楽器のように。

僕はミュージシャンとして活動しています。以前組んでいたバンドではメジャーデビューを果たし、人気テレビアニメのエンディングテーマを担当していました。「バンドマン」と聞いて、どんな生活をイメージするでしょうか。きっと毎晩アルコールを浴びるように飲み、四六時中タバコを吸っている…。そんな破滅的な生活を想像する人もいるかもしれません。たしかに、そういったバンドマンたちがいるのも事実です。しかし、一番ハンパなかったのは僕たちより上の世代で、僕らと同年代のバンドマンたちは結構落ち着いている印象です。

実際にライブの打ち上げもかなり穏やかですし、そもそも参加しないミュージシャンも増えました。記憶がなくなるまで飲むなんてことは、すっかり減ってしまいましたね。とはいえ、泥酔するまでお酒を飲んだり、ベビースモーカーなミュージシャンたちもいて、そういう人たちは日頃の不摂生がお肌に表れがちです。

その点、僕は美意識が昔から高い方でした。アトピーや乾燥肌ということもあり、肌に対しては人一倍敏感。特に保湿効果のあるワセリンは僕にとっての相棒で、なくてはならない存在でした。

また、学生時代には制汗剤などはスースーする刺激性のあるものが流行ります。でも、僕の肌は受け付けませんでした。そんな肌質に加え、アマノジャクという性格もあって、お肌に優しい無添加なスキンケアを続けていました。

そのおかげか、お肌はめちゃめちゃキレイだと言ってもらえます。仕事柄、ヘアメイクさんや美容師さんと接することが多いのですが、「特別なスキンケアしてるんですか?」と毎回のように聞かれるほど。でも、洗顔料などは無添加なものを選び、保湿はワセリンに頼りっぱなしで、特別に何かしてきたわけではありません。

こだわるポイントにはとことんこだわっていました。例えば、シャンプー。バンドを組みたての、お金がない時期でも奮発していました。ドライヤーもケチらずに、高性能なものを購入。ヒゲ剃りのシェーバーも一番グレードが高いやつを買い、美顔ローラーもパチモンではなく、ちゃんとしたメーカーのものを選んでいました。自分の肌に触れるものにはこだわってきたほうです。

02.売れているミュージシャンはヒゲ脱毛をしている!?

自然と美意識の高い日常を過ごしていましたが、それでもヒゲには悩まされていました。いくら高いシェーバーを使っても、鼻の下のヒゲが青く残ってしまいます。青ヒゲはメイクで一生懸命隠していましたが、汗っかきな体質なのでライブ中にメイクが落ちて、青ヒゲが見えてしまうことが何度もありました。シャンプーやドライヤー、シェーバーにこだわったように、あのタイミングでヒゲの医療脱毛をしていればよかったと思います。ただ、本当に効果があるか疑心暗鬼で、どうしても手が出なかったのです。

ちょうどその頃、バンドの曲がヒットし、ブレイクすることができました。売れると、一流の人たちと接する機会が激増します。例えば、僕らのサポートに来てくれたドラマー。見た目が若々しく、よく見ると口の周りがツルツルでした。「なんでそんなにキレイなの?」と聞いたら、ヒゲの医療脱毛をしているというのです。ドラマーの彼以外にも、ビジュアルに気を使っているミュージシャンたちの多くがヒゲ脱毛を受けていることを知り、「売れているミュージシャンはヒゲ脱毛をしているんだな」と関心しました。

そこからヒゲ脱毛を受けるまでにそこまで時間はかかりませんでした。とはいえ、一瞬だけよぎったのは「将来的にヒゲを生やしたくなるかも」という不安。

一般的なサラリーマンの方であれば一生ヒゲはいらないかもしれませんが、音楽業界にいるとヒゲは当たり前。しかも、尊敬しているミュージシャンたちもオシャレにヒゲを生やしている方も多くいる。考えた結果、「あごヒゲは残そう」という結論に。

ただ、口周りのヒゲは、童顔の自分には似合わないし、青ヒゲも気になる。なんといっても、あのL’Arc~en~CielのHYDEさんでも生やしていない(笑)。口の周りだけ脱毛をするデザイン脱毛を受けることにしました。

03.コンビニで年齢確認を受けた、バンド内の“おっさんキャラ”

以前までの僕は、“若作りしているキャラ”としてバンドメンバーたちによくイジられていました。実際にボーカルとは7歳も年が離れているため、バンド内の年長キャラ、オジサンキャラになっていました。イメージとしてはTOKIOのリーダーである城島茂さんです。

そんなオジサンキャラだった僕ですが、ヒゲ脱毛後には異変が起きました。

どうやら少し下の世代のバンドの子たちから「同世代」と思ってもらえているようなのです。接し方がどこかフランクというか、年上の人だとは思っていない感じのコミュニケーションなんです。なので、仲良くなってから自分の実年齢を伝えると驚かれたり、「生意気な態度を取ってすみませんでした!」と謝られることも(笑)。

コンビニの店員さんの対応も変わりました。別に失礼な態度をされるわけじゃないですが、客が年上か同年代か、年下かによって、店員さんはなんとなくリアクションを変えていると思うんです。その意味では、僕は明らかに20歳前後の学生さんに同年代だと思われているフシもある。

しかも、お酒を買ったときに年齢確認をされてしまいました。これには本当に驚きました。だって、30歳を越えているんですよ(笑)。驚きと、そのあとに「あ、自分は若く見られているんだ!」と嬉しくなりました。

ただ、ヒゲ脱毛によって若さを手に入れたからといって調子に乗らないようにしたいです。特に、カメラの高画質化によって「もっとスキンケアに力を入れないとな」と思うようになっています。一眼レフなどの本格的なカメラはもちろんのこと、最近では誰もが持っているスマホでも高画質で写真を撮ることができます。

お肌には自信があったほうですが、改めて自分の写真を見ると「あれ、思っているほど若くねーぞ」と思うタイミングも。なんというか、自分の頭のなかで思い描いている「自分の姿」って都合がいいんですよね(笑)。調子のいい自分がカッコよく決めている瞬間を思い描いてしまう。しかも、そのイメージ像って実年齢のマイナス5歳くらい。だから、高画質のカメラで撮影されると、自分のイメージとリアルのギャップに驚かされるんです。これまで最低限行っていたスキンケアも、乳液などを追加してパワーアップしました。年をとっても年齢を感じさせないようにしていきたいです。

LAST MESSAGE

いつまでも若々しくいたい、美意識を持っていたい。これが僕の願いです。

僕がそうやって強く思うのは、めちゃめちゃお世話になっているベーシスト・IKUOさんの影響。この方は西川貴教さんのソロプロジェクト「T.M.Revolution」でベースを弾いているような一流のミュージシャンです。ぜひアーティスト写真を見てほしいですが、見た目は30歳くらい。でも、この方はキャリアも長く、僕にとっての大先輩でもある方なんです。

見た目が若々しいだけでなく、エネルギッシュでバイタリティにも溢れています。音楽制作の面でもものすごくストイックで、最新のトレンドを押さえている。才能と経験に加え、常に最先端の情報や技術、トレンドをつかんでいるという最強の存在なんです。そんな先輩がいてくれるから、自分も奮い立たされる部分がある。例えば、ファッションは食わず嫌いせずトレンドのものを取り入れるようになりました。音楽もジャンルや世代が違うからといって好き嫌いしないようにしています。

アーティストでいえばHYDEさんや西川貴教さんみたいに、時代とともに変わり、そしていつの時代も攻めている、カッコいい存在であり続けたいです。

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