MESSAGE FOR YOUR OWN WAY
01.職業、アナウンサー

自分の見た目には人一倍気を遣わないといけない業界にいますが、私のヒゲは人一倍濃い。朝、いくら丁寧にヒゲを剃っても夕方にはうっすら生えてくる。番組に出演するときにはメイクをしてもらいますが、夜にはヒゲがメイクを突き破ってくることもありました。アナウンサーという職業柄、「ヒゲを伸ばす」という選択肢もありません。
ヒゲに悩まされていた私を救ってくれたのが、番組で共演していた音楽クリエイターのヒャダインさんでした。ヒゲの悩みを相談すると、ゴリラクリニックがいいと勧めていただいたのです。

実際に脱毛を受けてみると、日々の生活は想像以上に快適になりました。
コスパやタイパを計算してみると、一目瞭然です。1日5分ヒゲ剃りをするとします。20歳から70歳まで毎日続けた場合、なんと延べ2か月間もヒゲ剃りをしていることになる。その手間が省けると思えば、医療脱毛は圧倒的に「タイパ(タイムパフォーマンス)」が良い。また、カミソリやシェーバーの費用を考えてもコスパはいい。そうやって考えると、ヒゲ脱毛しない選択肢はありませんでした。
さらに、私はカミソリ負けによる肌荒れにいつも悩まされていました。脱毛をすればカミソリ負けの心配がなくなるので、肌トラブルからも解放され、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)が劇的に向上しました。
最初は5回コースで少し毛量を減らすつもりでしたが、あまりに快適だったため、「もう完全にツルツルにしてしまおう」と決意しました。

その後、全身脱毛にも挑戦。ヒゲの次に気になったのは脇毛です。私は、お風呂上がりに髪のついでに脇も乾かすほどの濃い脇毛でした。当たり前になっていた習慣ですが、ヒゲ脱毛後に「なんという時間の無駄なんだ!」と気づいたのです(笑)。
一気にではなく、脇→腕→脚→最後にVIO…と、徐々に施術範囲を広げていきました。体毛がなくなってからの生活は本当に快適です。何より、家の中の掃除が格段に楽になります。生活していれば、どうしても体毛は床やカーペットに落ちるもの。それまでは掃除の際に使うコロコロに毛がびっしりとついていましたが、今では髪の毛くらいになっています。
02.75歳の自分に「よくやった!」と褒められたい

脱毛を通じて私は美容に目覚めました。のめり込むきっかけとなったのは、ゴリラクリニックでの施術中に看護師さんからいろいろなお話を聞いたこと。
使用する機械や効果、リスク。ゴリラクリニックの看護師さんは研修制度を通じてしっかりと知識を身につけられています。医師やカウンセラーの方はもちろん、現場で施術をする看護師たちも、皆さんプロフェッショナルです。また、さまざまな患者さんの症例を見てきているので経験談も豊富。私は、施術を受けながら熱心にお話を聞いていました。まるで取材をするかのように、質問攻めにしたことも(笑)。
今では、自分で「脱毛に取り憑かれた男」だと自負しています。例えば、電車でハーフパンツを履いている男性を見かけると、「この人は何回施術したら脚の毛がツルツルになるな」「この肌質なら、あのレーザーがいいかな?」などと、ゴリラクリニックにある機械を思い浮かべながら、勝手にシミュレーションしてしまうほどです(笑)。

美容にのめり込んでいるのは、身だしなみやきれいになっていくことが嬉しいという気持ちだけでなく「未来を見据えた投資」という側面もあります。
私の年齢になると美容に気を遣っているかいないかで徐々に差が出始めると思います。ですが、私は今だけでなく、もっと先、例えば75歳くらいの自分を想像しながら美容に取り組んでいます。今日やったケアが、明日の美肌に直結するとは限りません。しかし、20年、30年という長いスパンで見れば、確実に大きな差となって表れます。75歳になった時、同世代の人たちとの差はもっと歴然となっているでしょう。周りと比べる必要はありませんが、未来の自分に「あの時、ちゃんとケアしておいてくれてありがとう」と言ってもらいたい。そんな思いから、美意識を高めています。

私は美容と投資が趣味ですが、この2つには共通点があると思っています。「長期的な視点で、未来の自分のために行動する」という点です。その結果、資産として表れるか、肌や見た目として表れるか、という違いはありますが、根底にある考え方は同じではないでしょうか。
私が投資に興味を持ったのは、2008年、社会人3年目の頃でした。会社で「投資が趣味です」と言うと「え、ギャンブル好きなの?」と返されるような時代でした。投資には「楽して儲けようとしている」というイメージが強かったのです。しかし、この10年、20年で、NISAもはじまり、世間の認識は大きく変わりました。
そういう意味でも男性美容と投資は似ていると感じますね。私がゴリラクリニックに通い始めた9年前。、男性美容は「一部の人が行うもの」というイメージでした。実際、私が脱毛を始めた当初も「男なのに脱毛!?」と周囲からたくさんイジられたものです。

美容も投資も「あの時始めていれば…」と「たられば」を考えてしまう人が多いと思います。しかし、気づいた時が始め時。自分の人生にとって、一番若いタイミングは間違いなく“今”です。美容も投資も、始めるのに遅すぎるということはありません。
しかも、今は「人生100年時代」と言われます。私は40歳ですが、登山で言えば4合目のようなもの。折り返し地点にも到達していません。ビジネスマンとしても、美容道も、まだまだこれから。
仕事も美容も投資も、未来の自分に褒められるよう、今できることを積み重ねていきたいと思っています。
03.「サラリーマン美容」のススメ

最近は美容に関するお仕事も増えています。そういった機会で私が提唱しているのが「サラリーマン美容」。時代は変わりましたが、男性美容というと今でも「一部の人が行うもの」というイメージは根強くあるように思います。なかには「男性美容=Matt君」のようなイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、彼は「超」が付くほどの上級者。
そうではなく、私が考えるサラリーマン美容は、忙しい毎日を送る人でも、無理なく続けられる内容です。時間的にも、金銭的にも、無理のない範囲で継続することが重要です。
具体的に何をすればいいのか。私が考えるサラリーマン美容の9割は、「保湿」と「UVケア」です。洗顔後の保湿、そして外出前のUVケア。この2つを徹底するだけで、肌は見違えるほど変わります。「保湿とUVケアをやってからが、本当の美容のスタートライン」と言っても過言ではありません。

ちなみに、私はゴルフの時も日傘を愛用しています。最近でこそ「日傘男子」という言葉を耳にするようになりましたが、私はかなり前から日傘を差していました。当時は怪訝そうな目で見られたものです。昨年の夏、アメリカのテキサスに大谷翔平選手の取材に行った時も、もちろん日傘を持参しました。しかし、現地で日傘を差しているのは私だけ。しかし、テキサスの強烈な日差しを考えると、無防備でいることの方が信じられません。
個別の悩み、例えばシミやシワ、たるみなどについては、それぞれに合ったアプローチが必要です。シミが気になるなら、ゴリラクリニックでの施術も選択肢の一つ。
しかし、あれこれと手を出す前に、まずは基本をしっかり行ってほしい。「美容は、スペシャルケアから始めるものではない」というのが私の考えです。
睡眠、食事、そして日々の保湿とUVケア。まずは、基本的な生活習慣を整えること。その上で、「どんな自分になりたいか」を考え、自分に合ったケアを見つけていく。それが、無理なく続けられる「サラリーマン美容」の秘訣だと、私は考えています。
04.LAST MESSAGE

私は、話し方と美容をテーマに講演会を行うことがあります。参加者の皆さんは、アナウンサーとして培ってきた話し方のテクニックだけでなく、美容の話にも非常に高い関心を示してくださいます。質疑応答でも、美容に関する質問が多く出るほどです。男性美容の盛り上がりを肌で感じる瞬間です。
講演では、「言葉や話し方だけでなく、見た目の印象も明るくすることで、より相手に伝わるコミュニケーションが実現する」というメッセージを伝えています。
ヒゲ脱毛後、周囲からは「表情が明るくなった」と言われることが多くなりました。ヒゲは青く目立ち、しかも顔に影を作ってしまいます。それがなくなっただけでも印象は明るくなった。テレビの画面上ではメイクをしてもらうので大きな変化は感じにくいかもしれませんが、日常では確実に印象がアップしたと自負しています。
「明るい印象」を与えることは、ビジネスシーンにおいても非常に重要です。相手に好印象を与え、信頼関係を築く上で、大きなアドバンテージとなります。同じ内容を伝えるにしても、明るく話すのと暗い表情で話すのとでは、相手に与える印象は全く異なります。営業職であれば、商品の魅力を明るく伝えることで、成約率にも差が出てくるでしょう。
そしてもう一つは、内面の変化です。肌の悩みがあると、どうしても気持ちが沈んでしまいがちになってしまう。しかし、そういった悩みが解決することで、心も明るく、前向きになれる。男性美容やサラリーマン美容、そして美容医療にはそんな力もあると、私は信じています。
外見も内面も、明るく輝く自分へ。自分自身はもちろん、メディアなどを通じて、そんな想いを一人でも多くの方に広めていければと思っています。