MESSAGE FOR YOUR OWN WAY

BE BRAVE

「勇敢であれ」

01.わずか4歳から抱えていた、毛深さへのコンプレックス

自分の毛深さにコンプレックスを感じたのは、4歳くらいでした。これは嘘でも大げさでもなく、ちゃんと記憶があるんです。友達と比べても毛がたくさん生えていました。4歳なのでさすがに産毛ですが、幼少期は「なんで」や「変」と言われていました。自分でも、当時流行っていた『ドンキーコング』みたいだなと思っていましたね。

小学生の頃も大変でした。友達の家に遊びに行ったときには友達のお母さんから「体が完成されてるね」と言われたこともあります。悪気がないことは重々承知していますが、そういった何気ない一言はグサッと刺さりますし、今でも心に残っていますね。

そうやって小さいときから毛を気にする人生を送っていた僕は、とあるアイデアを思いつきました。友達と遊ぶとき、罰ゲームとして足にガムテープを貼って、それを勢いよく剥がしていたのです。「闇のゲーム」と僕たちは呼んでいました(笑)。しかも、僕はその闇のゲームを嫌がるのではなく、自分から率先してやっていました。小学生なのでカミソリも調達できなかったですし、そこで友達を巻き込んで“脱毛”をしていたのです。

体が成長していくにつれて、さらに体毛が濃くなっていきます。変なのが、腕と足の毛は濃かったのですが、胸毛など服で隠れる部分はほとんど生えてこないこと。われながら、本当に厄介な生え方です(笑)。特に私を苦しめたのはすね毛です。せめてカールしてくれればいいのですが、私の場合は直毛で伸びていきます。しかも、中学高校くらいになると毛も太くなってきて、サッカーのソックスからすね毛が飛び出すようになりました。チームメイトからも「何で生えてるの?」といじられていたりするようになりましたが、それは自分も知りたい(笑)。高校くらいまではたくさんいじられていましたが、それでも友達の前では明るくふるまってはいました。しかし、心の中ではずっと気にしていましたし、精神的なダメージは確実に蓄積していました。

大人になっても、毛深さに悩む生活が続きます。人と会うときは、毛が濃い部分には着目しないでくれと願っていましたし、なるべく露出が少ない格好を選んでいました。永久脱毛の品質や価格に疑問を持っていたので、処理はなるべく自力。シェーバーで剃ったりもしていましたが、月イチくらいで剃らないと元通りに生え揃ってしまいます。特に足の毛は面積も広いですし、場所によっては剃り残しもしやすい。加えて、生えてき始めた頃はチクチクしてしまいますし、見た目も悪い。放っておくと痒くなってくるので、とにかく不快でした。

02.あの2ちゃんねるで褒められているのだから信頼できるはずだ(笑)

医療脱毛に出会ったきっかけはネットでした。でも、YouTubeやインスタグラムではありません。2ちゃんねる(現「5ちゃんねる」)のまとめサイトです。「医療脱毛に行っているけど、質問に答えるよ」といった記事をたまたま見かけたのですが、そこに書かれていたゴリラクリニックの評判がすこぶるよかった。なんでも正直に言うネット民の評判は間違いないと思いましたね(笑)。ゴリラクリニックについて調べてみると、ペア割などもあってお得だということもわかりました。会社の先輩を誘って通ってみることにしてみました。

結果、昔は考えられないような、短パンやノースリーブを積極的に着用できるようにもなっています。「脱毛行ってるんですけど〜」と積極的に見せるようにもなっているのは自分でも驚きですね。部屋やお風呂の掃除も楽。毛が落ちていないだけで、ストレスの感じ方が大きく違います。

周りの評判は…実はそんなに変わっていません。周りの人からも「え、そんなに毛が濃かったっけ?」と言われることもあります。今思えば自分が気にしすぎていただけかもしれません。たしかに、大人になってから体毛をいじってくる人もいないですし、学生時代でも私より毛深くなった人はたくさんいた。そういう意味では私は早熟なだけだったかもしれません。5月生まれでしたし、身長も高かったですから。でも、それは実際に脱毛をしたからわかったこと。脱毛しないままだったら、いくら「他の人は見ていないよ」と言われても、頭ではわかったとしても心から納得できない自分がいると思います。やっぱり、学生時代にさんざんイジられたマインドで固定されていましたから。

03.「コンプレックス+脱毛」=「ストロングポイント+精神的優位性」

もともと騒がしいキャラではありましたが、宅飲みをしたときとかはすね毛を見てほしくないと思って過ごしていました。心のなかで5%くらい、自分の体毛を気にしている部分があったため、フルで楽しむことができませんでした。ところが、今ではきれいになったことでストロングポイントになっています。前に比べれば、同じような飲み会でも110%くらいで楽しめている感じですね。趣味でサッカーもやっていますが、毛で悩まされることもありません。全力でプレーできるので、もっと楽しくなりました。

脱毛をしているということがストロングポイントとなり、コンプレックスを無くすだけではない心理的にポジティブな影響があるというのは自分でも意外でした。人と会うときに「毛深いところを見ないでくれ」などの無駄な心配をする必要がなくなり、心にゆとりが生まれました。

また大衆浴場などで脱毛をしていない人に対して心の中で精神的優位性を持てるようになっています(笑)。普段はいくらハイブランドの洋服を着ていても、髪型をおしゃれにしていてもお風呂に行けば裸一貫ですよね。そうなると、筋トレしていたり、ムダ毛がなかったり、そういったベースのところの勝負になる。いや、勝負しているわけではないですし、別に堂々と見せつけるわけではありません(笑)。でも、今までコンプレックスに感じていた自分が、精神的優位性を持てるのは大きな変化です。

だからといってオラつくわけではないですよ。でも、何をやるにしても、邪念がないことでかなり前向きになりました。気兼ねすることなく、どんどん攻めていくマインドにもなっています。ノースリーブを着ることが爆発的に増えました。これもどんどん見せていこうと思ってのことです。自分を出して、ガンガン攻めていく。そうやって出していくと、また自分の体が好きになっていく好循環も感じています。「be Brave」の精神で、勇敢に、そして積極的に生きていきたいですね!

LAST MESSAGE

積極的になったことで自分を出せるだけでなく、自分の体が好きになって、筋トレにもハマるようになりました。『サマー・スタイル・アワード』という、夏が一番似合う男性・女性を決めるボディコンテストにエントリーしました。普通は、筋トレをしっかりして体をデカくし、自信をつけてからエントリーする人がほとんどです。でも、それだといつまで経ってもエントリーしないと思いました。そこで、思い切ってエントリーしてしまい、やらざるを得ない状況に自分を追い込みました。こういった積極的な行動ができるようになったのは大きな変化です。なにより、人前で体を出して、みんなに見せるというのは、昔の自分にとっては100%考えられないことですね。本当に、脱毛をきっかけにして別人のように生まれ変わることができました!

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