MESSAGE FOR YOUR OWN WAY

Be decision

「決断せよ」

01.脱色、剃る、抜く、日焼け、隠す。体毛との戦いは連戦連敗

予備校時代。消しゴムを使って文字を消しているときに、気づいてしまいました。「あれ?俺ってこんなに毛深かったっけ…」

中学・高校まで自分の体毛について悩んだことはありませんでした。毛の濃さは普通くらい。しかし、予備校時代に急激に濃くなり、腕や手の甲、指の毛が一気に濃くなっていきます。

気づいたときにはかなり濃くなっていました。ワイルドになるわけでもなく、ただただ汚い。「なんで毛深いんだ」と体質を憎み、親に文句を言ったこともありました。

ここで一案を講じることにしました。考えてみると、外国人の金色の体毛は、毛の量に対して目立ちづらい。ここからヒントを得て、腕や手の毛の脱色を試みました。脱色直後はいいのですが、生え変わりのサイクルが早く、結局はうまくいきません。脱色がダメだと分かり、カミソリを使って剃るようになりました。ただ、これが範囲も広く、めんどくさい。

肌の露出が多くなる夏場だけがんばって剃っていましたが、結局続かなくなりました。

社会人になってからも体毛の悩みを抱えていました。その頃には、手の甲や指の毛を中心に毛抜きで抜くようになっていきます。剃るよりも、生えてくる間隔が長くなるからです。ただ、それでもすぐに生えてきますし、例えば利き手ではない左手で抜くのには苦労しました。

30代になってから、さらに毛が濃くなっていく感覚がありました。例えば私が料理人であれば手に生える毛のケアはマストだったと思います。しかし、私はサラリーマンです。同僚や上司から体毛のことを指摘されたわけでもありません。

腕を日焼けして黒くして毛を目立たなくしたこともありますが、それも不発に終わってしまった。なかば諦めるように、腕の毛を隠す方向に逃げました。夏場でも長袖しか着ないようになり、営業として外回りをしていたときは、とにかく地獄の日々でした。クローゼットには半袖のYシャツは皆無。長袖のYシャツばかり着ていました。また、海水浴やプールも控えるようになっていきます。

02.独身の日々を変えた、ヒゲ脱毛の決断

そんな体毛に悩まされる生活が変わったきっかけが婚活です。それまでは独身生活を謳歌していましたが、35歳の時に神戸から東京に転勤。いい年頃だったことも踏まえ、本格的に婚活を始めました。

 

婚活を始めたものの、最初は思うように進みませんでした。婚活では第一印象が重要です。そして婚活でのファーストインプレッションを与える場はプロフィール写真。

写真館などで撮影しようとは思いませんでしたが、ヒゲが濃いことによって「清潔感がない」と思われてしまうのが嫌で、思い切ってヒゲ脱毛に通う決断をしました。

実は写メールが普及した頃から、自分のヒゲが濃いことが気になり始めました。昔の写メールは画質が良くありませんが、それでも自分のヒゲや青っぽさがしっかりと写ってしまう。毎日剃っていましたが、夕方にはもう生え始めてきます。

そこで仕事終わりに飲み会などの予定がある際には、隠れるようにトイレに駆け込み、ヒゲを剃っていました。

ヒゲ脱毛を受けたあとのプロフィール写真は、特に加工などをせず、自撮りや知人に撮影してもらったものを使用していました。正直、加工などの必要がないと思いました。

そして、ヒゲと一緒に長年コンプレックスを感じていた体毛の脱毛も受けることになります。ヒゲや腕や手だけでなく、胸や脚、VIOも気になっていたので思い切って全身脱毛を行いました。

後に私の妻となる女性とは、ヒゲ脱毛がほぼ終わりかけの頃に出会いました。後日、私の第一印象を聞いたところ、「ヒゲが少ない」「毛が薄い人」という印象を持っていたようです。清潔感もあり、私の印象はポジティブなものだったそうで、脱毛が良い影響をもたらしてくれました。

03.遅すぎることなんてない。38歳、脱毛を始める勇気

交際している当時、初めて夜を過ごした時のことです。その頃にはVIOの脱毛も進んでおり、実は内心ソワソワしていました。後ろめたくはないけれどVIOがツルツルだとビックリさせてしまうかもしれないと思ったからです。

「俺…実はな…脱毛してるねん」と、意を決して打ち明けました。

少し沈黙が流れました。「やっぱりビックリさせてしまったか…どうしよう…」と心の中で思っていると、

「え、実は私も全身脱毛をしている」と彼女。

思わぬところで意気投合し、盛り上がりました。あの時はお互い少し驚きましたが、今ではすっかり笑い話になっています。

VIOの脱毛をしたころは、例えばサウナなどに行ったときに周りの目が気になっていました。しかし、すぐに気にならなくなります。慣れたのもありますが、例えば若い世代の男性でもVIOがツルツルの人がかなり増えてきています。同年代や少し上の世代でも介護を見越して脱毛している人も増えているからです。

脱毛をきっかけにスキンケアやダイエットにも取り組むようになりました。特に、スキンケアに関しては、以前は意識していなかったので、大きな変化です。妻は4つ年下なのですが、知り合いに紹介すると「え、姉さん女房ですか」という反応を受けることもあります。

自分が若く見られているわけで嬉しいことではありますが、その場に妻がいると結構気まずくもなります(笑)。

ただ、それくらい若々しさを取り戻しているという証拠ですし、周りからの評価や褒め言葉により、自分自身をより良くする努力をする気持ちが高まりました。

ファッションやダイエットに対しても、私はしっかりと努力しています。娘が生まれたことで、よりやる気が出てきました。ただ、娘が生まれてからは幸せ太りしていることは否めないので、これからがんばらないといけません…(笑)。

こんな幸せな家庭を築けたターニングポイントを考えると、やはり脱毛を決断したタイミングでした。

何度も「脱毛に行こうかな」と考えたこともありますし、実際に行くまでには時間がかかりました。しかし、あのとき一歩を踏み出せてよかったと思っています。

全身脱毛が終わってからは鼻毛や眉毛の脱毛も受けています。エチケットや身だしなみとして日々処理をしないといけない場所でもあり、処理の手間や気にする必要がなくなることで快適な毎日を送っています。

私が初めて脱毛を決意したのは38歳のときでした。自分でも38歳での決断は「ちょっと遅いのでは?」とも感じたこともありました。

けれど、絶対に試す価値があると信じて踏み切りました。そして、それが正解でした。

もし今の年齢で脱毛を始めようとしても、私は受けるはずです。40代はタイミングとして全然遅くないですから。

04.LAST MESSAGE

最近では脱毛をする人が増えてきていて、その中にはコンプレックスを解消するために脱毛を始めたという方も多いようです。

私自身も、悩みが解消されました自分に対する自信が増し、人との関わりも前向きになりました。大げさではなく脱毛をしていなければ、妻とも、そして娘とも出会えていなかったはずです。

少し値の張る出費ではありますが、それは十分なリターンが返ってくる立派な投資になりました。その金額で自分のコンプレックスが解消されたり、自分らしく生きられるのであればそれは十分な価値があると思います。

もし娘が将来、脱毛を希望するならば、親として全力でサポートするつもりです。私自身が人生を変える経験をしてきたので、娘にも最善の選択をさせたいと思っています。

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