MESSAGE FOR YOUR OWN WAY

Be borderless

「ボーダーレスであれ」

01.美容も、ゲームも、ビジネスも「好きこそものの上手なれ」

私が美容に興味を持ったきっかけは、趣味のコスプレ。業務でネット配信をする必要があり、視聴者数を伸ばすための一環として始めてみたのがコスプレだったのです。

申し遅れましたが、私は今「eスポーツイベンター」をやっています。eスポーツ業界は空前の大ブーム。業界が盛り上がるにつれ、大会開催や配信のニーズが爆発的に増加しています。しかし、従来とのイベントとは一味違うため、eスポーツのイベンターも高まっています。

eスポーツイベンターとして充実した毎日を送っていますが、10年ほど前には秋葉原で業務用ビデオカメラの販売員をしていました。
業界は、私が入社したタイミングですでに売れ行きが右肩下がり。追い打ちをかけるようにスマホも台頭し、万事休すになりました。それでも商品を売らないといけませんから、目をつけたのがインターネットの個人配信というわけです。まだゲーム実況などが一般的ではない時代のことです。

一定の視聴者もつき、商品の紹介だけでなく店のPRも兼ねてゲーム配信やイベントも行うようになっていきました。新しい技術や機材を試していくうちに、配信やイベント設計のスキルが身についていました。その後、転職をして今に至ります。

もしタイムマシーンがあったとして、昔の自分に今の状況を説明してもピンとこないでしょう。ただ、振り返ってみれば「好きなこと」を追い求めてきた人生だなと感じています。
好きだからこそ探求するし、いろいろなことに手を出してみる。新しいことに対しても臆せず「やってみよう」という姿勢が、新しいスキルを身につけるきっかけにもなり、今の自分を形作っていると思います。

そして、その興味や「好き」という気持ちは美容にも自然と向いていきました。コスプレをし始めた頃、ネットに自分の姿を晒すわけですから、自分の見た目にはより一層気を使わないといけないと思いました。
また、コスプレイヤーのコミュニティにも加わったことで、そこから多くの影響を受け、美意識がぐんぐん上がっていきました。その頃から、メイクやファッションが私の趣味の一部になっています。

02.カワイイは、つくれる。強い自分も、つくれる。

最近は、ネットで見たメイクテクニックを自分流にアレンジして楽しんでいます。メイクの技術が上達するにつれて、例えばシャドウの置き方やアイラインの引き方が上手くできるようになっていきます。小さな変更点かもしれませんが、見た目の印象を大きく変えることができるのです。
私にとってメイクは「コンプレックスを隠すもの」ではありません。自分を強くするための手段です。一般的にはマイナスをゼロにするイメージもありますが、ゼロからプラスに変えていくようなアプローチだと思っています。

そして、メイクの次に取り組んだのが医療脱毛でした。そのきっかけをくれたのは、当時の会社の同僚です。彼がゴリラクリニックでヒゲ脱毛を受け、その体験記を社内のオウンドメディアで発信していたのです。
思えば、体毛の処理にはずっと悩まされてきた人生でした。自分は体格が細めですし、毛が目立ちやすい。特に手や足の毛は、コスプレをする際にはジャマ以外の何物でもありません。カミソリで処理をするわけですがカミソリ負けなど皮膚トラブルもよく起きていたので、とにかく厄介な存在でした。
脱毛はずっと気になっていましたし、身近な人間が医療脱毛を受けていることを知った。しかも、オウンドメディアで記事にするくらい満足しているわけですから、好奇心が強くなり、自分自身も受けてみることにしました。

結果は大満足です。清潔感が保たれることで長い人生で見た時、生活の質が高くなったと思っています。

あ、実は後悔していることもあります。それは、もっと早く脱毛を始めておけばよかったということ。そして、私はセレクト全身脱毛を受けましたが、部分部分ではなく丸ごと全身脱毛を選べばよかったです。脱毛後により思うのは、鼻から下は全部脱毛しても良かったかなと思っています。昔の自分にアドバイスできるとすれば「もっと早く」そして「躊躇せず全身をやってしまえ」ということですね。

03.いつまで「ローギア」でいるつもりかい?

脱毛後は、私の心境にも大きな変化がありました。コンプレックスほどではありませんが、気になっていたもの、目の上のたんこぶに思っていた存在がなくなったことで、気分が軽やかになり、メンタルが前向きになった気がしています。メイクによってすでに強くなっていた自信にさらにブーストがかかりました。

私たち世代の人間関係といえば、物理的にアクセスできる範囲に限られていました。しかし、現代の若者たちは、インターネット上での広範な人間関係を築いています。自分がプレイしているゲームのコミュニティに参加したり、好きな配信者のファンコミュニティに入ることは当たり前。私たちが若い頃には考えられないコミュニティの作り方です。

eスポーツ業界は、まさにボーダレスな世界です。同じゲームをプレイしていても、子どもから大人、年齢も国籍も言語も宗教も超えて多様な人間が当たり前にいる。そういったボーダレスな世界で、満足行くコミュニケーションが出来ているのは、美意識のギアを上げたことが大きいと思っています。

私の持つ「ギャップ」も対人関係には役立っています。日頃の美意識のおかげか初めてお会いする方に私の実年齢をお伝えすると、十中八九驚かれます。
eスポーツは新しいジャンルですし、個性的な人も多く活躍している。そういったなかでも気軽に声をかけてもらうことが多くあります。特に若い方たちとの関わりは新鮮で刺激的です。年齢に関係なく様々な方と交流できるのは、私の美意識の賜物ではないかと感じています。これがもし、私の見た目が年相応であったり、あるいは老けて見えたら、若い人たちは近づきにくいと思うのではないでしょうか。美容に対してトップギアで駆け抜けてきたことの思わぬ副産物になりました。

私は「キャラクターが濃い」と言われることが多く、このキャラクターがさまざまなシチュエーションで私を助けてくれています。例えば、転職をした際には、すぐに顔と名前を覚えてもらえます。対外的にも有効で、営業の際にも相手に顔を覚えてもらいやすく、提案などもスムーズに進みやすくなっています。

04.LAST MESSAGE

ゲーム実況者の中には、顔を出さずに人気を得ていた方も多くいます。ただ最近は、顔出しするようになり、そこからさらに人気が高くなった方も増えている。ぶっちゃけると、人気と一緒にギャラも上がるので、オファーをする私たちとしては痛し痒しなのですが(笑)。
ただ、私たちのような業界にも美容の波は押し寄せているのは事実ですし、これはもう抗えない変化でもある。
オタクなイメージも強い業界ですが、すでに見た目に気を遣っている方々が多くいて、裏方でもスーツを着用している人や少しラフではあるもののしっかり清潔感はある人、学生のアルバイトでもオシャレに気を遣っている傾向があります。
その波に飲み込まれるのではなく、むしろ乗りこなしていく。そして人生をボーダーレスに楽しんでいけたらと思っています。

撮影協力:e-Create Space(https://e-createspace.com/)

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