MESSAGE FOR YOUR OWN WAY

BE ACTION

「行動せよ」

01.赤の他人のはずなのに、人の目線が痛い

体毛をコンプレックスだと感じ始めたのは小学生のときでした。高学年になる頃にはすでに成人男性レベルに到達。中学や高校に進学すると、さらに濃く太くなっていきました。

追い打ちをかけるように、ヒゲも生えてきました。あっという間に生え揃い、とどまるところを知らず日に日に濃くなっていきます。冗談抜きで「自分は日本で一番体毛が濃いんじゃないか…」と思うほどでした。ちなみに、“日本の高校生で一番”ではなく、“日本人全員のなかで一番濃い”と思っていました(笑)。

いじられキャラということもあり、仲がいい友達からは、本名をモジって「ゴリ〇〇」とイジられたりも(笑)。とはいえ、そこは仲のいい友達同士。イジりに愛がある分、精神的なダメージはそこまでありませんでした。

むしろ、僕を苦しめたのが見知らぬ他人からの視線です。例えば、カフェやファーストフード店に行ったとき。店員さんに自分の濃い腕毛を見られるのがとてつもなく嫌でした。

腕の毛が露出しないように猛暑日でも基本は長袖スタイル。すね毛が見られるのも嫌なので、いくら暑くても半ズボンを履くこともありません。いかに毛が生えている部分の肌を露出させないかに全力を注ぐ、そんな青春時代を送っていました。

その後、医療脱毛の存在を知り、コンプレックスを解消したいと思いました。人生初の脱毛はヒゲ脱毛でした。腕毛やすね毛なども気になりますが、服で隠せないヒゲを最優先することにしたのです。

もちろん、剃れば隠せるかもしれません。でも、いくら深く剃ったところで青ひげになりますし、肌荒れにもつながる。ヒゲ脱毛はゴリラクリニックではありませんでしたが思い切ってチャレンジすることにしました。

02.体毛のせいで見失っていた「かけがえのない宝物」

ヒゲ脱毛は最高の経験になりました。大げさではなく、生まれ変わったような感覚になったのです。ヒゲがなくなるだけで見た目に清潔感が出ます。カミソリなどで傷つけなくなるため肌荒れなどとも無縁に。僕のヒゲに対する他人の視線も気にならなくなり、生活が一変したのです。

素晴らしい成功体験を経た僕が、全身脱毛にチャレンジすることは必然でした。ただ、ヒゲ脱毛に比べると費用もかさみます。慎重にクリニック選びをするなかで、YouTubeなどで評判のよいゴリラクリニックと出会いました。全身の体毛がコンプレックスでしたから、VIOを含む全身の脱毛を受けることになりました。

コスト面で躊躇する自分もいました。ただ、改めて自分の体毛と向き合うと、これまでの人生で“かけがえのないもの”を見失っていたことに気づかされました。

僕には4歳と2歳の子どもがいます。子どもたちはプールや海が大好き。ただ、普段の生活でも「体毛が服から見えているんじゃないか」と神経質になっているのに、海やプールに行くのは自ら墓穴を掘るようなもの。

子どもたちの喜ぶ顔は見たいのですが、僕自身は正直乗り気になれません。しかも、子どもは僕の微妙な表情の変化にも敏感。無垢な子どもたちに気を使わせてしまうのは、絶対にしたくありませんでした。最終的には妻が強く背中を押してくれたこともあり、全身脱毛に踏み切りました。

03.All need is Action 行動こそすべて

日常生活での大きな変化と言えば、電車での過ごし方が激変しました。体毛がフサフサだった頃は、いつも周りの乗客の人に気を使っていました。特に、近くに女性がいると気が気じゃありません。「見られているんじゃないか」「不潔だと思われたらどうしよう」という強迫観念にさいなまれていました。

もちろん、相手は僕に興味なんてないと思います。頭ではわかっていても、不安で不安で仕方なくなってしまう。その結果、いくら座席が空いていても女性が隣にいる場合は自然と避けるようになっていました。

つり革も「腕を上げることで体毛が見えてしまうんじゃないか」と不安になって掴めません。プールや海は避けて通ることができますが、電車はそうはいきません。こんな日々のストレスから解放されたのもめちゃめちゃ大きな変化でした。

行動をすれば、状況を大きく変えることができる。僕は脱毛から、大事なことを教わりました。

昔から行動は早い方でした。思い立ったら即行動がモットーなので、例えばバラエティ番組のバイク企画を見た翌日に教習所に申し込んだくらいです。仕事もありましたがガチガチに実技を詰め込み、わずか1か月で免許を取得。勢いそのまま、すぐに納車も済ませました。

我ながらかなりのアクティブ派だと思ったのは、初の海外旅行のとき。一緒に行く予定だった友達が急遽行けなくなってしまったのですが、どうしても行きたかった。そこで、急遽一人旅に変更。「友達が行けないから」と諦めたら一生後悔すると思ったからです。

僕はいつも「やる理由」を探すようにしています。行動をしない人は、「やらない理由」を探しがち。そして、世の中にはやらない理由を見つけるのが上手な人ばかりです。

LAST MESSAGE

行動は大事。でも、行動するにもお金が必要です。実は、美容師になりたいと思っていた時期がありました。しかし、学校に行くのもお金がかかってしまう。免許を取って働き始めても、何年もアシスタントとして下積みする必要があり、少ない収入では家族も養えません。

結局、お金がネックになって夢を諦めてしまいました。あのときと同じような後悔を二度としないように、選択肢や進路は出来る限り増やすようにしています。

選択肢という意味では、脱毛前の僕は選択肢が限られていました。体毛のせいで行けない場所や体験できなかったことがたくさんありました。行動していれば得られた人生経験や知見も違っていたはずです。

過去に囚われ続けても仕方がないので、未来の方を向き、後悔しないような人生を送っていきたいです!

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