MESSAGE FOR YOUR OWN WAY

BE CONTINUITY

「継続せよ」

01.自分を上手に“おだてて”あげよう

今では90kgまで体重を落としましたが、2〜3年前には120kgもありました。身長が180cmとはいえ、120kgというのは自分でも太っているなと思っていました。若い頃には太っていても問題ありませんでしたが、年齢を重ねると体調が悪くなることも増えていきます。ちょうどコロナ禍の在宅ワークによって、家にいる時間や自由に使える時間が増えたこともあり、思い切ってダイエットを決意しました。

まず取り組んだのは有酸素運動と食事管理。コロナ禍ということもありジムには通わず、すべて自宅でトレーニングしました。120kgからのスタートでしたので、最初の段階でガツンと減量。すると、気分も乗ってきます。やっぱり、努力して自分の体に変化が起きると嬉しい。次第に本気モードになっていき、1年で30kgものダイエットに成功しました。

運動は有酸素運動をメインでしたが、痩せていくなかで徐々に「筋肉をつけたい」と思うようになりました。ただ痩せるだけでなく、メリハリのある身体づくりを目指し、筋トレも本格的にスタート。もともと足の筋肉には自信があったこともあり、筋トレをするとすぐに変化がありました。特にふくらはぎの筋肉は我ながらボリュームがあると思っています。ただ、どうしても気になるものがありました。それが体毛です。せっかく鍛えても、体毛のせいで筋肉のボリューム感がかすんでしまう。実際に鍛え上げた筋肉の輪郭は上手く浮き出ません。次第に、体毛がジャマだと思うようになっていました。試しにカミソリで足の毛を剃ってみたところ、体毛の有無によって見た目の印象が大きく違うことを実感しました。

自分で毛の処理をしてみると、思ったとおり筋肉の形がくっきりと見えるようになりました。私はボディビルをやっているわけではないですし、他人に見せるわけではありません。完全に自己満足の世界ですが、それでも毛がなくなると、鍛えたところの筋肉の変化に敏感になる。実際に、張ってきたり、ポコっと盛り上がるという変化に気づきやすくなりました。こうやって努力の成果が可視化されることが、筋トレのモチベーションをさらに高めました。

そもそもダイエットも筋トレも、頑張っても報われないと、なかなか続けることができません。私がダイエットに成功したのも、きちんと痩せていったから。もし思うように痩せなければ、やる気がなくなっていたでしょう。頑張った分ちゃんと成長している実感を常に感じること、これこそがモチベーションを高く保ち続けるコツだと思います。そういう意味では、体毛がなくなることで、実感がより目に見えやすくなる。

当初は自分でカミソリなどを使って処理をしていましたが、すぐに生えてきてしまいます。しかも、下半身は思っている以上に広範囲で、処理するのにはかなりの時間がかかってしまう。除毛クリームも使ってみましたが長続きしませんでした。自分で処理するのはあまりにめんどくさく、結局はそのままにしていました。しかし、この頃から医療脱毛のことが気になり始めていました。

02.自らの手で掴み取った成功は、揺るぎない自信となる

脱毛といえば、同時期にヒゲ脱毛にも興味が出ていました。毎朝のヒゲ剃りはとにかくめんどくさい。かといって、仕事柄ヒゲを剃らないという選択肢はありません。仕事中はマスクを着用していますが、エチケットとして剃る必要がある。カミソリではなくシェーバーを使っていましたが、シェービング後の肌荒れには悩まされていました。ヒゲが似合う顔と言ってもらうこともありますが、自分としては伸ばすつもりはない。いつしかヒゲ脱毛を受けてみたいと思うようになっていました。

ちょうど脱毛が気になっていた頃、仕事で評価され、給料が上がりました。これによって脱毛のネックだった費用面がクリアし、ヒゲと体毛(脇・胸・腹・エチケット・膝上・膝・膝下)の脱毛に踏み切ることになりました。

正直に言うと、ヒゲ脱毛は痛かった(笑)。けれども、筋トレやダイエット同様に、ちゃんと報われました。やはり筋肉の変化を目で確認できるようになりました。これが筋トレのモチベーションを上げることにかなり良い影響を与えています。ダイエットが一段落したあとも、筋トレを続けられているのは、自分の変化に自分で気づいてあげられる状態があるからだと思っています。

私にとって、すべての始まりはダイエットでした。ダイエットが私の人生を変えました。いや、正しく言えば、ただ痩せたことではなく、自分が努力をしてダイエットに成功したことが大きかった。自分の体が変わっていくこと、そして自分の努力が実ったこと、これによって自分のことが好きになっていきました。しかも30kgの大減量というのが大きかったと思います。3kgの減量なら比較的痩せやすいと思いますが、30kg減というのは我ながらよく頑張りました。

減量を成功させた、という事実が自分の力で減量し医療脱毛を実践。見た目に対する力の入れ様で自信がつきました。この自信は仕事に対する取り組み方にも大きな変化をもたらします。給料が上がったのも、ダイエット後の話です。仕事で成功したという経験は次につながると思います。今、さらに高い目標に対して邁進しています。

03. 意思の力だけで継続するのは難しい。大事なのは「継続できる工夫」

結局、継続が一番大事だと思います。すぐに結果にあらわれないかもしれませんが、日頃の努力の積み重ねが欠かせない。ダイエットでも筋トレでも仕事でも、自分で納得できる結果を出せたのは、やはり「途中で投げ出さずに続けてきたから」こそだと思います。結果を出すには継続が欠かせないですし、結果を出せば自信につながる。つまり、継続することが自信につながるのだと思います。

そして、継続する工夫も続けてきました。「痩せたい」とか「筋肉をつけたい」という意思だけでは、どうしても長続きしない。有酸素運動に関しては「ダイエットには有酸素運動が大事だけど、外へ走りに行くのはめんどくさい」と思っている自分がいました。そこで自宅にエアロバイクを置けば、好きなテレビを見ながら運動ができます。この作戦が功を奏し、続けることができました。こういったフィットネス系のアイテムは、買ったときがやる気のピークで、いつの間にかホコリをかぶっていることが「あるある」です(笑)。しかし、そうはならなかった。というか、そうはさせなかった。

LAST MESSAGE

継続は力なりとはいいますが、頭ではわかっていても、なかなか続けられるものではありません。でも、私はその重要性を身をもって体感することができました。そして、一度でも実感できればこちらのもの。次の挑戦にも諦めることなくトライできると思います。

そのための工夫は誰だってできると思います。私の場合なら体毛を剃ってモチベーションを上げていましたし、有酸素運動だってテレビを見ながら続けた。そして、毛を剃るなど自分自身ではなかなか続けられないものは、医療脱毛に頼りました。こういった努力や工夫の先に、自分が望む姿を手に入れることができるのだと思います。

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