脱毛後はいつからお風呂に入れる?ダメな理由や効果との関係を解説
脱毛の施術を受けた後は入浴を避けなければいけないといわれていますが、具体的にはいつから入っても良いのか気になる人もいるでしょう。
この記事では、脱毛後いつからお風呂に入っても大丈夫かや、脱毛直後の入浴がダメな理由、入浴の脱毛効果への影響を解説します。
また誤ってお風呂に入ってしまった場合のケアの方法も紹介します。
1. 脱毛直後のお風呂がダメな理由や効果への影響は?
脱毛の施術直後は、どのクリニック・サロンでも基本的に入浴はNGだと言われる場合がほとんどです。
脱毛直後のお風呂がNGなのは、以下のような理由があるからです。
・肌のダメージが長引く
脱毛の施術では、レーザーや光を肌に照射します。
このレーザーや光は毛の黒い色に反応する仕組みではありますが、肌に全く影響がないというわけではありません。
施術直後の肌は、レーザーや光によって軽いやけど状態となっており、熱がこもっています。
時間が経つと徐々に治まっていきますが、その状態でお風呂に入ってしまうことで、ダメージが長引いてしまうことがあります。
・赤みやかゆみが出る可能性がある
脱毛直後の肌は、赤みやかゆみが出やすい状態です。
お風呂に入ると体温が上昇し、血行が良くなります。
そうすると施術部位の赤みがより強く出てしまったり、かゆみが出てしまう可能性があります。
・雑菌が入ることで炎症になる
脱毛後の肌はデリケートな状態になっています。
その状態で湯舟につかると、雑菌が入り込むことで、肌に炎症が起こってしまう可能性があります。
またお風呂に入って体温が上がると汗をかきやすくなります。
汗をかいたままにしておくと、雑菌が繁殖しやすい状態になるため、肌の炎症につながる可能性があります。
脱毛の効果自体への影響はない
脱毛直後にお風呂に入るのがNGだと言われると、入浴が脱毛の効果にも影響してしまうのではないかと考える人もいるかもしれません。
実際には、脱毛直後の入浴で脱毛の効果に影響が出ることはありません。
もし入浴してしまったとしても、それで毛が抜けなくなってしまうようなことはなく、施術で効果を得られた毛は、時間が経つと自然と抜け落ちていきます。
入浴禁止はあくまでも肌のトラブルを防ぎ、なるべく早く肌のダメージ状態を回復させるためのものと考えておきましょう。
脱毛の直前も入浴は避ける
脱毛後の入浴だけでなく、脱毛の施術直前の入浴にも注意が必要です。
施術を受ける直前に入浴をし、血行が良くなった状態で施術を受けると、赤みなどのトラブルが起こりやすくなります。
施術によって肌へのダメージを受けやすい状態になってしまうので、脱毛の施術を受ける前も、ぬるめのシャワーで済ませるようにしましょう。
2. 脱毛後はいつからお風呂に入っても大丈夫?
脱毛後の入浴は、一般的に当日はNGと言われる場合が多く、翌日から可能としているクリニック・サロンが多いです。
そのため脱毛の施術を受けた後は、12時間程度は入浴を避けましょう。
翌日からはお風呂に入ることができますが、入る前に肌の状態を確認し、赤みやほてりがある場合は入浴を避けるようにしましょう。
脱毛後の入浴については、クリニック・サロンによって推奨している期間が異なる場合もあります。
そのため、当日NGというのはあくまでも目安として、実際に通っているクリニック・サロンの指示に従うようにしましょう。
3. 脱毛直後にお風呂ではなくシャワーに入る場合の注意点
脱毛の施術当日は湯船につかるような入浴はNGですが、シャワーであれば当日であっても浴びることが可能です。
肌の状態が落ち着くまでは、なるべくシャワーで済ませるようにしましょう。
ただし、シャワーを浴びる場合でも、下記のポイントには注意する必要があります。
・ぬるめの温度に設定しさっと入る
シャワーであっても、高い温度に設定をしてしまうと、体温が上がり入浴と同様に肌の赤みや炎症につながってしまう可能性があります。
そのためシャワーの温度はいつもより低めに設定するようにしましょう。
また長時間シャワーを浴びることも体温の上昇につながるので、シャワーであってもなるべく短時間で済ませるようにするのがおすすめです。
・肌を強くこすらない
脱毛直後でダメージを受けている肌は、摩擦などの刺激もなるべく避けてあげる必要があります。
そのため体を洗う際は、強くこすったりせず優しく洗ってあげましょう。
またタオルで体を拭く際にも、清潔なタオルで優しく拭くことを心がけましょう。
・スクラブなどの肌への刺激が強いものは使用しない
脱毛の施術後の肌はダメージを受けデリケートな状態なので、肌の状態が落ち着くまでは、肌への刺激が強いものは使用を避けましょう。
特にスクラブやメントールが配合されているようなアイテムは、刺激が強く肌トラブルを引き起こしやすいので、注意が必要です。
4. 脱毛直後にお風呂に入ってしまった場合のケア方法
脱毛後の入浴は避けるように言われていても、誤って入ってしまうことがあるかもしれません。
また自分では肌が落ち着いたように思っていても、入浴をしたことで肌に赤みやかゆみが出てしまうこともあります。
脱毛の施術後、すぐに誤ってお風呂に入ってしまった場合や、入浴で肌に赤みやかゆみが出てしまった場合には、下記のケアを行うようにしましょう。
・しっかりと肌を冷やす
誤ってお風呂に入ってしまった場合や、入浴で赤み・ほてりといった症状が出てしまった場合には、まずはしっかりと肌を冷やすことが重要です。
濡れたタオル等を用意して、施術を行った部位に優しく当ててあげましょう。
保冷剤などは冷やし過ぎになってしまう可能性もあるので、注意が必要です。
・体温の上昇を防ぐため安静にする
入浴によって上がってしまった体温を落ち着かせるために、なるべく涼しい場所で安静にするようにしましょう。
暑い場所にいたり、動き回ってしまったりすることで、さらに体温が上がってしまわないようにすることが重要です。
・スキンケアをしっかりとする
脱毛後の肌は乾燥しやすい状態になっており、乾燥することで肌トラブルを起こしやすくもなってしまいます。
また入浴後は水分が蒸発してどんどん肌が乾燥していくため、しっかりとスキンケアをすることが大切です。
入浴した後は時間が経つ前に化粧水で保湿し、クリームなどでふたをしてあげましょう。
また肌をなるべく清潔に保つことも重要です。
・肌トラブルはクリニックやサロンに相談する
もし炎症が起こってしまったり、赤みなどの症状がなかなか治まらない場合には、通っているクリニックやサロンに相談してみましょう。
適切な対処方法を教えてくれたり、軟膏などを処方してもらうこともできます。
5. 脱毛後のお風呂以外にNGになるのはどんなこと?
脱毛後はお風呂以外にもNGとされていることがいくつかあります。
脱毛後にNGとなるのは、基本的に体温が上昇してしまうことや、血行が促進されるようなことです。
脱毛後のNG行動の例
・サウナ
・岩盤浴
・運動
・飲酒
これらも赤みなどのトラブルの原因となってしまう可能性があるので、お風呂と同様に肌の状態が落ち着くまでは避けるのがおすすめです。
他にもプールや薬の服用、日焼けなどにも注意が必要です。
施術を受けた後は、通っているクリニック・サロンの指示に従って過ごすようにしましょう。
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