無料カウンセリング予約

0120-987-118

診療時間:11:00~20:00

毛嚢炎に悩む日本人男性

脱毛による毛嚢炎(もうのうえん)の治し方5選|男性専門の医療機関が徹底解説

2025/03/11

シェービング、ワックス、レーザー脱毛、など、さまざまな脱毛方法で毛嚢炎が起こることがあります。
脱毛を行う際は、皮膚に過度な負担をかけない方法を選ぶことが重要です。
特に自己処理や不適切な処理が原因となることで毛嚢炎を発症する可能性は高く、自己処理でトラブルを避けるためには注意が必要なため、脱毛や自己処理による毛嚢炎について詳しく解説します。

1. 毛嚢炎(もうのうえん)とは毛穴の炎症

kenuki19

脱毛をすることで、毛包(毛根)に炎症が起きる状態です。

主な症状

・赤い膨らみ(膿を持つこともある)

・痛みやかゆみ

・皮膚に小さな膿疱(膿がたまった小さな袋)

・炎症を伴う場合、腫れや熱感

3つの原因

肌の摩擦や刺激:脱毛後の肌が敏感になっていると、摩擦や刺激で毛包(毛根)が炎症を起こしやすくなります。また、毛包(毛根)が傷ついたり毛根周辺が刺激を受けたりする場合もあり、細菌が繁殖しやすくなることでこのような症状が現れることがあります。

感染症:脱毛により毛根の周りに細菌(特にブドウ球菌)が毛包に感染することで炎上を引き起こしやすくなり、毛嚢炎の原因となります。

皮脂分泌:皮脂が過剰に分泌されると、毛穴が詰まりやすくなります。

皮脂が過剰に分泌されると・・・

  1. 毛穴の詰まり
    皮脂が過剰に分泌されると、毛穴が詰まりやすくなります。毛穴が詰まると、皮脂や古い角質、汚れなどがたまり、細菌が繁殖しやすい環境が作られます。これが毛嚢炎の原因となることがあります。
  2. 細菌の繁殖
    皮脂は皮膚表面の常在菌(例えば、アクネ菌やブドウ球菌)を栄養源にすることがあります。皮脂が過剰に分泌されることで、これらの細菌が増殖しやすくなり、毛包(毛根)に感染を引き起こし、炎症につながります。
  3. ニキビや吹き出物との関連
    皮脂が多い部位(例えば顔や背中)では、ニキビができやすく、これも毛嚢炎として見なされることがあります。特に顔や胸部、背中など、皮脂腺が活発な部位で毛嚢炎が発生しやすいです。

好発部位

自己処理をしている部位、摩擦が多い・湿度が高くなりやすい部位は肌が敏感になりやすく、好発部位といえます。

また、上記でも記載がある通り、皮脂の分泌量が多い部位は毛嚢炎との因果関係もあり毛嚢炎を発症しやすい部位です。

脇の下

脇の下は皮膚が柔らかく、汗をかきやすい場所です。また、脱毛後に衣類や肌が擦れることで摩擦が生じ、毛嚢炎が発生しやすくなります。加えて、脇の下は湿気がこもりやすく、細菌が繁殖しやすい環境でもあります。

VIO(陰部周辺)

この部位も敏感で、脱毛や剃毛後に摩擦が生じやすく、皮膚が傷つきやすいです。また、汗や湿気がこもりやすく、毛嚢炎が発生するリスクが高いです。

顔(特に顎や口周り)

顔の中でも、特に顎や口周りの毛嚢炎はよく見られます。顔の皮膚は薄く敏感で、脱毛後に細菌が感染しやすい部位です。また、顔の毛は比較的硬く、アクネ菌が多く存在し毛穴が詰まりやすいことも原因の一つです。

脚(特に太ももや膝裏)

脚の太ももや膝裏も毛嚢炎を引き起こしやすい部位です。これらの部位は、摩擦が多く、また長時間密着する衣服が肌を刺激することがあります。さらに、湿度が高くなると細菌が繁殖しやすくなります。

背中

背中も脱毛処理後に毛嚢炎が発生しやすい部位の一つです。背中は汗をかきやすく湿気がこもります。衣類や寝具、バッグの肩ストラップなどによる摩擦や、蒸れることでアクネ菌が活発になります。また背中は顔と同じく皮脂腺が多く、アクネ菌が繁殖しやすいことから毛穴を塞ぎ、汗や角質が溜まりやすくなることで、炎症が起きるリスクが高いです。

2. 毛嚢炎が発症しやすいシーン

136777404

毛嚢炎が発症しやすいシーンや状況には、いくつかの要因があり、以下のような状況で毛嚢炎が発症しやすくなります。

脱毛後のケアが不十分な場合

脱毛処理(シェービング、ワックス、レーザー脱毛など)の後、毛嚢炎が発症しやすくなります。特に脱毛後の肌は敏感で乾燥しやすくなっています。

毛包(毛根)が傷ついていたり、乾燥していることで細菌が感染しやすく、適切なアフターケア(清潔に保つ、保湿する、抗菌処置)を行うことが最も重要です。

過度な摩擦や圧迫

特に運動後や長時間の歩行、衣服による摩擦が強いと、摩擦で毛包(毛根)が刺激され、炎症を引き起こすことがあります。例えば、タイトな衣服や下着を着用していると、摩擦で毛嚢炎が発生することがあります。

汗をかきやすいシーン

汗を多くかいた後、特に湿度が高い環境や温暖な場所で活動することは、毛嚢炎のリスクを高めます。汗によって毛穴が詰まりやすく、湿気がこもることで細菌が繁殖しやすくなるためです。スポーツ後や夏場の屋外活動後などが該当します。

不衛生な環境や不適切なスキンケア

肌が不衛生な状態、または不適切なスキンケアを行っていると、毛嚢炎が発症しやすくなります。例えば、顔や体をきちんと洗わない、スキンケア製品が肌に合わない場合、毛穴が詰まり、細菌が感染しやすくなります。また、皮脂を過剰に取りすぎると、肌が乾燥し、逆に皮脂がさらに多く分泌されることがあります。過剰な洗顔を避け、適切なバランスを保つことが重要です。

ホルモンの変動やストレス

ホルモンバランスが崩れると皮脂分泌が増え、毛穴が詰まりやすくなります。思春期、ストレスなどが原因で皮脂量が増加し、毛嚢炎のリスクが高まります。

免疫力が低下している時

免疫力が低下していると、細菌感染が起こりやすくなります。風邪や疲れ、病気後など、免疫力が低い状態では毛嚢炎を引き起こしやすいです。

不適切なシェービングや自己処理

シェービングやワックス脱毛を行う際、間違った方法で処理を行ったり、使用する道具が清潔でないと、毛嚢炎が発生することがあります。特にシェービング後に刃が肌を傷つけたり、ワックスが毛包(毛根)に残ったりすると、毛嚢炎が引き起こされることがあります。

3. 毛嚢炎の対策方法5つ

モニターを見て考える医師

①脱毛後のアフターケアをしっかり行い、抗菌効果のある石鹸で顔や体を洗うなど肌を清潔に保ち、保湿を心がけましょう。皮脂を過剰に分泌しないよう、清潔を保ち、皮脂をコントロールする洗顔料や保湿成分のあるスキンケア製品を使用することが大切です。

 

②適切な衣類の着用を心がけ、肌への摩擦や圧迫を避けます。

 

③汗をかいた後にシャワーを浴びるなどして、湿気や細菌を取り除くことが大切です。

 

④清潔な道具を使う(シェービングや脱毛器具など)、また、脱毛時に肌を傷つけないよう注意する必要があります。電動シェーバーを使用することをおすすめします。

 

⑤健康的な生活を心がけることで、免疫力を向上させ、皮膚の健康を保ち、毛嚢炎のリスクを低減させるために重要な要素です。バランスの取れた食事、十分な睡眠、ストレス管理、運動、適切な水分補給などを心がけることで、毛嚢炎のリスクを減らし、健康的な肌を保つことができます。

次回の脱毛時までに毛嚢炎が残っている場合は照射を避ける

毛嚢炎が残っている場合、基本的にはその部分への照射は避けるのが一般的です。症状が強く出ている場合はその部分を避けたり、脱毛時期を延期することもあります。毛嚢炎がある場合、照射を避ける理由は3つあります。

 

①炎症が悪化する可能性がある
 → 照射による熱で炎症がひどくなったり、炎症部位がさらに広がることがある。

 

②痛みが強くなることがある
 → 毛嚢炎がある部分は肌が敏感になっているので、通常より痛みを強く感じる可能性がある

 

③肌トラブルが起きやすくなる
 → 照射後に色素沈着やニキビの悪化が起こるリスクがある。

 

ゴリラクリニックでは脱毛による炎症の広がりなどのリスクをなるべく最小限にするためにも、施術前に必ず毛嚢炎の状態を確認し、照射の可否を判断しています。

基本的なこととして、肌を清潔に保ち、しっかり保湿し、なるべく摩擦や刺激を避けることを心がけましょう。

1週間以上経っても改善しない場合は皮膚科を受診

症状が長引いたり悪化するようであれば、皮膚科で診察を受けることをおすすめします。炎症や感染を予防するために、医師の指導のもとで抗菌クリームやローションを使用することが推奨される場合があります。

 

細菌の繁殖を防ぐためや炎症を抑えるために、脱毛施術直後にクリニックで処方される抗菌作用のあるローションやクリームを使用することも多いです。また、皮脂量は毛嚢炎の発症に大きな影響を与えるため、皮脂のコントロールは予防の一環として非常に重要です。

 

施術前はビタミンC・E・B群(B2・B6) を取り入れ、 皮脂の分泌をコントロールする、ターンオーバー(肌の生まれ変わる周期)の促進することで炎症を抑えることができるので、予防薬にも有効的です。もし脱毛後に毛嚢炎が発症してしまったら毛嚢炎がひどくなる前に適切なケア、治療を行うことが大切です。

4. ゴリラクリニックなら万が一の肌トラブルも安心

komokarisk1

ゴリラクリニックは、男性専門の医療脱毛クリニックとして、300万件以上の施術実績があります。万が一、脱毛後に毛嚢炎などの肌トラブルが発生した場合でも、院内の医療従事者が迅速かつ適切に対応いたします。

 

毛嚢炎は脱毛後に起こることがありますが、適切なケアを行うことでリスクを最小限に抑えられます。毛嚢炎を防ぐために、日々のスキンケアや生活習慣の改善を意識し、症状が長引く場合は早めに医療機関を受診しましょう。

ゴリラクリニック総院長稲見文彦医師画像

ゴリラクリニック総院長 稲見 文彦

経歴

2000年
東邦大学医学部卒業
東邦大学形成外科学教室入局
2003年
大手美容形成外科入職
2008年
京都分院長に就任
2015年
ゴリラクリニック総院長就任

所属学会

  • 日本形成外科学会
  • 日本美容外科学会(JSAPS)

本当に患者様のためになることなのか、患者様にご満足頂くために、自分でできることは何なのか、それだけを考えて行動しなさい。

ゴリラクリニックスタッフの規則の第一項目です。

医療機関としての誠実さ、院内の清潔感はもちろんのこと、美容を謳う者として、よりスタイリッシュで洗練されたサービスを提供するクリニックでありたいと努力しています。患者様に愛されるクリニックを目指して、マニュアルではない、ひとりひとりの患者様に合った最適な治療法とサービスを考えていきます。