Be Healthy in mind body and spirit

01.一期一会の出会いだからこそ、第一印象が重要

ゴリラクリニックではシミ治療を受けました。とはいえ、シミについて悩んだことはほとんどありませんでした。私はサーフィンが趣味で、ずいぶん長く色黒だったこともあり、シミが目立たなかったのです。

ただ、目立たないだけで、シミは確実に存在していました。サーフィンを控えるようになると、肌が白っぽくなり、急にシミが目立つようになりました。

人前で話すことも多く、しかも聴衆のほとんどが一期一会の方ばかり。いかに自分の講演を引きつけられるようにするかが問題になるわけです。魅力的なプレゼン内容にすることはもちろん、講演者としての自分自身の見た目にこだわることも重要です。

よく言われるように、人は初対面の印象を3秒で決めると言われています。だからこそ、講演者として舞台に立つ瞬間、聴衆がどう見ているか、自分の見た目がどう映っているかを意識しなければならないと感じました。人は見た目じゃないと言われますが、それでも人は見た目で無意識に判断してしまう。逆に、見た目が整っていると、内容も伝わりやすく、受け取る側も受け取りやすくなると思います。

そういった事情がありますから、シミだらけの顔を見て「これは大変だ」と感じました。私の妻からも釘を刺されました。服装だけでなく、髪や皮膚の手入れをしっかりして人前に立たないと失礼だと言われ、たしかにその通りだと思いました。

02.「無頓着」の積み重ねは、大きな代償を生む

ある日ゴリラクリニックのWeb広告に出会いました。全くの偶然でしたが、シミなどが気になると自然と検索結果に引っかかるものです。男性専門であることが謳われており、「これだ！」と思いました。

「私のような年代がクリニックに行くと目立つのではないか…」と気にはなりました。ただ、男性専門というのが背中を押してくれました。実際に訪れてみると若者がメインでしたが、それでも50代ぐらいの方もいてひと安心しました。

クリニックで調べてみると私は同世代の人を比べるとシミが多くありました。きっとこれは長年のサーフィンが原因でしょう。

まずはトライアルで試してみて、その後10か所のシミを取ることにしました。

今思えば、自分の肌に対してとことんスパルタでした。日焼け止めも塗っていませんでしたし、海から出た後のケアもほとんどしてこなかった。妻から「ちゃんとケアした方がいいよ」と何度も言われていましたが、当時の私は聞く耳を持ちませんでした。

後悔はしていますが、仕方ない部分もある。私たちの世代では、男性が肌に何かを塗るなんてことはあまり一般的ではありませんでしたから。

それが結果として60歳頃に大きな代償を払うことになるわけですが…。

コロナの影響でマスク社会になり、自分の顔の一部を隠すことができるようになりました。しかし、マスク生活は永遠に続くわけではない。むしろ、マスクをしている間に施術を受けてしまえば、他人に気づかれることはないと思いました。それが治療のダウンタイムを隠すチャンスだと思い、このピンチをチャンスに変えることができました。

シミ治療を経験してからは、肌ケアの意識が変わりました。今では、ちゃんと手入れをしなければいけないと思って、色々な対策を実行しています。例えば、日焼け止めを持ち歩いていますし、風呂上がりには乳液や化粧水などもきちんと用意して使うようにしています。

03.好奇心の赴くままに人生を。

所属している専門学校は全国に80校ほど展開する大きなグループで、学生数は3万から4万人ほどいました。私自身は特に医療系の学校に所属していて、主に微生物などの授業を担当していました。

生徒に教えることと並行し、学校の広報業務も手がけるようになりました。インタビューや撮影、動画編集、DM作成など、範囲はかなり広かったです。広報の仕事は部署異動を指示されたわけではなく、自分で新しいことに挑戦してみたかったからです。

広報業務に興味を持つようになったのは、MacBookを手に入れたことがきっかけでした。新しいものが好きで、MacBookを買って使い始めてから、プレゼンや動画編集をMacでやったほうが見栄えがいいと感じるようになりました。

66歳になっても美容クリニックに通うのは、勇気がいることかもしれませんが、私の好奇心は美容外科にも向かいました。

もし何も治療をしなかった場合、シミがコンプレックスになっていたでしょう。人前で働く職業なので、それは仕事にも影響していると思います。

もともとポジティブな性格でもありますが、シミという悩みがなくなり、仕事に自信が出てきた感じがしています。人前で演説していても、自分の顔のことを気にすることが減っていますし、自分の外見に自信が持てるようになっている。

それがメンタル面にも影響しているはずです。これがさらに私の前向きな気持ちを後押しし、さらに好奇心の赴くままに行動しやすくなりました。

04.LAST MESSAGE

私が大切にしている思いは「Be  healthy in mind body and spirit」 。心身ともに健康であれ、という意味ですね。

実は、62歳の時に心筋梗塞になり、5時間の大手術を受けました。意識はあったので、手術を受けながら「ああ、人間の命ってものは結構簡単に終わるんだな」と感じました。

心筋梗塞を経験したあの日から、私の見る世界は大きく広がりました。自分の人生を悔いなく生きることを決めました。これからも好奇心を思う存分発揮し、「Be  healthy in mind body and spirit」という言葉を心に刻みながら、一日一日を大切に、人生を全力で楽しんでいくつもりです。