更新日 2026/04/02
特定の場所に繰り返しニキビができることに悩んでいる男性は多くいます。「体質だから仕方ない?」「何か原因がある?」 と疑問に感じたことがあるのではないでしょうか。実はニキビのできる場所によって原因は異なります。この記事では、ニキビができる基本的な仕組みを整理したうえで、ニキビができる場所ごとの原因を皮膚科医の視点から解説します。
ニキビは、急に発生するものではなく、肌内部の異常によって段階を経てニキビが発生します。
正常な毛穴は、目に見えないほど小さく引き締まっていて、顔には約20万個の毛穴があると言われております。
皮脂と古い角質が混ざり合い「角栓」が形成されたり、皮脂が酸化することで黒ずみを引き起こします。本来はスムーズに排出される皮脂や古い角質が毛穴の中にとどまり、毛穴詰まりが起こります。
皮脂を栄養とするアクネ菌が毛穴の中で繁殖し、皮膚が炎症を起こすことで、ニキビが発生します。ニキビには、軽度の「白ニキビ」から膿を伴う「黄ニキビ」まで種類はさまざまで、専門的な治療をおすすめする場合があります。
この一連のメカニズムは、顔のどの部位でも共通です。
しかし実際には、ニキビができやすい場所と、そうでない場所があると感じる方が多いのではないでしょうか。
その理由は、皮脂量や刺激の受けやすさなどが、顔の部位ごとに異なるためです。
実は、男性の肌は、以下の要因によって女性よりニキビができやすい特徴を持っています。
皮脂量が多い一方で、保湿ケアが不足しがちなため、皮脂の過剰分泌と乾燥が同時に起こりやすい状態の男性が多くいます。この肌環境が、毛穴の詰まりや炎症を引き起こし、ニキビを繰り返す原因につながります。
おでこや生え際は、皮脂分泌が特に活発な部位です。思春期などに発生しやすい傾向がありますが、大人の男性でも、日常的に整髪料を使う方や、シャンプーの洗い残しが原因でニキビができてしまうことがあります。
鼻は皮脂の分泌量が多いうえに、毛穴が詰まりやすい部位です。いちご鼻や毛穴の黒ずみにお悩みの方は、にきびができやすい肌環境にあります。そのため、定期的な毛穴を綺麗にするメンテナンスを行うことで、ニキビができにくい肌を目指すことができます。ただし、自己流での毛穴ケアは、毛穴の開きを悪化させたり、肌トラブルにつながる可能性があるので注意が必要です。
頬は、顔のUゾーンにあたる部分で、Tゾーン(おでこ・鼻)に比べて、皮脂が比較的少なく乾燥しやすいのが特徴です。しかし、皮脂が少なければニキビができないということではありません。頬は、乾燥や外部刺激の影響を受けやすく、マスクや枕との摩擦が原因になることも少なくありません。肌の乾燥を防ぐには、日頃の正しい洗顔や保湿などの継続的なスキンケアが必要です。
アゴニキビは、大人の男性で最も悩みが多い部位です。アゴニキビは、日々の食生活に影響されやすく、ヒゲを剃る頻度も多くなるため、身体の内からも外からの物理的刺激も増えるため、悩みを持つ男性が多いです。バランスの良い食事を摂ることは大事ですが、お仕事によっては偏った食事になりがちな男性もいるかと思います。その方には、当院の繰り返さないニキビ治療をおすすめします。
ニキビを繰り返すことで、毛穴へのダメージが蓄積していき、ニキビ跡が残るリスクが高まります。今回は、ニキビ跡の種類を2つ紹介します。
医学的に「炎症後紅斑」と呼ばれるもので、ニキビを修復する過程で、毛細血管が拡張することで発症します。当院では、ピーリング、レーザー、イオン導入がセットになったプランを提供し、美容皮膚科でしか受けることのできないアプローチで改善することができます。
ニキビ跡の凹みは、ニキビの炎症が真皮層まで達することで細胞が破壊されて起こります。一度凹んでしまった皮膚は、自力で治すことはできないため、美容皮膚科での「ダーマペン4」や「ポテンツァ」といった針を使用した専門的な治療が効果的です。
本記事では、ニキビができるメカニズムから、部位ごとのニキビの原因・予防、ニキビ跡のリスクについて解説しました。ニキビは、仕事や私生活においても清潔感を損なう原因になり得ます。「繰り返し同じ場所にニキビができる」「原因は分かったけど治し方がわからない」とお困りの方は、ゴリラクリニックの無料カウンセリングでご相談ください。
ゴリラクリニック総院長
稲見 文彦
経歴
2000年 東邦大学医学部卒業東邦大学形成外科学教室入局
2003年 大手美容形成外科入職
2008年 京都分院長に就任
2015年 ゴリラクリニック総院長就任
所属学会
日本形成外科学会
日本美容外科学会(JSAPS・JSAS)
日本美容皮膚科学会
日本臨床毛髪学会
日本医学脱毛学会