公開日 2026/02/12
「若い頃は放っておいても治ったのに、最近はなかなかニキビが治らない」そんな悩みを抱える方は少なくありません。実は、大人になってからのニキビは、年齢とともに変化する皮膚構造や炎症の治り方が大きく関係しています。この記事では、医師の視点から「なぜ大人になるとニキビが治りにくいのか」を医学的に解説します。
思春期ニキビは、10代にできるニキビで、皮脂分泌が活発なおでこ・鼻に多くできるのが特徴です。一方、大人ニキビは、20歳を超えてできるニキビで、頬・あご・フェイスラインに繰り返しできやすい傾向があります。
思春期ニキビの主因は皮脂の過剰分泌ですが、大人ニキビは、皮脂の過剰分泌に加え、毛穴環境の悪化や肌の回復力低下により炎症が慢性化しやすいという特徴があります。
炎症が強い大人ニキビは、治るまでに時間がかかり、赤みや色素沈着として残りやすいのが特徴です。そのため、適切な治療とケアをしなければ、ニキビを繰り返したり、クレーターとなって自宅での完治が困難な状態になる場合があるので注意が必要です。
結論、本当です。
実際の診療現場でも、「昔はすぐ治ったのに、最近は何週間も赤みが引かない」「自宅でケアをしているのに治らない」といった相談を多く受けます。これは気のせいではなく、加齢によって肌の状態そのものが変化しているためです。
では、どのようは変化が起こっているのか詳しく解説していきます。
大人ニキビの背景のひとつに、年齢とともに低下する肌の水分量があります。年齢を重ねると、肌に保つことのできる水分量が低下することで、乾燥しやすい肌になります。また、肌が乾燥することで肌のバリア機能低下や毛穴が開きやすくなり、炎症を起こしやすくなったり、毛穴に汚れが溜まりやすくなります。特に男性は、皮脂の分泌量が多く、保湿を怠りやすいため、乾燥・毛穴詰まりによる肌トラブルが発生しやすいです。
・ハイドラ毛穴洗浄
・肌トリートメント
・エレクトロポレーション
ターンオーバーとは肌の表皮の生まれ変わりサイクルのことを指し、正常な肌の周期は約28日と言われています。肌は、新しい細胞が生成され、古い皮膚は剥がれる流れを繰り返しています。正常な肌であれば、自然に剥がれ落ちますが、年齢とともに剥がれ落ちるために必要なタンパク質が減っていきます。正常に剥がれ落ちずに蓄積することで、ニキビが治りにくくなるだけでなく、ニキビ跡やシミの原因にもなります。
・ハイドラ毛穴洗浄
・肌トリートメント
一度治ったニキビが「また同じ場所にできてる、、、」そんな経験ありませんか?
実は、ニキビができた後の毛穴は変形してしまい、毛穴に汚れが詰まりやすくなります。また、ニキビの原因である皮脂腺自体も大きくなることによりニキビを繰り返すリスクが高まります。同じ場所にニキビを繰り返すことで、皮膚の深層へダメージが及び、ニキビ跡になるリスクも高まります。
・ポテンツァ(ニキビ治療)
コラーゲンは、皮膚の乾燥やしわを防ぐために必要な肌の水分保持力に重要な役割を果たしています。このコラーゲンが低下することにより、結果的に大人ニキビできやすい肌になってしまいます。ゴリラクリニックでは、体内のコラーゲン生成を促す治療もあるのでおすすめです。
・ダーマペン4
・ポテンツァ(ボツリヌストキシン)
・ポテンツァ(マックーム)
大人ニキビは、一時的に炎症を抑えるだけでは、再発しやすいです。ニキビを治すためには、肌の環境そのものを整えることが重要です。美容クリニックでは、ニキビの根本治療から、予防治療までのトータルケアができるのでおすすめです。
ここからはゴリラクリニックで受けることのできるニキビ治療・予防治療をご紹介します。
ゴリラクリニックのポテンツァ(ニキビ治療)は、針を用いてラジオ波を流し、ニキビの原因である皮脂腺を直接狙い、根本からアプローチします。一度破壊された皮脂腺は再生しないため、ニキビの再発を防ぐことが可能です。
弱酸性のピーリング剤を使用し、日々の洗顔では落とせない、肌表面や毛穴の奥に溜まった汚れを軟化させ浮かび上がらせます。浮かび上がった汚れを水流+吸引の力で除去していきます。毛穴を清潔に保つことで、ニキビに限らずあらゆる肌トラブルを予防できます。
髪の毛よりも細い16本の超極細針を肌に刺し、小さな穴を空けることで、自然治癒力を高めます。肌が修復していく過程でコラーゲンの生成が促進され、ニキビ跡や毛穴の開き、小ジワといったお悩み改善や肌の衰えを防ぐ効果が期待できます。肌の再生力を引き上げることで、ニキビができても治りやすい肌になります。
ピーリングとエレクトロポレーションを組み合わせた治療です。
はじめにピーリングで古い角質を除去し、毛穴の詰まりを解消することで肌のターンオーバーを整えます。その後、エレクトロポレーションで、肌再生を促す美容成分を肌深部まで浸透させるので、乾燥肌の方にもおすすめの治療となります。
あくまでもニキビ治療がゴールではありません。
ニキビを繰り返さないためには、「医療で肌環境を整える」「日常の自宅ケアで良い状態を維持する」この役割分担がカギとなります。
大人ニキビは「年齢のせい」ではなく、年齢によって変化した肌構造の問題です。だからこそ、若い頃と同じケアでは改善することが難しいです。年齢に合った、医学的な治療を選択することが重要です。「ニキビが治りづらい」と感じた方は、一度ゴリラクリニックへご相談ください。
ゴリラクリニック総院長 稲見 文彦
経歴
2000年 東邦大学医学部卒業東邦大学形成外科学教室入局
2003年 大手美容形成外科入職
2008年 京都分院長に就任
2015年 ゴリラクリニック総院長就任
所属学会
日本形成外科学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本医学脱毛学会