第22回ビジネスセミナー ONLINE開催/DAY2:人生のターニングポイント

ゴリラクリニックは、美容医療として男性の“美”についてサポートして参りました。美の基準はもちろん人それぞれですが、「男の価値」とは、外見だけの指標で測れるものではありません。そこでゴリラクリニックでは、外見の悩み解消に留まらず、「心・技・体」を磨くことへと繋がる取り組みを行っています。

ここでは、7月16日に行われた第22回ゴリラクリニックビジネスセミナーの内容をダイジェスト公開します。窪塚さんの芸能界デビューから衝撃のマンション転落事故などのエピソードをお話いただきました。セミナーの中で飛び出した“KINGの格言”を紹介します。

【ゴリラクリニックビジネスセミナー DAY2 7/16開催】

今回のテーマは「人生のターニングポイント」ついて語っていただく講師として、俳優やアーティストなど多方面にわたり第一線で活躍されている窪塚洋介さんをお招きしました。その進行を務めてもらうのが、元日本テレビアナウンサーで現フリーアナウンサーの青木源太さんです。

講師のご紹介

俳優:窪塚洋介             元日本テレビアナウンサー                  :青木源太

窪塚 洋介(くぼづか ようすけ):多くのドラマや映画に出演しレゲエアーティストとしても活動。
<テレビドラマ>
金田一少年の事件簿
GTO
池袋ウエストゲートパーク
など
<映画>
GO
ピンポン
ヒミズ
TOKYO TRIBE
など

青木源太(あおきげんた):元日本テレビアナウンサーで現在はフリーアナウンサー。日本テレビ局アナウンサーとしては桝太一アナウンサーと同期で、駅伝中継から「PON!」「スッキリ」「バゲット」など多くの情報番組で幅広く活躍。ジャニーズ好きとしても知られる。

マンションから落ちて、腹に落ちた

2004年6月6日、自宅マンションの9階、高さ約26ⅿから転落し一命を取り留めた事故はさまざまなメディアで報じられファンにも衝撃を与えた。「マンションから落ちて腹に落ちたみたいな。」冗談めいて話す窪塚氏は何が腹に落ちたのだろうか。

窪塚氏「(転落事故当時は)自分自身のバランスをとるために、俺を安定させてくれる金言や格言みたいなものをすごい集めてたから頭でっかちになってて。頭でわかってるけど、腹におちてないみたいな感じ。それを腹に落とす作業が20歳。社会に出てから始まって、その過程でちょっとマンションから落っこちちゃったりとかして。だけど、それでより腹落ちする事がいっぱいあって、その言葉そういう意味だったんだみたいな。」と自身の過去を振り返る。

また、マンション転落事故後の入院先での面白い出来事をこう振り返った。

窪塚「『窪塚が落っこちた。』って当時病院にマスコミがすごい来てたんですよ。で俺は窪塚って名前で入院してるとバレるからって、ナカヤマという名前で入院してて三日目に起きて、そしたら看護師さんが『あ、ナカヤマさん起きましたね』ってなって、でもう三日間くらい寝てて起きたらナカヤマさんって言われて『あれ、俺ナカヤマですか?』っていうのが復活していちばん最初に言った言葉。」と転落から復活までの面白エピソードを披露。

たちまち、青木氏は「いま、こうやって笑って話せてよかったですよ。本当に。」と安堵の声を漏らした。

窪塚さんの前向きでポジティブな性格に対し、「いつからそう前向きに思うようになったのか」と青木氏からの質問に対しこう口にした。

窪塚「まあ割ともとから前向きだったけど、結構頭でっかちで人生の攻略本が欲しいってずっと思ってて、早く幸せになりたい、早くずっと幸せの安定状態。確変に入りたいみたいな、たぶんすごい強欲なんですよ。」と自身の性格について客観的に説明した。

続けて、青木氏から「何をもって幸せなんですか?」と幸せの定義について尋ねられると、

窪塚「自分自身がハッピーかどうか。今ハッピーかどうかを大事にしろって親父にずっと言われてて。で、ああそうだよなと思って。出世しても不幸せな人もいるし、ダメそうでも幸せな人もいるし。それってなんか大なり小なりみんな悩みもあるし、怒りもあるし。それでも趣味があったり楽しみがあったりするときに、何だろうなと思ったら(精神状態の)バランスなんだなと思って。」と父親の言葉を今も大事にしている。

日々のきっかけを自らターニングポイントにできるか

窪塚さんはターニングポイントの持論として、「本当にターニングポイントって、そこら中にあると思うんですよね。それをターニングポイントにできるかどうかの自分の心構えだけだと思うんで。例えば毎日皿洗いしていて、今日のこの皿洗いが自分のターニングポイントになることだって全然あると思う。それは自分の心構えの問題だけだから今日もまた、この皿洗いとか、今日もまたこの筋トレとか、今日もこの神棚の水変えるとか、なんかそういうのが1日1日が二度とない1日って思えるかどうかですごく変わってくると思うんですよ。しかもそれは1円もかかんない」と日頃からの考え方について語った。