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親の薄毛が遺伝する
というのは本当?
親や親族に薄毛がいると、自分も薄毛になるという噂を聞いたことがある人は多くいるでしょう。
この噂は本当なのでしょうか?この記事では、薄毛と遺伝の関係性や、遺伝する確率について現役医師が徹底解説いたします。
1.薄毛・AGAは遺伝しやすい?
「親や祖父が薄毛だと、自分もいつか…」と不安に感じていませんか?
確かに、薄毛やAGA(男性型脱毛症)は遺伝の影響が非常に強く、家系に薄毛の方がいる場合、その体質を引き継ぐ可能性は高いと言えます。
しかし、「遺伝=手遅れ」と諦める必要はありません。 AGAは体質的な要因だけでなく、日々の生活習慣や頭皮環境も大きく関係しているからです。たとえ遺伝的な特性を持っていたとしても、適切なケアを行うことで症状を軽減したり、進行を大幅に遅らせたりすることは十分に可能です。この記事では、AGAと遺伝の真実、そして今日からできる対策について詳しく解説します。
2.どのくらいの確率で薄毛・
AGAは遺伝する?
「親や祖父が薄毛だから、自分もいつか……」と、鏡を見るたびに不安を感じていませんか? 多くの男性が抱くこの悩みには、確かに科学的な根拠が存在します。しかし、最新の研究データが示すのは「絶望」ではなく、むしろ「早期対策の重要性」です。
親が薄毛である場合、その子が将来的に薄毛を発症する確率は約80%にのぼると言われています。また、日本人男性の約3人に1人がAGA(男性型脱毛症)を発症するという統計もあり、薄毛は決して特別なことではありません。多くの男性が共通して抱える、極めて身近な課題なのです。
しかし、ここで誤解してはいけないのが、この「80%」という数字の解釈です。これは「100%逃れられない運命」を指す決定事項ではありません。
遺伝的に引き継がれるのは、あくまで「薄毛になりやすい体質(感受性)」です。 具体的には、抜け毛の原因となる男性ホルモン(DHT)に対して、髪の毛の受容体がどれほど敏感に反応するか、という体質が遺伝します。
ここからは、遺伝的に薄毛のリスクがある場合どのようにして進行や発症を遅らせるのかをか詳しく解説していきます。
3.遺伝的リスクがある場合、どう予防する?
遺伝による薄毛やAGAを完全に防ぐのは難しいと言えます。ですが、日頃から正しい生活習慣や頭皮環境を清潔に保つということを心がけていれば、遺伝による薄毛の発症や進行を遅らせることは可能です。
睡眠の質を上げる
髪の毛が最も成長するのは睡眠時です。睡眠時は成長ホルモンが分泌され、分泌された成長ホルモンによって髪を作る毛母細胞も活発になります。寝る直前のスマホの使用を控えたり、就寝時間を同じにすることで深い睡眠に入りやすくなります。
バランスの良い食事から栄養を摂取する
髪の毛の成長に効果的な「タンパク質・亜鉛・ビタミンC・E群」をバランスよく摂取することでより髪の毛の成長を促します。
何か1つを偏って摂取するのではなく、バランスよく摂取することで栄養素が連携して効率的に髪の毛を促します。
頭皮環境を清潔に保つ
どれだけ生活習慣を整えても、髪の毛が成長する土台が整っていなければ髪の毛は成長しません。シャンプー習慣や、整髪料の使い方に気を付けて、頭皮を常に清潔に整えることで、髪の毛は成長しやすくなります。
これらすべては、コンデションを良好な状態に整える役割を持ち、身体が本来の機能を発揮できるようになります。そうすると髪の毛の土台となる頭皮も本来の力を発揮し、髪の毛の成長を促します。
4.少しでも気になったら早めにクリニックへ相談を
AGA(男性脱毛症)は日本人の約3人に1人が発症すると言われています。人それぞれ発症する時期や進行の速度が異なるだけで、発症すること自体は珍しいことではありません。
AGA治療の効果を最大限発揮させるには、早期に治療を開始する必要があります。髪の毛の成長に必要な毛母細胞には寿命があり、寿命を向かえる前に治療することで、ヘアサイクルが正常化するまでの期間が短く、早い段階で効果を実感できます。
また、代謝が活発な20代~30代のうちに治療を始めると薬に対する反応が良く、太く長い髪の毛に戻りやすいという結果が出ています。少しでも不安なことや気になることがありましたら、早めに専門のクリニックに相談してみましょう。
よくある質問
薄毛は遺伝するのですか?
はい、薄毛は遺伝すると言われています。
ただし、「薄毛になりやすい体質」が遺伝するだけで、親が薄毛でも子どもが薄毛ではない人もいます。また日々のケアや食生活の改善、生活習慣の見直し次第で、薄毛の進行を遅らせたりすることが可能です。
AGAになる原因は?
男性ホルモンの影響です。
男性ホルモンのテストストロンが「5α-リアクターゼ」という還元酵素によって変換されてできる体内物質、DHT(ジヒドテストステロン)です。このDHTが、正常なヘアサイクルの成長期を阻害(短く)する原因物質と考えられているのです。
20歳未満でも治療は受けれるの?
いいえ、お受けいただけません。
薬剤の副作用から、20歳未満の方への内服薬・外用薬・注入治療のご提供は控えさせて頂いています。しかし、シャンプーなどのライトなものはご提供可能ですので、治療をご希望の場合は 「親権者同意書」に必要事項をご記入いただいたものをお持ちください。まずはご相談からでもお気軽にご来院ください。
