抜け毛を防ぐシャンプー習慣|頭皮環境を整える正しい洗い方とは

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シャンプー習慣と抜け毛の関係
抜け毛はシャンプー習慣にも関係しています

入浴中に抜け毛が多く、不安。そんな経験をしたことがある方もいるでしょう。
毎日のシャンプー習慣を正しく行わないと抜け毛が悪化する場合もあります。本記事では、現役医師が正しいシャンプー習慣と抜け毛の関係について、わかりやすく解説いたします。

1.シャンプー中に毛が抜けるのは普通のこと

髪の毛が抜けるのは薄毛の始まりと勘違いされる方も多いかもしれませんが、健康的な頭皮と髪の毛であっても1日50~100本ほどは自然と抜け落ちます。頭皮の上に留まっている髪の毛がシャンプーやすすぎによって一気に流れ出ていることが多いため、シャンプーが直接的に毛根や毛周期に影響を与えているわけではありません。
髪の毛は濡れていると、毛の表面を覆うキューティクルと呼ばれるたんぱく質の層が剥がれ摩擦や引っ張る力に弱くなります。
そのため強くこすったり、絡まっている髪を無理にほどこうとすると髪の毛が切れてしまい抜け毛が多いように見えてしまいますが、過度に心配する必要はありません。

とはいえ、シャンプー習慣で注意すべき点を抑えていないと正常な抜け毛の範囲を超えて、薄毛になってしまったり、頭皮環境の悪化によりAGA(男性脱毛症)に発展してしまう可能性があるので正しいシャンプー習慣を身につけ、頭皮環境を清潔に保つようにしましょう。

2.頭皮環境改善のための
正しいシャンプー習慣

ここでは、抜け毛や薄毛の原因となる頭皮環境を、清潔に保つための正しいシャンプー習慣を徹底解説いたします。

洗う頻度を増やしすぎない

頭皮の汚れを落としたいと考えた結果、1日2回以上シャンプーをすれば良いという勘違いをしてしまう方がいますが、汚れと一緒に、頭皮の皮脂を落としすぎてしまいます。
皮脂を落としすぎてしまうと、体が不足した分を補おうと必要以上に皮脂を分泌し、洗う回数は多いのに、余計にベタついてしまいます。
シャンプーを使わなくても、お湯で髪を洗うだけでもほこりやごみは落ちるため、シャンプーは1日1回までとし、場合によっては数日に1回でも問題はありません。

洗浄力が高すぎるシャンプーは避ける

回数に気を付けても、洗浄力が高すぎるシャンプーを使用していると必要な皮脂まで落としてしまいます。
硫酸が使用されている石油系のものは非常に安価で泡立ちが良いですが、洗浄力が高く、乾燥や痒み・フケの原因となり、皮脂の過剰分泌に繋がります。
頭皮環境を改善するためにオススメの成分は「アミノ酸系」です。
マイルドな洗浄力で、頭皮への刺激も少なく皮脂を取りすぎないため薄毛が気になる人にもおすすめです。

洗い残しに気を付ける

シャンプーの洗い残しは、頭皮のバリア機能を低下させ、痒みやフケの原因となります。
残ってしまった成分と角質が混ざり合い、毛穴に詰まって酸化したり炎症を引き起こします。すると、頭皮環境が悪化し抜け毛が増える原因になります。

洗い残しが多い箇所

・生え際
男性は下を向いたまま洗い流すことが多く、洗い流したと思い込んでしまうことが多いです。全体を流した後、顔を少し上げ、生え際を指でなぞるようにして流すと洗い残りを防げます。
・耳の後ろ
凹凸になっていることが多く、髪の毛で隠れてしまいお湯が届かず、洗い残しが増えます。耳を軽く前に倒しながら洗うように心がけましょう。
・後頭部
髪の毛の密度が高い故に、泡が溜まりやすく水が届きにくいため洗い残しが多くなります。手で髪の毛をかき分け、洗い終えたと感じてからさらに30秒程度洗うことを心がけるようにしましょう。

3.抜け毛対策シャンプーは効果があるの?

薬局などで売られている抜け毛対策シャンプーには主に
・洗浄成分(アミノ酸系・ベタイン系)
・抗炎症、抗脂漏成分(グリチルリチン酸2K・アラントイン)
・頭皮の保湿成分(ヒアルロン酸・セラミド)
・ハリ、コシ、補修成分(パンテノール、加水分解ケラチン)
これらの成分が含まれていることが多いです。しかし、上記の成分で期待できるのは頭皮環境の改善までであり、毛周期やAGA(男性脱毛症)に直接作用する成分はシャンプーに入れることはできないため、現実的に市販のシャンプーだけでは抜け毛やAGAを改善することは難しいと言えます。

4.正しいシャンプー習慣を身につけ、
頭皮環境を清潔に保つことで抜け毛は改善される

洗う回数や洗い方に気を付けるだけではなく、成分までこだわることで頭皮環境をより清潔に保つことができます。頭皮環境は髪の毛の成長に深く関係していて、成長が妨げられた髪の毛は、細く力が弱くなり、簡単に抜けてしまいます。太く力強い髪の毛を形成するためにも、頭皮環境は清潔に保つように心がけましょう。

食生活や生活習慣も見直すと相乗効果が期待できる

頭皮環境を整えても届ける栄養がないと髪の毛は成長しません。
バランスの取れた食事や質の高い睡眠、適度な運動などで栄養不足や血行不良を防ぐことで、より抜け毛を抑えることができます。

それでも抜け毛が改善されないと感じたら

抜け毛が改善されず、髪の毛が細々くなってきたと感じた場合は早めに医療機関を受診しましょう。髪の毛が軟化していてAGA(男性脱毛症)が進行している可能性があります。
早期治療を行えば、寿命のある毛を太く成長させることができるため、価格や治療に掛かる時間を抑えることもできます。
ゴリラクリニックでは、内服薬や外用薬だけではなく、注入治療やレーザーによる治療など医療機関による専門的なAGA治療を受けることができます。
AGA治療について詳しく見る >

診察・ご相談は何度でも無料で行っています。

まずは、抜け毛の原因は何か、AGAが原因なのかを知ることが大切です。
当院では無料でカウンセリング・診察を行っています。
・抜け毛が増えた気がする
・頭頂部のボリュームが気になる
・生え際が後退してきた気がする
・髪の毛が細くなってきた気がする
など、どんな些細なことでも問題ありません。抱えている悩みや現状のチェックまで、お気軽にご相談ください。

この記事の執筆医師

ゴリラクリニック総院長 稲見 文彦

・経歴
2000年 東邦大学医学部卒業
東邦大学形成学科学科学教室入局
2003年 大手美容形成外科入職
2008年 同京都分院長に就任
2015年 ゴリラクリニック総院長就任
・所属学会
日本形成外科学会
日本美容外科学会(JSAPS)
美容皮膚科学会

よくある質問と回答

シャンプーや育毛剤では、増えないのですか?

有効成分が含まれていれば、増える可能性があります。

ただし、病院ならもっと効果の高い薬品を高濃度で提供することが出来ます。また、結果的にシャンプーや育毛剤を買い続けるより、お財布にも優しい病院でのAGA治療をお勧めします。

薄毛は遺伝するのですか?

はい、薄毛は遺伝すると言われています。

ただし、「薄毛になりやすい体質」が遺伝するだけで、親が薄毛でも子どもが薄毛ではない人もいます。また日々のケアや食生活の改善、生活習慣の見直し次第で、薄毛の進行を遅らせたりすることが可能です。

寝不足と薄毛の関係は?

睡眠が不足すると発毛不良となります。

睡眠不足は体の代謝機能をそこないますが、健康な髪の毛にとってもマイナスです。睡眠が不足すると、十分なエネルギーが体に行き渡らず、頭皮や髪の毛を作る毛母細胞の活動も衰えるので、発毛不良となります。また髪の毛は日中、太陽の紫外線、空気中のチリやホコリ、温度と湿度の差など、さまざまな要素によってダメージを受けています。それらのダメージを睡眠中に回復しているので、睡眠が不足すると髪の毛は傷ついたままなのです。したがって、薄毛にならないためには、十分な睡眠と、もっとも髪の毛が伸びやすい時間帯とされている午後10時~午前2時の時間帯に快適な睡眠を取ることが必要です。

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