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漢方ダイエットの効果や
特徴、副作用について
医師が解説

「運動や食事制限をせずに楽に痩せたい」「怪しいダイエット方法ではなく、安心できる方法で痩せたい」などのお悩みをもつ中年男性の方は多いのではないでしょうか。

化学的に合成される薬品と異なり生薬を原料としている点や、緩やかに体質を改善するためリバウンドしにくい点などが好まれ、漢方薬を用いたダイエットがここ数年脚光を浴びています。

しかし「漢方薬で本当に痩せるの?」と疑問に感じる方も少なくないでしょう。「安全で楽」だとしても効果がなければ意味がありません。

そこで今回はゴリラクリニックの医師が医学的な視点から、漢方薬の痩身効果について解説します。

この記事の監修医師ゴリラクリニック総院長 稲見 文彦

経歴

2000年東邦大学医学部卒業

東邦大学形成学科学科学教室入局

2003年大手美容形成外科入職

2008年京都分院長に就任

2015年ゴリラクリニック総院長就任

所属学会
日本形成外科学会 日本美容外科学会(JSAPS)

ダイエット目的でよく使われる漢方薬3選

ダイエットで使われることが多い漢方薬3選

漢方薬を服用する場合、最も大切なのは「自分の体質に合った薬を選ぶこと」です。ダイエットや痩身目的で漢方を用いる場合も同様で、自分がどのような太り方をしているのか、体の状態はどうなのかを把握しなければなりません。

ここでは痩身目的で用いることが多い3つの漢方薬をご紹介します。それぞれの特徴をおさえ、自分の体質に合った漢方薬を服用しましょう。

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

防風通聖散は体の熱をさまし病因を発散させる、そのような作用があるとされています。また体内の水分循環を改善し、便秘を解消する効果もあるようです。

そのため防風通聖散は肥満症、便秘、むくみの治療に用いられる代表的な漢方薬です。

注意点としては下剤の併用を避けること。防風通聖散は便秘の治療効果もあるため、下剤との併用は効果が増強する恐れがあります。

また体力が衰えている方、病気がちな方は服用ができません。あくまで元気な方に対する漢方薬です。

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

防已黄耆湯は肥満症、多汗症、むくみなどの治療に用いられる漢方薬です。

前述の防風通聖散と異なり「虚証」つまり虚弱体質の方に向いているとされています。

色白でむくみやすく、汗っかきで疲れやすい、そのような方は防已黄耆湯を服用してみてはどうでしょうか。水分代謝を改善し、いわゆる「水太り」の症状を良くする作用があります。

大柴胡湯(だいさいことう)

大柴胡湯は胃炎や便秘、肥満症のほか、高血圧や肥満をともなう肩こりや頭痛の治療に用いられます。

体力があって腹部が張っている人に向いている漢方薬です。また「ストレスを感じる肥満気味の方に」向いているとの表現も見受けられます。

下剤を飲んでいる人や虚弱体質の方は服用できないので注意が必要です。また肝臓での脂質代謝を向上させ脂肪消費を促す薬効があるとされています。

漢方薬にも副作用はある

ダイエット漢方_副作用

漢方薬のイメージについてある企業が調査したところ、漢方は「体にやさしそう」「副作用がなさそう」と考えている方が半数以上という結果が出たようです。漢方薬は自然の成分からできているから安心」と思っている方も多くいらっしゃるかと思います。

しかし漢方薬にも少なからず副作用は存在します。前述の漢方薬を服用する際は以下の副作用に注意しましょう。

防風通聖散の副作用

・皮膚症状
(発疹、発赤、かゆみ)

消化器症状
(吐き気、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、腹部膨満、激しい腹痛を伴う下痢、腹痛)

・精神神経系
(めまい)

その他、発汗や動悸、むくみ、頭痛など。

防已黄耆湯の副作用

・皮膚症状
(発疹、発赤、かゆみ)

・消化器症状
(食欲不振、胃部不快感)

大柴胡湯の副作用

・皮膚症状
(発疹、発赤、かゆみ)

・消化器症状
(激しい腹痛を伴う下痢、腹痛)

また、全ての漢方薬に共通して起こり得る重篤な副作用として、間質性肺炎、偽アルドステロン症、肝機能障害などが生じることがあります。

体調の異変を感じた時は速やかに医療機関を受診しましょう。

漢方薬でダイエット(痩身)は難しい

漢方_痩せれない

ここまでダイエットに用いられる主な漢方薬について紹介してきました。体質を改善し痩せやすい身体を作るのが漢方薬の特徴です。

しかし、あくまで間接的な効果に留まるため、結局のところは食事制限(摂取カロリー減少)および有酸素運動(消費カロリー増大)が必須になります。

つまり「漢方薬だけで痩せることは難しい」のです。

薬剤を用いたダイエット法は、漢方の他に「医療痩身」という方法もあります。後者には脂肪細胞を直接的に減らすことが可能ですが、医師から薬を処方してもらう必要があります。

薬局などで手軽に入手できる漢方とは異なる点がいくつかあるため、長所や短所を理解した上でどちらの方法を選ぶのかよく考えてみることをお勧めします。

ダイエット目的で作られた漢方薬は存在しない

そもそも漢方薬は体質改善を通じて身体の不調を改善するものであり、ダイエットを目的として作られたものではありません。

前述のとおりダイエットに必要なのは摂取カロリー制限と消費カロリー向上であり、漢方薬はそれを支えるヘルパー的な役割しかありません

一方、医療痩身で用いられるGLP-1やマジンドール、オルリスタットといった薬剤は、明確に肥満症治療のための薬剤です。

医学的エビデンスに基づいた薬理作用に基づき、食欲を抑制したり腸管での脂肪吸収を抑制したりするなどの直接的なダイエット効果が期待できます。

漢方薬の効果を引き出すコツ

メモ

先ほど述べた通り、漢方薬だけでダイエット効果を期待するのは難しいでしょう。

では漢方薬は役に立たないのでしょうか?いえ、決してそんなことはありません。通常のダイエットにプラスして漢方薬を服用することで、より効果的なダイエットが可能になると考えられます。

しかし多くの人は「食事制限なんてしたくない、好きなものを食べたい」「運動する時間なんてない」と思ってらっしゃるでしょう。ダイエットのためにジムに通ったり少ない食事で我慢するのは確かに億劫です。

そこでここからは「手軽にできる生活改善のヒント」をいくつかご紹介します。短期的には明らかなダイエット効果は乏しくても、生活習慣の改善は「生活の質」を上げてくれます。

心身ともに軽くなり、活動的な生き方を送れるようになり、結果としてスリムになることができれば、これこそが理想的なダイエット方法なのではないでしょうか。

まず、アクションを起こす

体重を落とすためには食事制限と運動が必要、そのようなことは誰もが知っています。知っているのに、できない、面倒くさい、やりたくない。「ダイエットは明日から」なんて言葉が聞こえてきそうです。

これは大脳の「側坐核(そくざかく)」をうまく刺激してやることで解決ができます。側坐核は「やる気」を司る大脳の一部で、この側坐核を活性化させるためには「実際に行動を起こす」ことが必要なのです。つまり

「運動するのが面倒くさいと思ったら、ひとまずウェアに着替えてみる」

「食事制限がイヤでも、まずはその間食を我慢してみる」

そうすればダイエットを続けることが可能なのです。ぜひ「行動を起こすことでしか、やる気は引き出せない」ということを覚えておきましょう。

ストレッチを行う

ダイエットのために有酸素運動が重要である、ということは周知の事実ですが、いきないウォーキングやジョギングを始めても運動習慣がない方は身体が悲鳴を上げてしまい、三日坊主になりがちです。もっと運動負荷が軽いストレッチから始めることをお勧めします。

ストレッチが優れている点は

・どこでもできる(家でも、職場でも)

・特別なグッズは不要(シューズやウェアがなくても可能)

・可動域が上がりケガをしにくくなる

などが挙げられます。運動習慣がなかった人ほど、まずはストレッチから始めてみることをお勧めします。もちろん、そのあとで有酸素運動に取り掛かればベストです。

食べたものを記録する

かつてレコーディングダイエットという方法が流行しました。食べたものを記録することで食生活の傾向を再確認し、食習慣の改善およびダイエットを目指す方法です。

体力も時間も、特別な道具もいらないことが特徴ですが「いちいち書き留める」ことが面倒くさく、リタイアしてしまう人が多かったように思います。

しかし、この欠点はスマートフォンの登場で解決されたと言えます。手書きでメモを取る必要はなく、写真や音声、動画を使って食べたものを簡単に記録できます。今こそレコーディングダイエットは再評価されるべきと私は考えています。

ついつい無意識に食べてしまう間食や、食べ過ぎてしまうタイミングを自覚することができれば生活習慣を改めることができます。漢方薬とのコンビネーションで、一層効果を引き出すことが可能でしょう。

たっぷり睡眠を取る

睡眠時間とダイエットは密接に関係があります。睡眠時間が10時間と5時間の群を比較すると、テストステロン値が10-15%も減少することが分かっています。

テストステロン値の低下は筋肉減少や肥満を引き起こすため、たっぷり眠ることは最も簡単にできるダイエット法と言えるでしょう。

また睡眠不足は食欲や食の嗜好にも関係があると言われています。睡眠不足によりレプチン(食欲抑制ホルモン)が減少し、逆にグレリン(食欲促進ホルモン)が増加することが分かっています。

また甘いものやしょっぱいもの、炭水化物などを摂取したくなる傾向に陥ると報告されています。

このように睡眠不足はダイエットの天敵です。漢方を服用して体質改善しつつ、たっぷり眠る生活習慣を身に付ければ「痩せ体質」を獲得することも可能でしょう。

工夫して運動習慣を身に付ける

有酸素運動はダイエットの成功に欠かせません。特にLSD(Long Slow Distanceの略)つまり「長い距離をゆっくりとしたペースで走る(歩く)こと」が有効です。

一生懸命、汗を流して運動する必要はなく、ダラダラとしたペースで長い時間をかけて行うのがLSD式のダイエットと言えます。

「通勤時に1駅分歩いてみる」などが手軽なウォーキング法として知られていますが、住環境によっては現実的ではありません。移動は車がほとんど、という方だったら

・目的地からちょっと遠めの駐車場に停めてみる
・買い物の際はショッピングカートを使わない
・エレベータ、エスカレータを極力使わない

など、一工夫してみることをお勧めします。前述のとおり、やり始めることが一番難しいのですが「とにかく始めてみよう」とアクションを起こしてみてはいかがでしょうか

リンク 男性におすすめのダイエット方法はこちら

まとめ

まとめ

ダイエットに効果があるとされる漢方薬について焦点をあてて掘り下げてみました。体質を改善して痩せやすくするのが漢方薬の効果であって、直接的な効果は乏しいということがお分かりいただいたと思います。

やはり漢方薬だけで痩せられるわけではないのですね。運動と食事制限が主役なら、漢方薬は脇役といったところでしょう。

より確実に脂肪を減らす方法はないのか。短期間で結果を出す方法はないのか。そのようにお考えの方々には医療痩身(メディカルダイエット)をご提案します。

厚生労働省の承認を受けている薬剤や機器を用いて、エビデンスに基づくダイエットを行うのが医療痩身の特徴です。

どうしても減らない皮下脂肪、抑えられない食欲、締まりのないお腹などにお悩みの方はゴリラクリニックの無料カウンセリングをぜひご検討ください。


【参考文献】

スタンフォード式 最高の睡眠」西野精治著 サンマーク出版
https://www.sunmark.co.jp/detail.php?csid=3601-5

体内時計.jp 武田薬品工業株式会社
https://www.tainaidokei.jp/index.html

日本Men`s Health医学会
http://www.mens-health.jp/726

おくすり110番
http://www.jah.ne.jp/~kako/

夢中になれる明日 クラシエ
https://www.kracie.co.jp/

小林製薬の漢方・生薬
https://www.kobayashi-kampo.jp/

クラシエ「漢方薬に関するアンケート」
https://www.kracie.co.jp/release/10067356_3833.html

自然と健康を科学する 漢方のツムラ
https://www.tsumura.co.jp/kampo/

Effect of 1 Week of Sleep Restriction on Testosterone Levels in Young Healthy Men(睡眠時間とテストステロン量の関係を調べた論文)
Rachel Leproult, PhD Eve Van Cauter, PhD
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4445839/

Sleep curtailment in healthy young men is associated with decreased leptin levels,elevated ghrelin levels,and increased hunger and appetite(睡眠時間と食欲抑制ホルモン(レプチン)、食欲促進ホルモン(グレリン)の関係を調べた論文
Karine Spiegel,PhD Eve Van Cauter, PhD
https://www.researchgate.net/publication/288142184_Sleep_curtailment_in_healthy_young_men_is_associated_with_decreased_leptin_levels_elevated_ghrelin_levels_and_increased_hunger_and_appetite

この記事の監修医師ゴリラクリニック総院長 稲見 文彦

経歴

2000年東邦大学医学部卒業

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2003年大手美容形成外科入職

2008年京都分院長に就任

2015年ゴリラクリニック総院長就任

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現在、健康に関する様々な情報が錯綜しています。
健康に関する正しい知識を専門的なドクター監修のもと日々情報を発信していきます。

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