オルリスタット(アライ|ゼニカル|オルリファスト)について徹底解説
オルリスタットの概要とその効果
オルリスタットの効果
オルリスタットとは、食事に含まれる「脂肪」の吸収を抑える医薬品の成分名です。
オルリスタットの最大の特徴は、摂取した脂肪の約30%を体外へ排出するとされている点です。
そのため、
・脂っこい食事が多い
・外食が多い
・揚げ物が好き食事制限が苦手
という方に向いている医薬品です。また、脂肪の吸収を抑えることで、
・体重管理のサポート
・脂肪蓄積の抑制
・ウエスト周りの改善
なども期待されています。
「頑張っているのに痩せにくい」という方にとって、ダイエットを後押しする選択肢の一つです。

ゼニカルやオルリファストとの違い
「アライ」「ゼニカル」「オルリファスト」など、オルリスタットを有効成分とする薬剤は複数存在します。それぞれの違いは、「医薬品の種類」と「オルリスタットの含有量」にあります。
アライは日本初の市販オルリスタット
アライは、日本国内で購入できる市販タイプのオルリスタット製剤です。
ドラッグストアなどで購入できる手軽さが特徴ですが、含有量は60mgと、医療機関で処方される医薬品より少なく設定されています。
そのため、
・まずは軽めに始めたい
・市販薬で試したい
・病院へ行く時間がない
という方に選ばれる傾向にあります。
ゼニカルは先発医薬品
ゼニカルは、オルリスタットを有効成分とする先発医薬品です。
世界的にも広く使用されており、医薬品として高い知名度があります。1錠あたりオルリスタットが120mg配合されているため、市販薬のアライより倍量のオルリスタットを含んでいるのが特徴です。
オルリファストはジェネリック医薬品
オルリファストは、ゼニカルのジェネリック医薬品です。
有効成分とその含有量はゼニカルと同じオルリスタット120mgのため、作用や効果については一般的に同等と考えられています。ジェネリック医薬品のため、ゼニカルと比較してオルリファストは比較的費用を抑えやすいメリットがあります。
オルリスタットが向いている人
下記のいずれかに当てはまる方はオルリスタットが含まれた医薬品の使用に向いています。
・食事量より“脂っこい食事”が多い人
・揚げ物や外食が好きな人
・運動が苦手な人
・ダイエットが続かない人
・医療ダイエットに興味がある人
・内臓脂肪が気になる人
一方、下記のいずれかに当てはまる方はオルリスタットが含まれた医薬品に向いていません。
・BMI18.5未満の方
・体脂肪率15%未満の方
・消化器疾患がある方
オルリスタットは向き不向きがしっかりしている医薬品のため、まずは医師へ相談し、自分に合っているか確認することが大切です。
オルリスタットの副作用
副作用の種類と症状
オルリスタットは脂肪を体外へ排出する作用があるため、消化器系の副作用が出ることがあります。
代表的な副作用には以下があります。
・油漏れ
・軟便
・下痢
・おならが増える
・便意を感じやすくなる
・腹部の違和感
比較的多く見られる症状が油漏れで、気づかないうちに下着や衣類に油のシミが付着してしまう可能性があります。
特に服用開始から1週間以内に起こりやすいとされていますので、慣れるまでは脂っこい食事を控えるといいでしょう。
副作用への対処法
副作用を軽減するためには、以下を意識することが大切です。
・脂質の摂りすぎを避ける
前述の通り、高脂質な食事を控えることで、油漏れや下痢を軽減できます。高たんぱく低脂質の健康的な食事を心がけましょう。
・着替えやオムツ・便パットを常備する
予期せぬ油漏れや便漏れが起きる可能性があるため、前もってオムツを履いておくことや、予備の服を常備しておくことが大切です。
服への付着が不安な場合は、対策をしておくと安心です。
・市販薬の購入を避ける
市販薬によって副作用が出た場合は、購入した薬局に常駐する薬剤師への相談がメインとなります。。医療機関で処方された薬剤による副作用は医療期間に常駐する医師が対応するケースが比較的多いため、副作用に不安のある方は医療機関での処方をおすすめします。
ゴリラクリニックのオルリスタット
ゴリラクリニックでもオルリスタットを120㎎含んだオルリファスト(脂質吸収抑制薬)を1ヶ月分¥8,800で処方しております。医師との対面診察によって処方するため、当院では市販薬に必要な購入前の生活記録は不要としております。万が一の副作用においても当院の医師が責任をもって迅速に対応いたします。
市販や通販との違い
アライは薬局や海外からの通販で購入することができ、その手軽さが強みです。
しかし、副作用で困ったときに相談できる相手がいません。
一方で、医療機関から処方された場合、副作用で困った場合にも対応してくれる医師がいるため、安心して服用することができます。
さらに、医療機関での処方を受けると、
・副作用について説明を受けられる
・自分に合ったダイエット方法を提案してもらえる
・安全性に配慮して使用できる
といったメリットがあります。
特に初めて医療ダイエットを行う方は、自己判断ではなく医療機関で相談しながら進めると安心です。
まとめ
この記事の監修医師

- 経歴
- 平成12年
東邦大学医学部卒業
東邦大学形成外科学教室入局
平成15年
大手美容形成外科入職
平成20年
京都分院長に就任
平成27年
ゴリラクリニック総院長就任 - 所属学会
- 日本形成外科学会
日本美容外科学会(JSAPS)







