メタボは生活習慣病の前段階です。
生活習慣病は、場合によっては大病に繋がる可能性もあるため、メタボと診断されたら直ちにダイエットしていただくことを推奨します。
しかし40代の男性は仕事やプライベートで忙しく、運動や食事管理を続けることは簡単なことではありません。
そこで今回は忙しい40代の方でも続けられる、おすすめのダイエット方法をご紹介致します。
40代の男性ダイエットを確実に成功させる2つのポイント
メタボになる理由として、日常的な食生活と運動不足があげられます。そのため、まずはこれら2点を改善することが極めて重要です。
基礎代謝に合わせたカロリー管理
消費カロリーの60%は基礎代謝が占めています。基礎代謝とは安静時にも消費するエネルギーのことを指しますが、この数値は歳をとるにつれて段々と減少していきます。
つまり若いころと同じ食事量・運動量でも太ってしまうのはこの基礎代謝の低下が関係しています。
そのため年齢に合わせて摂取カロリーをコントロールする必要があります。若いころと同じ食事量では、摂取したエネルギーを消費しきれないということを意識しておきましょう。
適度な筋トレと有酸素運動の実施
ダイエットを行う上で、運動は重要な要素です。ランニングのような有酸素運動、筋トレのような無酸素運動を適切に組み合わせて実施を行いましょう。
筋トレは運動中のみならず、運動後にも高い消費エネルギー量を一定時間維持します。
また、筋肉量が増加することで、体内の基礎代謝をあげることが可能ですので、痩せやすい体づくりをサポートすることが可能です。
40代の男性ダイエットに最適な食事管理
過度な食事制限は返って暴飲暴食を引き起こしたり、健康被害が生じる可能性があります。そのため、必要以上に食事量を減らすのではなく、摂取する栄養素や時間帯などで工夫した食事管理が必須です。
ここでは40代の男性の方でも続けることができるように、負担やストレスの少ない食事管理方法をご紹介致します。
卵やホエイプロテインを積極的に摂取する
卵はダイエットにおいて非常に優秀な食材です。卵を中心とした食事を摂取することで、大きな満腹感を引き起こし、短期間の食物摂取量を大幅に減らすことができます。
また、卵は高品質なたんぱく質の供給源であり、タンパク質を多く含む食材を摂取することで食後数時間の代謝が増加する効果も見込めます。
タンパク質を効率的に摂取したいのであれば、プロテインもおすすめです。
特にホエイプロテインは他のプロテインより大きく腸を刺激し、GLP-1などの食欲を抑えるホルモン分泌を促す作用があると言われています。
卵やホエイプロテインはコンビニで手軽に購入できますので積極的に摂取してみてはいかがでしょうか。
夜は食事量を抑える
夕飯の量はできるだけ抑えることを推奨します。
物理的に体を動かすことが多い日中と比較し、睡眠中は消費するエネルギーが多くありません。
つまり、夜に多くの食事を摂取すると体内にあるエネルギーを消費しきれず、余ったエネルギーは脂肪に変わってしまいます。
また、睡眠時に体内に多くの食事が残っていると、成長ホルモンの分泌量が減少すると言われています。成長ホルモンは心身ともに疲労を軽減する効果があるため、次の日のパフォーマンスに大きく関与します。
パフォーマンスが低い状態で運動を行っても、本来の力を出し切れないことから、消費カロリーは比較的落ちるでしょう。
寝る前の食事の量に気を付けて、健康的な生活を送りましょう。
アルコールは制限!飲む場合は蒸留酒を
いろいろな意見がありますが、ダイエットを行う際にはできるだけ禁酒することを推奨いたします。
理由としてはアルコールに食欲を増進させる効果があるのと、飲みすぎによって中性脂肪が肝臓で合成され、皮下脂肪に蓄えられることが挙げられます。
しかし無理に我慢するのも心身にとって悪影響です。どうしても飲みたくなった場合は、蒸留酒を1杯だけ飲むなど工夫しながらお酒と付き合いましょう。
40代の男性ダイエットに最適な運動方法
加齢によって落ちた基礎代謝をあげることで、効率的にダイエットを行うことが可能です。そのため、有酸素運動と並行し、筋力をつけるトレーニングを行うことを推奨します。
ダイエットにおすすめの筋トレはスクワット
効率よく痩せるために行う筋トレは、スクワットが最もいいでしょう。
スクワットは、お尻や太ももなどの筋肉を鍛える種目です。体内の筋肉量において、約7割程度が下半身に固まっています。
つまり、下半身の筋肉を鍛えることで基礎代謝があがり、エネルギーを消費しやすい体づくりが可能です。
スクワットは多くのエネルギー消費と基礎代謝の上昇が期待できます。無理のない範囲で行いましょう。
ダイエットにおすすめの有酸素運動はウォーキング
毎日続けられるという観点から、有酸素運動ではウォーキングをおすすめ致します。ウォーキングよりランニングのほうが消費カロリーは高いですが、ランニングは足腰に多くの負担がかかります。
さらにメタボは重い体により、一般の方と比較して足腰にかかる負担が増えますので、ケガを発症するリスクが非常に高まります。
ウォーキングは息が切れることも少なく、体への負荷も少ないので、比較的継続して続けられるのではないでしょうか。ダイエットにおいて継続は非常に重要です。続けられる方法を選択しましょう。
まとめ
今回はメタボの方へ、どのようなダイエットをすればいいかを紹介致しました。ダイエットにおいて重要なのは継続です。どんなに効果的な方法であっても、継続しない限り痩せることは難しいでしょう。
その点、医療を用いたダイエットは忙しい人でも継続しやすいダイエット方法のため、確実なダイエット効果が見込めます。
また、ゴリラクリニックでも医学的根拠に基づいた効率的なメディカルダイエットを行うことが可能です。まずは自分の体と相談し、継続できる方法で健康的な体を目指していきましょう。