夏の暑い日はもちろん、寒い冬の日でも脇汗が止まらない時があります。何か原因があるのでしょうか。
それは多汗症という病気の可能性があります。病院で相談してみましょう。
汗をかくとシャツに汗染みが出てしまい「グレーの服が着られない」「他の人の視線が気になって仕方がない」、そのようなお悩みを持っている方は少なくありません。脇汗がたくさん出てしまうのは何故でしょうか、原因を探ってきましょう。
わき汗が止まらない原因は?
・脇汗が大量に出て気になって仕方がない。仕事にも支障が出てしまう
・洋服に汗染みが出来てしまい、着られる服が限られてしまう
・汗臭くて他人に不快な思いをさせているのではないか
上記のようなお悩みをお持ちの方は、多汗症の可能性があります。多汗症は「単なる汗っかき」ではなく、ひとつの疾患として認識されています。
多汗症には全身の汗の量が増える「全身性多汗症」と、体の一部からの汗の量が増える「局所多汗症」の2種類があります。全身性多汗症は、原因不明であることが多いですが、基礎疾患の合併症として現れることもあり注意が必要です。
局所多汗症では、脇・手のひら・足の裏など限られた部位からの汗の量が増えます。特に脇汗が多い場合は「腋窩多汗症」と呼ばれ、悩んでおられる方が多いことが特徴です。
発汗作用と自律神経
汗の主な働きは体温調節です。脳が熱によるダメージを受けないよう、体温を36-37度の間に保つ機能が体には備わっています。皮膚の温度が上昇すると、その情報を知覚神経を通じて体温調節中枢に伝えます。
情報を受け取った中枢は、交感神経を通じてエクリン汗腺に発汗するよう命令を出します。自らの意思とは関係なく、自動的に体を整える仕組みを「自律神経系」と言います。汗を自由自在にかいたり止めたりすることは、基本的に難しいのです。
さて、多汗症は何らかの理由で交感神経が興奮状態にあると考えられていますが、この原因は定かでないことが大半です。
治療法は、発汗を促す命令を届かないようにする、または汗腺そのものを破壊してしまう、このどちらかになります。
冬もわき汗が止まらなかったら
前述のとおり、暑さを感知して発汗を促すのが体に備わった機能です。ですので冬に大量の汗をかくのは異常な状況であると言えます。
原因が明らかであれば、それを改めることで症状が軽減するでしょう。しかし多汗症は原因不明であることが多く、悩んでおられる方が少なくありません。
気になって仕方がない、服装に制限が出る、このような症状がある場合は医師に相談してみることをお勧めします。
当院ではミラドライを用いた多汗症治療を行っております。ミラドライは厚生労働省から認可を得ている唯一の多汗症・わきが治療機器で、皮膚を切開することなく症状を改善することが可能です。手術に比べると身体的負担が少なく、また合併症などのリスクも少なく比較的安全に施術を受けていただけます。
忙しくて治療する時間がない、リスクが心配、そのようにお考えの方こそミラドライは最適な治療法と言えます。まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。