

「全身脱毛(上半身)」治療1回目の症例解説です。

監修医師
ゴリラクリニック総院長稲見文彦
ゴリラクリニック横浜院にご来院頂いた武尊さまからのご相談はお身体のムダ毛に関するお悩みです。
まずはお悩みの詳細を問診致しました。格闘技の選手は裸を見せる機会が多いため、筋肉をきれいに見せるために試合の前にはご自身でお身体の剃毛処理をされているそうです。
毛がないほうが筋肉が映えるとのことです。武尊さまご自身は毛は薄いほうではあるようですが、完璧主義の性格のようで試合の内容だけではなく見栄えまでを含めてプロだと考えていらっしゃるようです。
特に腕の剃毛に関しては、毛が全体的に生えているため剃毛に時間がかかるそうで、剃毛の時間を練習にあてられるようになればいいとお話しくださいました。

武尊さまは剃毛の際にカミソリをご使用になるとのことです。当院に通われる多くの患者様も剃毛の際にご利用になる便利なアイテムですが、カミソリをしようすることはメリットばかりではないようです。
カミソリをお使いになる方であれば1度は経験されたことがあるかと思いますが、剃毛後に肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりかゆみが出たりと、このような症状をカミソリ負けといいます。

カミソリ負けはカミソリの刃によって皮膚の表面の角質が削られることで起こります。角質がなくなることで肌が水分を維持できなくなり、乾燥を引き起こす原因ともなるのです。
武尊さまも、筋肉の見栄えをよくするための剃毛で肌が荒れてしまっては意味がありません。また、剃毛にかかる多くの時間や手間を考え、脱毛するのが望ましいとご判断されたようです。
全身脱毛(上半身)1回目施術
すべての患者様には、施術の前に脱毛に関するリスクのご説明をさせて頂いております。武尊さまは脱毛時の「痛み」が特に気になるとのことでした。施術中に痛みが強いと思われた場合は、すぐに笑気ガス麻酔をご用意いたします。遠慮なくスタッフまでお声がけください。
それでは、武尊さまの全身脱毛(上半身)1回目の施術を行ってまいります。今回は「メディオスターNeXT PRO」という脱毛機を使用します。この脱毛機は従来のものより痛みが少ないことが特徴です。
施術の最中、武尊さまは腕はほとんど痛みを感じなかったようですが、お腹の照射時にはややチクっとした痛みを感じたとのことです。
炎症予防の軟膏を塗布し、1回目の治療は終了です。次回も万全の状態で施術を受けて頂けますよう、ご自宅での保湿ケアも忘れずに取り組みましょう。
ゴリラクリニック総院長 稲見文彦