ダイエットをしていてもなかなか落ちづらいぽっこりお腹には、下腹部の筋トレや日常生活、食生活など様々な要因が関与しています。
本記事では、今日から自宅で取り入れられる下腹部の集中筋トレをご紹介いたします。
ご自身のレベルに合わせた筋トレを行い、理想の身体に近づけていきましょう。
この記事の監修医師この記事はゴリラクリニックの編集部が担当いたしました ゴリラクリック編集部
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1.下腹部筋トレでアプローチが必要な部位
![shutterstock_2184529733 [更新済み]](https://gorilla.clinic/operation/diet/media/ddwp1/wp-content/uploads/2025/05/84b5470efeb828879e0c92a4f2b6223a.png)
腹直筋は、「シックスパック」と呼ばれる部分で、お腹の正面にある筋肉です。
体を丸める動きや正しい姿勢を保つ働きがあり、腹直筋を鍛えることで腹部全体の引き締めや体幹の安定の効果が期待できます。
見た目の変化に最も関与する部分ではありますが、深層筋ではないため、本質的な引き締めには限界があります。
腹斜筋は、脇腹部分に位置し、外腹斜筋と内腹斜筋の二つの筋肉で構成され、体感の安定性、姿勢維持や呼吸をサポートする役割を担います。
主に、体のねじる・ひねる動作に作用し、日常生活やスポーツの際に欠かせない筋肉になります。
腹斜筋を鍛えることは、くびれに効果的なため、女性はもちろん、男性は逆三角形のシルエットに近づくことができます。
腹横筋は、内腹斜筋よりもさらに内側にあり、腹部の最も深層部分にあるインナーマッスルです。
内臓を支える「コルセット」のような働きを担い、腹直筋や腹斜筋を内側からサポートすることで体幹の安定、内臓の位置保持や腹圧維持の役割を持つ重要な筋肉です。
下腹部を内側から引き締めるために最も重要な筋肉になります。
腹横筋を鍛えることにより、下腹部の引き締めだけでなく、腰痛予防や姿勢改善にも繋がります。
POINT
腹直筋だけでなく、外腹斜筋や内腹斜筋、腹横筋を意識的に鍛えることにより、さらに引き締まった身体を実現します。
多角的なアプローチをし、理想の身体に近づけていきましょう。
2.下腹部に脂肪がつく原因
高カロリー・高脂質の食事、暴飲暴食、過度な飲酒は、内臓脂肪の蓄積を招きやすくなります。
さらに、慢性的な睡眠不足やストレスもホルモンバランスの乱れの原因となり、脂肪の蓄積を促します。
腹筋には、内臓を支え、正しい位置に保つ働きがあります。
加齢や運動不足により、腹筋を中心としたお腹周りの筋肉が衰えることにより、内臓を支えきれず、ポッコリとお腹が出てしまいます。
特に、体幹を支えるインナーマッスルの低下は大きな影響を与えます。
猫背や反り腰は骨盤のゆがみや筋肉のバランスを崩すため、下腹部に脂肪が溜まりやすくなります。
日常生活から、姿勢を意識し、猫背や反り腰を改善していきましょう。
特に、長時間のデスクワークの方は、意識的に姿勢を改善する必要があります。
下腹部の脂肪の大きな要因として、内臓脂肪の蓄積が挙げられます。
内臓脂肪は、女性よりも男性につきやすい傾向にあります。
暴飲暴食や運動不足、加齢ととも低下する基礎代謝の影響により脂肪が燃焼しづらくなることが主な原因となります。
脂肪細胞は、一度増えると減りにくいという特性があり、特に腹部は、脂肪がつきやすく、一度蓄積されると落とすことが難しい部位にもなります。
また、放置をすると蓄積がどんどん進行し、自力で落とすことが非常に困難になるため、早めに対処することをおすすめします。
3.今日から簡単に取り入れることができる【オススメ3選】
3-1.オススメ筋トレ①プランク
【主に腹直筋や腹横筋に効果的】
1.うつぶせの状態で両肘を床につける
2.体を浮かし、つま先を立てる
※この時は、一直線の状態を保てるのがベストです。
3.目安表を基に、無理のない範囲で繰り返す
【目安表】
3-2.オススメ筋トレ②ツイストクランチ
【腹斜筋を刺激し、くびれづくりに効果的】
1.仰向けに横になる
2.右手を頭の後ろ、左手を床につける
3.右肘と左膝を近づけるように身体をひねる
4.反対も同様に行う
【目安表】
3-3.オススメ筋トレ③レッグレイズ
【主に腹直筋や腹横筋に効果的】
1.仰向けになります
2.足を、天井に向かってまっすぐ脚を上げる
3.息を吐きながら、床ギリギリのところまで脚を下ろす
※最後まで下ろしきらないように注意してください。
4.2-3を繰り返す
【目安表】
4.初心者が特に意識すべきポイント
【無理せず、継続できる回数を意識する】
一度にたくさんやるよりも、毎日続けられる回数から始めましょう。
【呼吸を意識する】
筋トレを行う際は、呼吸を止めないように意識しましょう。
5.まとめ
下腹部の脂肪は、普段の食生活や生活習慣、姿勢など様々な事が要因となり、蓄積していきます。
一方で、日常生活で意識的に生活することや、簡単なトレーニングを取り入れることで着実に改善することができます。
まずは今日から、「正しい姿勢を意識」「今日から始められる簡単なトレーニングを取り入れる」「呼吸を意識」の三点を取り入れていきましょう。
継続をすることが最も重要なポイントになるため、自分のできる範囲から始め、少しずつ負荷を上げていきましょう。
この記事の監修医師この記事はゴリラクリニックの編集部が担当いたしました ゴリラクリック編集部
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