子育てママに聞く!ゴリラクリニックでの働き方~第1弾~

2024.4.19

皆さまこんにちは!採用担当のTです。
ゴリラクリニックでは、働いているスタッフのうち、7割が女性です。
創業から9年でこれまで計100名以上の産育休取得実績があります!
様々な女性スタッフの働き方をこれから皆さまへご紹介していきます。

第1弾は、入職5年目の看護師で主任を務めているSさんへ、お話をうかがいました。

産休・育休前に不安はありましたか?

当時、コロナ禍だったので感染せずに過ごせるのか、不安に感じていました。
また、安定期に入るまではつわりの吐き気が辛く、安定期に入るころにはお腹が張ったり、夜間は妊娠期特有のレストレスレッグス症候群や胎動で不眠になったり…と常に変化する体調の中、産休に入るまで副主任の業務を全うできるのかという不安がありました。

また、産休に入る前も休みの日は、保育園の見学や手続きで区役所を訪れたりバタバタしていた記憶があります。

産育休中はどんな過ごし方をされてましたか?

生後から2か月間は、まとまった睡眠時間がとれなかったので、育児と睡眠に全力投球していました(笑)
子供の生活リズムが整い始めた頃、お昼寝をしている間にやっと趣味の時間を作ることができました。
刺繍が趣味だったので、名前入りのベビーグッズをたくさん作成していました!
あとは、復職後困らないように、自ら業務マニュアルの見直しも行っていましたね。

↓刺繍からポシェットまで全て手作りの超大作!

復職前に不安はありましたか?

マミーブレイン(産後の記憶力の低下や集中力の欠如)」の症状が強く、物忘れが多かったり、情報を処理する能力が衰えてしまった自覚がありました。
なので、復職しても産前のような能力を発揮できないんじゃないか…という漠然とした不安がありました。
あとは、家事・育児と仕事を両立することができるのか、という不安もありました。

復職後の一日のスケジュールを教えてください

実際復職してみていかがでしたか?

正直、めちゃくちゃ大変でした…!
施術に関しては、体が覚えていたので覚えなおす必要はなかったのですが、マニュアルの変更や細かい院内のルールの変化、産育休中に新たに入職したスタッフとの関係性の構築など、様々な面で適応することに苦労しました。

勤務形態は3コースあるうちの、長すぎず短すぎない6時間を選択しました。
結果的に、役職者としての自分の職務にあった業務量をギリギリこなせる時間だったのかな⁉と思います。
数ヶ月経った今では当たり前のように働いているので、いま産育休中のスタッフにも「大丈夫だよ!安心して帰ってきてね!」と伝えたいです。

役職者として復職されましたが、プレッシャーはありましたか?

プレッシャーはもちろんありました。
頼りにされる立場だからこそどんな場面でも適切な判断や言動が求められますが、ブランクがある分、自分の判断が正しいのか迷う場面が多かったです。
ですが、同僚や上司は産後の女性に対する理解があったので、心理的に支えてもらいました。

また、私は復職直後からエンジン全開でいく!と決めていました。
お休みをいただいていた期間のトピックは何か?今の立場で求められていることは何か?タスクの優先順位は?など「ゴリラクリニックの一員として自分は何を求められているのか」を考えながら行動しています。


時短勤務の限られた時間の中で業務をこなすことはネックでしたが、リズムが掴めると集中して取り組むことができたので、むしろ作業効率はあがりました!
周りに支えられながら、復職して1年半後には主任に昇格できたのはとても嬉しかったです!

ママさんになっても働き続けたい方へ一言お願いします

ゴリラクリニックは、多くの企業のような勤務形態(9:00〜18:00 勤務等)ではありません。
そのため、一般的なワーママに比べると復帰のハードルはやや高いのかな?と思います…。
ですが、社会福祉は意外に選択肢の幅があり、上手く使いこなすことで家庭も仕事も両立できます!

私の場合、ゴリラクリニックで働き続けることを見据えて、保活(子どもを保育園に入れるための活動)は以下の条件で行いました。
・自宅から近い園であること
・通常保育に加えて夜間保育(保育標準時間が通常よりも長い)を行っていること

結果的に第一希望の園に子を預けることができたので、現在はゆとりのあるワーママができています。
もちろん、園の選択だけでなくいろんな方の支えがあってこそですが…。
こういう働き方や選択肢もあることが、皆さまの参考になれば嬉しいです。

長く働き続けるためには、会社・スタッフの協力や理解が重要なだけでなく、自分自身「働く意識」を持つことが大切だと、インタビューを通して私も再認識しました。
Sさん、インタビューにご協力いただき、ありがとうございました。