はい、どちらの症状にも効果的です。

ミラドライの治療では、わきがの原因であるアポクリン汗腺、脇汗（多汗症）の原因であるエクリン汗腺のどちらにもマイクロ波を反応させる構造となっています。

マイクロ波を用いて加熱をおこなうことで、汗腺を焼灼・凝固させ、発汗作用を抑制します。そのため、汗腺が原因であるわきが・多汗症のどちらにも有効な治療であるといえます。

多くの患者様が1回の施術でご満足
されています。
しかし再発の可能性は
ゼロではありません。

ミラドライによって焼灼・凝固された汗腺が機能を取り戻すことは基本的にありません。
よって施術後に汗や臭いが元通りになることもないと考えられます。

しかし治療後数か月経過してから「臭いや汗が元に戻った」と感じる方が、ごく少数いらっしゃるのは事実です。

施術後の皮膚には、熱ダメージによる腫れがしばらく残ります。ミラドライの影響を受けなかった汗腺はこの腫れによって圧迫され一時的に活動を停止します。

そのため脇汗がピタッと止まったような感覚になりますが、数か月後には腫れが完全に消失し汗腺の活動が再開します。

発汗がない時期を経験したが故に、本来であれば減っている発汗量を「治療前と変わらない状態に戻ってしまった」と錯覚してしまう。これが想定されるメカニズムです。
もちろん施術前と同じような臭い・汗の量に戻ることはありませんので、ご安心ください。

照射時に痛みは感じません。
ただし、麻酔時に少し痛みがございます。

ミラドライとは、マイクロ波を皮膚の上から照射することで、わきがや多汗症に関わる汗腺を焼灼・凝固させ症状を改善していく医療機器です。施術中にメスで切るようなことは一切ありません。

局所麻酔をしてから施術を行いますので施術中は痛みを感じることはなく、思わず眠ってしまう患者様もいらっしゃいます。

局所麻酔は効いてしまえば痛みはありませんが、麻酔の薬液が注入される際、および針が刺さるときには痛みを感じます。

当院では麻酔時の痛みについてもしっかりと緩和させるため、鼻から吸っていただく「笑気麻酔」を併用しています。笑気とは鎮痛と鎮静効果があるガスで、これを吸入していただくことで痛みを感じにくくなります。

痛みに関して不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

治療は1日で完了します。
片ワキ約30～1時間程度で完了します。

ミラドライによる治療は、片ワキ約30分程度の照射時間となります。局所麻酔などの時間を合わせると全体で90分程度です。

麻酔後は痛みもないため、お休みになられる患者さまも多くいらっしゃいます。