【SUSHI文化】敢えて言おう! 日本なのにチャイナ! 東ヨーロッパの僻地にある寿司バー「China Town(チャイナタウン)」が斬新!

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皆さま、東ヨーロッパに位置する「モルドバ共和国」という国を御存知でしょうか。

ヨーロッパ最貧国であり、「ヨーロッパの中でも最も知名度の低い国」と現地の人も自称するマイナーな国です。東はウクライナ、西はルーマニアに囲まれ、国内ではスラブ文化とラテン文化が共存し、独自の文化を築いています。

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この「ヨーロッパの僻地」とも言える国に、とても興味深い寿司バーがありました。今回はここモルドバ在住である筆者が、首都「キシナウ」で人気の寿司バー、“China Town(チャイナタウン)”を紹介していきます。 

首都キシナウの寿司バー「China Town」の外観

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大通り沿いに隠れ建っているのが、人気寿司バー“China Town”です。まず、私たちはこの“China Town”という名前で「えっ?」と思ってしまいますよね。どうやらモルドバの人たちからすると、日本と中国は一括りの「アジア」であり、特に区別はされていないようです。

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店の外にある看板です。“tempura”と書かれていますが、写真にあるのは独特な寿司の写真です。「天ぷらはどこ?」という感想よりも、その独特な雰囲気でデザインされた寿司の味の方が気になってしまいました。寿司の持つ芸術性を精一杯出そうとしている感じが伝わってきます。

 

首都キシナウの寿司バー「China Town」の内装

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寿司屋の雰囲気を寸分も感じさせない内装。従業員の服もジーパンにジャケット。寿司バーというより、「寿司もメニューにあるカフェ」と言ったところでしょうか。

 

首都キシナウの寿司バー「China Town」のメニュー

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なんだかすごい寿司がずらっと並んでいます。シンプルに整った日本のにぎり寿司も良いですが、たまにはこのような海外の創作寿司を食べてみるのも一興かもしれません。寿司を全く知らない人がこれを見ると「寿司ってなんて芸術性の高い料理なんだ」と感じるのでしょう。値段は日本円にすると800〜1,000円で、コンビニ寿司より若干高いくらいです。

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メニューをよくみると、汁物料理もありました。上からミソスープ、トムヤム、ウドンスープです。1つ気になるのが、トムヤンクンが味噌汁と同列に並べられていたことです。あちらの人にとってはタイ料理も日本料理も同じ「アジア」なのでしょうか。

 

遂に、寿司バー「China Town」の料理が登場

筆者が頼んだのは、カリフォルニアクラシックと緑茶、味噌汁、そして水たばこです。寿司屋に水たばこがあるのは本当に驚きました。やはりここは、「寿司バー」と言うよりは、「寿司が出て来るカフェ」と考えた方が良いですね。

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最初に来たのは緑茶です。湯飲みまでは期待していなかったのですが、その代わりとてもオシャレな急須が出てきました。そして、お茶と一緒に来たのは砂糖でした。さすがに「えっ!?」と思いましが、新たな発見があると思い、緑茶に砂糖をいれて飲んでみました――。 

美味しかったです。

それもそのはずで、色は確かに緑でしたが味は紅茶そのものだったからです。実はお茶の色を分けるのは品種ではなく、発酵の度合いだそうです。紅茶で使われている品種を発酵させずに使ったのでしょう。緑茶の味は楽しめませんでしたが、筆者は紅茶も好きなので、とても美味しくいただきました。

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さて、次に来たのは味噌汁です。味は悪くない上に、どういう訳か懐かしさも感じました。確証はありませんが、この味噌汁は、筆者が日本にいたころお世話になっていた「あさげ」というインスタント味噌汁だと思います。(本当にこれを手作りで作ったのならば、ここのシェフは相当腕の立つ料理人です。)

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遂に寿司が来ました。これがカリフォルニアクラシックです。
芸術的な色合いと手の込んだデコレーション。おそらく日本の寿司を見たことない外国人が見ると「ジャバニーズスシ! ビューティフル!」と絶賛するでしょう。しかし、私は残念ながら日本で「本物の寿司」を目にしてしまっているので、それができませんでした。

それでも、サーモン、キュウリ、クリームチーズと、寿司にはよく使われる具材でしたので、まずくなる要素はありません。少なくともコンビニの寿司くらいには美味しかったです。

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水たばこが来ました。寿司屋に水たばことはすごいミスマッチですね。しかし、現地の人は水たばこを吸いながら寿司を美味しそうに食べています。かなり高級な水たばこのようで、他のカフェでは500円前後の水たばこが、ここでは約1,200円もかかりました。

 

全体的な感想

居心地は良く、店員の対応も丁寧で、料理も美味しい。恐らく私が日本の寿司というものを知らなければ、とても良いカフェだと感じることでしょう。モルドバの人たちは、ここの寿司を食べて「寿司が好きだ」と言ってくれます。「こんなのは寿司じゃない」と言いたくなる気持ちも少しばかりはありますが、日本の寿司をこんなヨーロッパの僻地まで広めてくれた彼らには感謝したいです。 

ライター :Qaqa Anwer

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福岡県出身。東京外国語大学卒。翻訳家兼ライター。現在東ヨーロッパモルドバ共和国に在住。8か国語を話す。翻訳の仕事で使っている言語は英語・中国語・モンゴル語。様々な言語の記事が読めて情報ソースが多いのがライターとしての強み。
話せる言語は、日本語、英語、中国語、カタルーニャ語、モンゴル語、ウイグル語 ウズベク語、カザフ語。

 

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