【ちょいイタめ★メンヘラ女による婚活記 – 07】たかだまなみが遂にメンヘラ卒業!? ~ミンダナオ島でみつけたモノ~

[アイキャッチ]メンヘラ

お世話になっております、株式会社たかだまなみです。

理性では明るい家庭を築きたいと願うのに、カラダは対照的にダメ男を選んでしまうという、いわゆる子宮のバグに悩まされた20代。「もう恋愛感情で男性を選んではいけない……。」とウェブでお婿さんを募集し、戦略的に結婚をしようと企んでおります。

人生の九割が黒歴史の私にも、忘れられない素敵な思い出があるんです。私の心の支えになっているストーリー、今回もご覧ください。

前回までのあらすじ

自分には女としての価値がないのではないか。その不安は私を眠れないほどに苦しめてきました。その心に空いた穴を埋めるために、メンヘラビッチ化し、数々の男性と関係を持つことで心を満たしていた日々ですが、そんな生活から抜け出したい!との願いに応援してくれる人たちがいました。お陰で生活環境をガラリと変え、フィリピン、ミンダナオ島の孤児たちと自然溢れる小さな街で過ごすことになった私。

しかし様々な悲惨な事情を抱えているはずの孤児たちは、明るくたくましく過ごしていました。自分と他人を比べたりせず、自己肯定感も高い。それに対し、私は恋愛で破滅して周りに迷惑をかけ、私はダメなやつ、と無限ループで暗示をかけている有様。私は弱い人間、死んだ方がマシ。自己嫌悪から異国でもメンヘラを発症。頭を掻きむしっていると血が……。

 

血の正体はまさかのアレ

写真1たかだまなみ

心身の調子が悪く横たわる日が続きましたが、子供たちはキャーキャーと眩しい笑顔で寄ってきます。本当に可愛いんです。カメラやケータイがないので、皆「写真撮って! 見せて!」とワイワイ。子供たちの頭を撫でていると、髪からから羽蟻が出たり入ったり。ん?羽蟻って髪にも住むんだね。へ~南国には見たこともない虫がいるもんだ。

気がつくと私の髪にも同じような虫がいるではありませんか。しかも……頭がかゆい! 何が起こったの!? 保健師さんに聞くと、なんとそれはシラミの成虫!!(がびーん!!)子どもたちとくっついて寝ていたので、おそらく3日程で私の頭に移住したのでしょう。子どもたちは笑いながら寄ってきて、猿の毛づくろいのごとくシラミの卵を潰してくれました。シラミってまだ地球にいたんですね……。帰国したら速攻でシラミ撃退シャンプーを買おう、そうしよう。

 

人生を変えたのは◎◎的生活だった

写真2たかだまなみ

ミンダナオ子ども図書館で過ごしている子どもたちは、長期休みの間は頼れる身内の家に帰ることになっていますが、どこにも帰る家がない子どもたち数人は、スタッフと共に浜辺でのキャンプをして過ごすことに。山の麓にあるンダナオ子ども図書館から、海辺へみんなで大移動。そこで私は人生を変える、ある体験をするのです。

海辺でのキャンプはネット環境はもちろん、電気もほぼなく、お風呂はその辺の川……というか水たまり(地元のお母さんたちがガンガン洗濯している)。暗くなったら寝て、朝日とともに起きる生活。火を起こして薪をくべ、米とおかず一品のシンプルな食事。木影で用を足し、一日中海を眺めるだけ。靴も1週間履きませんでした。文明生活とはかけ離れた原始的な生活に、自意識が溶けていくよう。何もないので、何も悩む必要がない。いえ、悩みたくても悩むことができないんです。

写真3たかだまなみ

砂を歩くたび、波の満ち引きを観察するだけの時間とともに、「私」という存在の重要性が薄れていきました。殴られたこと、新宿駅の人混みの中で大声で罵倒されたこと、何百万も盗まれたこと、嘘をつかれたこと、薬を飲まされて眠らされたり、寝ている間に私の体を勝手に使われるデートレイプ、ダメ男に私の裸の写真を友達に送られたり。嫌な気持ちを感じられないほどに麻痺した心。ぽっかり空いた穴もだんだんと薄らいで、忌まわしい記憶からべりべりと引き剥がされていくような感覚になりました。

 

自分の力を取り戻した、子どもたちとの会話

写真4たかだまなみ

夜、子どもたちと流れ星を見つける遊びをしていると、ある女の子が「まな姉さん、お母さんに会いたい?」と聞くので「わからない。」と答えました。「どうして? 毎日会いたくないの?」「もう随分離れて暮らしているのに慣れているからね。たまに連絡はするし、たまには会いたいと思うよ。」女の子は一番明るい星を指差して、「あれね、あれが私のお母さん。お母さんは私が小さい時に死んじゃってあの星になったから、夜しか会えないよ。本当は毎日会いたいのに。」

なんて言うべきなのかわかりませんでしたし、いくら考えたところで、私に用意できる言葉はないとうつむきました。「けどね。」「私には友達がいるから、大丈夫なんだよ。」周りにいた子どもたちが私によりかかって「私もそう思う。」「私も。」と呟きます。「あれかな?いや、これかな?」とどれが自分のお母さんの星なのか決め、喜んで思い出話を聞かせてくれました。ふと、子どもたちを抱き寄せながら、私の心に空いていた穴が、すっかり小さくなっていることに気がついたのです。

それは同情やネガティブ思考からくるものでも、子どもたちのために強くなろうとする欺瞞でもありません。変わろうとする、というよりは「元に戻る」という方が近いでしょう。自分のチカラで歩いて行ってやる、と静かに燃える誓いのようなものでした。また心が折れそうになったら、ここに戻ってきて星を探せば良い。誓いなんて脆いものなのかもしれません。でも、私の怒りや悲しみよりも深いところで燃える炎は、ちょっとやそっとのことでは消えない確信がありました。子どもたちがその勇気をくれたのです。

 

メンヘラが唱える『環境問題説』

私がメンヘラになるのは東京にいて、他人と比べ、私は私はと自意識過剰に陥るからで、皆が太陽のようにハツラツとしているミンダナオで「鬱になれ! メンヘラになれ!」と言われても無理なんです。メンヘラは「環境問題」だったのです。原始的な生活は、私を解放的にしてくれました。子どもたちの生きる姿に勇気付けられ、自分はこれで良い、変わる必要もない。強く生きていけるだろう、と揺るぎない自信を感じました。

日本にいる友人に私は、こうメールを打ちます。

タイトル:ここにメンヘラ卒業宣言をします。

本日付けで、ワタクシたかだまなみはメンヘラを卒業いたします。ビッチも同様です。誰かに頼らなくても、歩いて行けそうです。帰国したら色々とお話します。

……そうして私は完全復活を遂げたのです!!

私の想い、悩み、苦しみが循環してこうして原稿になり、お金になっています。私の人生をシフトしてくれたミンダナオのみんなに、原稿料をプールして、一棟建物を作れたら少しは恩返しになるかしら? もう一つは私のように、ぐるぐると自分を蔑む癖から抜けられず、人生を楽しめていない人をいつかミンダナオにお連れてして、何か感じてもらえたらと考えています。

しかしご存知の通り、戦争によって状況が悪化しているミンダナオ島。でも私の子宮が求める男性に、何度か殺されかけたり、死にたいと思ったりした身です。どうせなら何か役に立ってから死のう。それが私が発信を続けている理由です。皆さんも、恋の悩み等ありましたらお寄せください。あなたの悩みがミンダナオに繋がります。

だがしかし、だがしかしだがしかしっ!!
このままめでたく終わってハッピィエンド……んなわけありません。

これが氾濫の幕開けになるとは、この時はまだ知らないたかだまなみであった。次回もお楽しみに

<続く>

ご質問、ご感想、応援のお言葉等、ぜひお寄せください! お待ちしておりますm(__)m
▶編集部「(株)たかだまなみ係」宛て  gcdig2017@gmail.com

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ライター : たかだまなみ

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島根県出身。
1988年生まれのゆとり世代。
何度も恋愛で破滅したスーパーのつくダメ男好き。負のスパイラルから脱し、幸せな家庭を築くことができるのかを自身で実験するため、株式会社たかだまなみを設立。顔出し実名のウェブページで正社員としてお婿さんを募集中。フィリピンのミンダナオ島の孤児院でダメ男に折られた精神を復活させてもらった経験から、学校建設をたくらんでいる。

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