【定食男メシ・飯テロ】北区、板橋区、豊島区の独特な洋食文化? 「からし焼肉」頂上決戦で洋庖丁、ABC、ミトヤを比較!!

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みなさん、こんにちは。ライターの松本です。
この度、15年近く住んだ板橋区から引っ越すことになり、何か記事が書けないかな? と思っていましたが、私にとってのソウルフードを食べ歩いてまとめてみることにしました(他に板橋に名物がないとは言えない……)。

板橋区、あるいは隣接する豊島区には、同じ洋食屋がルーツと思われる共通する『独創的な洋食メニュー』を出すお店が何軒もあります。

それぞれのお店にはHPがないので、詳しいことまではわかりませんが、北区にある創作洋食を提供するお店から「のれん分け」や「独立」をしたのだとネット上に記載がありました。個人的には「王子系洋食」と呼んでいます(北区王子のお店が元祖らしいので)。

そんな訳で、今回紹介するお店に共通する、王子系メニュー

①ポークのたれ焼き(ニンニクたっぷりの特製たれで焼いた焼肉)

②「からし焼肉」(唐辛子や和辛子ではなく、黒コショウを山のようにかけた辛い塩焼肉)

③豆腐と豚肉のたれ焼き(①のたれを使用、「ジャンボ焼き」という名前が多い)

④野菜と肉のたれ焼きに生卵を落としたもの(「スタミナ焼き」という名前が多い)

などですが、飯の友で男メシというとやはり②になります。

というわけで「からし焼肉」をひたすら食べ歩いてきました。食レポではありますが、私の蘊蓄を聞いてもあまり面白くないので紹介、比較を中心にします。

 

1軒目「ランチハウス ミトヤ」の『からし焼肉』

1軒目は「ランチハウス ミトヤ」。池袋西口、立教大学のすぐそばにあります。お客も立教大生のグループが多いですね。みんな無料のごはん大盛で注文しています。私もこの企画では覚悟を決めて「ご飯大盛」でひたすら男メシを食らうことにしました。

お店の外観はこんな感じ。

ミトヤ

店内はこんな感じ。

ミトヤ店内

「スパイシー焼肉定食おかずごはん大盛」(このお店のからし焼肉)を注文します。

いよいよ到着。このメニューの妙味は「からし焼肉、野菜、付け合わせのスパゲティ」が三位一体になっていることなのです。

ミトヤからし焼き

そして、この系列に共通するのはごま塩が机上にあることで、塩分を度外視して(クリニックのサイトで不謹慎な……)たっぷりかけてみます。

ミトヤごはん

豚肉:油の少ないコマ肉
野菜:キャベツの薄切り+トマト フレンチドレッシング
スパ:細めのカレー風味スパゲティ

ご飯はお皿ではなく茶碗に入って出てきます。

このメニューは「ご飯を食べるためのおかず」という位置づけが徹底されています。焼肉は単体では塩辛くて食べられませんが、ご飯を合わせると素晴らしいシナジー効果を生みます。

ご飯をかきこむための必要かつ十分なものがからし焼肉なんですね。ここのからし焼肉はあまり辛くなくて薄味。全体的にお上品な感じです。

スパゲティは私の場合、最後まで残してお皿に残った汁と絡めて食べます。このスパゲティの量が多すぎず少なすぎず絶妙なんです。

というわけで完食。ごちそうさまでした。

ミトヤEND

「スパイシー焼肉大盛」:730円

 

2軒目「キッチン洋庖丁 板橋店」の『からし焼肉』

2軒目は「キッチン洋庖丁 板橋店」。都営三田線新板橋駅近くにあります。初めてこれ系の創作料理を食べたのがこのお店でした。

書くと長くなるのですが、「こういうフライパンで作る料理があるんだな~」というのが正直な感想でした。

お店の外観はこんな感じ。

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店内はこんな感じ。

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「からし焼肉ランチ大」(通称「から大」)を注文。

「からし焼肉、野菜、付け合わせのスパゲティ」の三位一体は変わりません。また、洋庖丁のお味噌汁はかつおだしが非常に効いた豚汁になっています。

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肉を拡大します。

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超うまそう。脂身が多くていい感じです。肉は通常で100g、大盛で150g、これは10年以上通い続けて、調理場の量りを見続けた結果なのでほぼ間違いないです。

せっかくなのでサイドメニューも注文してみます。「揚げナスのしょうがタレかけ」。メインメニューの「なすと肉のしょうが焼きランチ」用のたれが揚げナスにかかっています。

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豚肉:油たっぷりのばら肉
野菜:キャベツの薄切り+トマト+紫キャベツ+水菜 特製ドレッシング
スパ:極太カレー風味スパゲティ

ご飯はお皿で出てきます。

私にとっては、洋庖丁のからし焼きこそが「初恋」であり至高の存在です。ペッパー、塩味、うまみのバランスが最高です。正直いくらでもいけそう。

このお店のスパゲティはサイドメニューもあるほどで、料理のアクセントにふさわしい存在です。

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というわけで完食。ごちそうさまでした。(トマトは苦手なんで残します)

「からし焼肉ランチ大」:850円
「揚げナスのしょうがたれかけ」:210円

ちなみに、洋包丁にはこういうメニューもあります。ミートソースもタルタルソースも全部手作り。

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メンチカツ&白身魚のバター焼きセット

 

3軒目「ランチハウス 美味しん坊」

3軒目は「ランチハウス 美味しん坊」。都営三田線板橋本町駅近くにあります。メニューは洋庖丁インスパイア―&オリジナルメニューでしょうか。ここは本当にメニューが多いです。でもここでもからし焼きです。

お店の外観はこんな感じ。

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かなり雑然としています。

店内はこんな感じになります。他の店舗と比較して少し広いですね。

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「ポークからし焼肉ランチ大」を注文。

いよいよ到着。お皿の上のメニューは多少控えめでしょうか。野菜たっぷりの味噌汁(ひき肉入り)が添えられます。

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料理を拡大します。

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サイドメニューも注文してみました。「自家製揚げ餃子」です。餃子のたれも自家製みたいです。

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豚肉:油の少ない三枚肉
野菜:キャベツの千切り+コーン フレンチドレッシング
スパ:細めのカレー風味スパゲティ

肉の辛さはまずます。塩コショウというよりも塩だれで焼いている感じです。他のお店と比較すると少々お上品かもしれません。

餃子は餡が確かに自家製ですね。焼き餃子を作る設備がないので、揚げ餃子のみです。

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というわけで完食。ごちそうさまでした。

「ポークからし焼肉ランチ大」:730円
「自家製揚げ餃子」:230円

 

4軒目「キッチンABC 池袋西口店」

4軒目は「キッチンABC 池袋西口店」。池袋駅西口にあります(ミトヤよりも駅寄り)。オムライスやカレー、ビーフシチューもおいしいですが、王子系創作洋食もあります。

お店の外観はこういう感じです。

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店内はこんな感じで、カウンターが少なく(4席)あとは2人掛けか4人掛けのテーブル席になっています。

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「大盛からし焼肉」を注文。

ここのスパゲティはカレーではなくケチャップ(ナポリタン)です。味噌汁は豚肉の切れ端が入っていておいしいです。

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拡大します。

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サイドメニューは「ベーコンエッグのしょうがだれかけ」を頼んでみました。このお店は200円くらいでチキンカツやメンチカツをサイドに付けることができます。

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豚肉:油の少ない豚バラ肉
野菜:キャベツの薄切り+カイワレ ドレッシングなし(ソースをかける)
スパ:細めのケチャップパスタ

このからし焼きはメチャクチャ辛いです。というか、陳麻婆豆腐を食べているような感覚です。「辣」ではなく「麻」の辛さ。舌がビリビリします。もう辛さでは他店とは比較になりません。これは、目玉焼きを頼んで正解でした。卵で辛さを中和することができました。

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というわけで今回も完食。ごちそうさまでした。

「スパイシー焼肉大盛」:730円

 

5軒目(番外)「キッチンオリエント」

最後は番外編で「からし焼肉」ではないのですが、同様の創作系を学んだっぽいお店が最寄り駅の隣の駅にありました。

最初に挙げた創作洋食のうち

・ポークのたれ焼き(ニンニクたっぷりの特製たれで焼いた焼肉)
・豆腐と豚肉のたれ焼き(①のたれを使用、「ジャンボ焼き」という名前が多い)

があります。その他はオーソドックスな洋食店です。

「キッチンオリエント」。都営三田線の終点近く、新高島平駅にあります。

お店の外観です。

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店内はこんな感じ。小上がりに畳、TVがあるのが住宅街の昔ながらのお店という感じです。老夫婦お二人で営業されています。

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ここにはからし焼肉はないので「ポーク焼肉定食大盛」を注文。

やはり野菜とスパゲティの付け合わせです。お味噌汁も具は多くありませんが温かさが伝わります。

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拡大してみます。

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豚肉:油の少ないコマ肉
野菜:キャベツの千切り フレンチドレッシング
スパ:太めのカレー風味スパゲティ

お肉の甘じょっぱさでご飯が進みます。これはからし焼肉とは違いますが、本当においしいです。

というわけで完食。ごちそうさまでした。

「ポーク焼肉定食大」:770円

 

【結論】→どれも最高!ひたすらメシを食え!

私は洋庖丁信者なので、洋庖丁に甘い採点になってしまうかもしれません。肉の脂の多さなど私の好みに合っています。

レシピは非公開ですが

・塩
・コショウ(ブラックペッパー)
・ニンニク
・化学調味料
・ラード
・お酒

とあと何かなんですが何かが思い浮かびません。強い火力のフライパンで焼き上げるのも王子系洋食独特です。すぐに焦げてしまいますから、フライパンさばきが必要です。

オーソドックスなからし焼肉が洋庖丁だとすると

・ミトヤ→あっさり
・キッチンABC→辛い
・美味しん坊→塩分が強い

という特徴があります。どれもライスをいかにおいしく食べられるか、大量に食らうことができるかを追求した結果の味になっています。

お店によってはタバスコやソースでさらに味をカスタマイズすることもできます。普通の洋食っぽくないのですが、フライパン1つで作るこれは男のための男メシです。洋庖丁、キッチンABCは他にも店舗があるので是非一度行って思いっきりご飯を食べてみてください。

本当にメシに合います!

 

ライター : 松本謙太郎

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1979年、長野県生まれ。 早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、経済団体に就職。 検定試験の企画・運営、中小企業のコンサルティング、経営相談・融資、さらに経済法規、経済政策、税制等の要望書の作成業務を行う。その後、独立開業しライター業と講師業を始める。趣味は演劇(するほう)、TVゲーム。好きな食べ物はレバーなどの臓物系。

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