【南米の男料理】簡単だけど奥深い! アルゼンチン人の義父から教わった、アルゼンチン式の肉づくしBBQ「アサード」の魅力

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南米大陸に位置するアルゼンチンでは、日曜日に『アサード』と呼ばれる肉料理を家族で食べる伝統があります。アサードを作るのは屈強な男たち。肉づくしのまさに男の料理アサードからは、日本でも使えるBBQテクニックを学ぶことができます。
今回は、アルゼンチン人と結婚し、アルゼンチンに魂を売った筆者がアサードの魅力とアサードから学ぶBBQテクニックを伝授いたします。

※アルゼンチンはここ▼です。

 

アルゼンチンのBBQアサードとは?

アサード2

スペイン語で「焼く」という意味のアサードは、アルゼンチンの伝統料理。アルゼンチンにはガウチョと呼ばれるカウボーイたちがいました。(今も数は少ないですが存在します)もともとは、ガウチョたちが、アルゼンチンの広々とした大草原で肉を焼いていたのがアサードの始まりです。

(アルゼンチン人の義父)

(アルゼンチン人の義父)

誕生日やパーティーなどの特別なイベント時にはもちろん、毎週日曜日になると家族、親戚、友人などとアサードを楽しむのが、ここアルゼンチンでは伝統となっています。つまり、アサードはただのBBQではなく、人と人をつなげる料理なのです。
私が初めてアサードを食べたとき、義父が次のようなことを言いました。

「アルゼンチン人にとってアサードは料理以上のものだ。アサードがあるおかげで、こうして毎週日曜日に家族全員が集まることができる。一緒にアサードを食べたら、もう友達、家族という関係なんだよ。」

 

男のアサード調理方法

(各家庭に1つは必須のパリーシャ。)

(各家庭に1つは必須のパリーシャ。)

最初にお伝えした通り、アサードを調理するのはアルゼンチンの屈強な男たち。男の料理アサードの調理方法は、とにかく豪快、そしてシンプル!
豪快に塩を肉に振りかけ、パリーシャと呼ばれる金網の上に肉を並べて1~2時間待つだけ。これだけで、アサードは完成します。ポイントはじっくりと弱火で焼くこと。強火だと芯まで火が通らず生焼けになってしまうからです。

炭火でじっくりと焼くことで、肉についている余分な脂肪がそぎ落とされます。そのため、ボリュームこそありますが、実にあっさりとしていて肉本来の味を楽しむことができます。

(写真右下のサラダがルーサ)

(写真右下のサラダがルーサ)

アサードだけを食べることもありますが、サラダがサーブされることもあります。

よく作られるサラダは3つ。1つ目は、ぶつ切りにしたトマトに調理用油と塩だけをかけたもの。2つ目が、レタスに塩と大量のレモン果汁をかけたもの。そして3つ目はルーサと呼ばれるサラダ。ルーサはゆでたポテト、小さく切ったニンジン、そしてゆで卵をマヨネーズと混ぜたものです。濃厚で高カロリーですが、一度食べたらやみつきになること間違いありません。

 

アサードはとにかく肉づくし!やばすぎるボリューム

(牛肉、鶏肉、チョリソ、モルシージャがごろごろとしたアサード)

(牛肉、鶏肉、チョリソ、モルシージャがごろごろとしたアサード)

アサードのメインは何といっても、牛肉の塊。ごろごろとした牛肉の塊がたくさん入っています。2、3個食べるだけで満腹になります。メインは牛肉ですが、もちろん鶏肉や豚肉も入っています。そしてアサードで忘れてはいけないのが、チョリソとモルシージャです。

(左上の食べ物がチョリソ。右のどす黒くて、少しグロテスクなものがモルシージャ)

(左上の食べ物がチョリソ。右のどす黒くて、少しグロテスクなものがモルシージャ)

チョリソは豚肉とスパイスが詰まったソーセージのことです。チョリソはスペイン発祥の食べ物で、南米各国で広く親しまれています。アルゼンチンのチョリソはそれほどスパイスが効いていませんが、チリのチョリソはスパイスがよく効いています。

モルシージャもまた、ソーセージの一種。詰まっているのは、なんと豚の血。そう、血のソーセージです。食べるのに躊躇しそうですが、味は濃厚で赤ワインとよく合います。アルゼンチン人はモルシージャとお肉を一緒に食べたり、パンにつけて食べたりします。

 

アサードから学ぶ男のBBQテクニック

アサード8

アサードには、BBQシーズンに活躍すること間違いなしのテクニックがたくさんつまっています。今回は、これだけを実践すればBBQでヒーロー扱いされるテクニックを3つ紹介します。夏でも冬でも、毎週日曜日には必ずBBQをするアルゼンチン人が実践するテクニックは、一体どのようなものなのでしょうか?

 

1.肉は塊を使う

(塊を豪快に焼き上げて、見た目から楽しむのがアサード!)

(塊肉を豪快に焼き上げて、見た目から楽しむのがアサード!)

せっかくBBQをするのなら、塊肉を使用しましょう。塊肉を使うことで調理時間はかかります。しかし、言い換えればじっくりと炭火で焼くことができるということなので、余分な脂を落としきることが可能です。

また塊肉を見る機会というのは、日本ではなかなかありませんよね。塊肉を出した瞬間、周囲が盛り上がり、SNS用に写真撮影を始めるのは間違いありません。見ても、食べても楽しめるのが塊肉。

 

2.味付けは塩のみ

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男のBBQアサードに余計な味付けは必要ありません。基本的には塩を豪快に肉へと振りかけるだけ。そして、じっくりと焼き上げ、肉本来の味を楽しむ。これが、アサードです。普通の塩もいいですが、おすすめはやはり岩塩。肉との相性が抜群の岩塩は、素材のうまみを存分に引き出し、ジューシーな仕上がりにします。

塩だけじゃ物足りないという方は、アルゼンチンソースの「チミチョリ」を作ってみてはいかかでしょうか? チミチョリは、パセリ、ニンニク、赤唐辛子を細かく刻んで、油、ワインビネガー、レモン果汁、塩でミックスしただけの簡単なソース。手軽に作れますが、塩だけで焼いた素朴な味のお肉との相性は抜群! お肉だけではなく、パンとも合うので前菜にフランスパンとチミチョリを出すとポイントは確実に上がりますね。

 

3.炭の配置が成功のカギ

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アサードはじっくりと炭火で焼くことが重要です。そのため炭の配置に気を付けなければいけません。写真では少しわかりづらいですが、左側の方に炭がたくさん置かれ、右側の方には炭が少なめに置かれています。このように、炭の量を調節することによって火加減をコントロールすることができるようになるのです。

はじめは肉を火加減の強い炭の量が多い位置に置きます。外側が焼けたら、炭の量が少ない弱火ゾーンに移動してじっくりと焼き上げるのです。こうすることによって、外はこんがり、中はジューシーな肉を焼くことができます。

 

まとめ:アサードは大切な人と食べる特別な料理

男のBBQアサードは、ボリューム満点の肉好きにはたまらないアルゼンチンの伝統料理。日本でも食べることができるレストランがいくつかあります。もちろん、レストランでアサードを楽しむのもいいですが、おすすめはあなたが家族や友人などの大切な人のためにBBQを開くこと。今回紹介したテクニックを実践して、BBQのヒーローになってください!

 

ライター : おっくん

プロフィール おっくん

1992年、福岡県生まれ。
大学卒業後、すぐにアルゼンチンへ移住して、アルゼンチン人と結婚する。アルゼンチンで様々な職を転々とし、現在はライターとして活動中。TOEIC935点の実績あり、加えてスペイン語も堪能。趣味はガーデニングと洋楽鑑賞。

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