【TATOO・メロコア】ハイスタ横山健のメディアに対する意識と、Mステ出演の際にタトゥー(刺青)を隠した理由とは?

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2015年7月、あの伝説のパンクロック/メロコアバンド「Hi-STANDARD」のギターボーカル、Ken Yokoyamaこと横山健さんがテレビ朝日の人気音楽番組「ミュージックステーション」(※以降Mステ)に出演するという事で大きな話題となりました。

なぜそんなに話題となったのかと言えば、その伝説のバンド「Hi-STANDARD」は活動概念として徹底した「非大衆性/アンチメジャー」、「セルアウト(※①)はしない」という考え方が根底にあり、91年のバンド結成当時から2000年の活動休止に至るまで一切メディアの露出に頼ることなく、ライブチケットや音源を売ってきたからに他なりません。しかも、そのメディアに否定的な考え方自体はMステに出演した当の本人、横山健さんによるものが大きいと言われてきたからです。

※①セルアウトとは…自分の考えとは違う音楽やキャラクターを作り、売り上げに繋げる事。

 

Hi-STANDARD 横山健のメディアに対する考え方

2012年12月23日に放送されたHi-STANDARD初のドキュメンタリー番組で、彼はこう語っています。

 20代でHi-STANDARDやってた時は、周りの人の有難さなんてわかんなかったですもん……どうせオレらピックアップすれば話題になんだろ?ぐらい(笑)だったら出てヤンネーよぐらい思ってた所もあったんですけど
メジャーデビューしたらみんなTV出るのが当たり前だと思ってましたからね。それぐらいロックと芸能界って線引きされてなかったんですよ。先輩ミュージシャンが、ボク直接面識は当時なかったんだけどライブハウスから出てきて、その人が何かのTVのインタビューの時に”芸能界に入られてどう思いましたか?”みたいな事を聞かれてて、ん~っつって普通に答えてたんですよ(笑)ちょっと待てよみたいな(笑)あなた芸能界行ったんですかみたいな。ロックじゃないんですかって思って。そういう印象的な出来事がいっぱいあって、積み重なってこれは…オレたちはそうはならないって言ってましたね。

 

また、2015年7月にMステへ出演した際の心境についての本人のコラム記事「横山健の別に危なくないコラムvol.89 」では、次のように綴っています。

オレは…オレはというよりも Hi-Standard は「メディア嫌い」として知られていた。ハイスタは音楽誌のインタビューにすら、まともに答えないバンドだった。なぜだかいつも話がまとまらなかった。それにメディアの露出がなくともアルバムは100万枚売れて、Air Jam(※②) も主催できて…つまり、さほどメディアを必要としていないバンドだった。

メディアの力を借りなくても、自分たちだけで出来てしまう。その人気は飛ぶ鳥を落とす勢いだった事は想像に難くありません。

※②1997年(平成9年)、Hi-STANDARDを中心に企画されたパンク・ロック、ラウドミュージックとスケートボード、BMXなどストリートカルチャーを融合したイベント

 

何故、今になってメディアに出たいと思ったのか

2000年にHi-STANDARDの活動休止後、ソロ活動「Ken Yokoyama」などでは割と積極的にメディアには露出していたものの、一番メインのメディアとなる民放へはやはり出ていませんでした。しかし、現在のロックシーンの縮小を肌で感じた横山健さんは、ある種のシーンに対する「責任」の様なものを感じて、徐々に考え方が変わっていったようです。

 子ども達には「こんなラフな音楽あるんだよ、ロックンロールっていうんだよ」っていうのを見せたかったし、大人達には「ほら、かつて君達が熱狂したあれ、まだ死んでねぇぞ」っていうのを届けたくなった。

 テレビの威力はやはり強大だ。オレはここ数年ずーっと感じていたのだが、これだけインターネットが普及し、個人個人で様々な情報を発信できる。年々テレビ離れが進んでると聞く。 しかしそれで逆に、テレビは「選ばれた者のみが出れるメディア」へと変貌していることに気づいている自分がいた。これは雑誌もラジオも然り。それは昔からそうなのだが、改めて思う。 ネットでの発信が容易になった分、その色合いを強めていると感じる。 つまり、オレはテレビに出ようと思うなら、その前に「テレビに選ばれなければいけない」のだ。

 自分が子どもの頃、忌野清志郎さんをテレビで見た。他のニューミュージックと呼ばれていた人達とは明らかに違う空気感を放っていたことは、子どもながらにも察知して衝撃だった。10代の多感な時期、ブルーハーツをテレビで見て人生が変わった。音源は聴いてはいたが、テレビでみた時の衝撃は今でも忘れられない。 オレも、もう遅いかもしれないけど、そういった先輩達みたいになりたい。 テレビで音楽番組というと、間違いなくMステなのだ。 出たい、と思った。

時代と共に段々と音楽シーンをとりまく環境が変わるにつれ、本人の意識も変わっていったようです。Hi-STANDARDが活動休止となり、ご自身でPIZZA OF DEATH RECORDSを経営していく上で、いかに音楽シーンと対峙していくか、その難しさとメディアの使い方についても理解していったのかもしれません。

 

自身の「タトゥー」がお茶の間にどう映るか

 

番組を見ていて、”ハイスタ”ファンは思ったことでしょう。「アレ?長袖?刺青(タトゥー)は?」
彼は長袖のシャツを着てMステに出演したのです。その時の理由について、彼のコラムではこう綴られています。

 こちらからお願いして出させてもらう以上、マナーを守る必要がある。まず刺青。テレビ、特にゴールデンタイムは不特定多数の人が流し見もするので、そこでオレみたいなもんが刺青丸出しで出てたら、「なんであんなもん出すんだ!」と気を悪くする人もいるだろう。それこそクレームでも寄せられたら「横山なんか出すんじゃなかった」と思われるだろう。まぁなにしろオレの刺青ったら、「おしゃれタトゥー」でもないので…パッと見、ただの「輩(やから)」だ。正直言って刺青を隠すのは楽しいことではなかったが、今回の突っ張りどころはそこじゃないと充分理解してたので自主規制、長袖を着て出ることにした。

そして、この背景にある考え方として、今後もパンクロックバンド・ライブハウスバンドがMステに出演する機会を奪われないように、そのシーンの責任ををまるごと背負う気持ちだったと綴っています。自分がメディアに対して否定的だった想いが強い分、逆にそこまで考えられたのかもしれません。

まだまだ一般的に刺青(タトゥー)に対する否定的な意識が根強い日本。そんな意識も全て理解した上で、シーンの為に行動した横山健さん。本当にリスペクトです。

【関連サイト】ハイスタが主宰する国内最大級のパンク/ラウド系音楽フェス “AIR JAM 2016″ ついに開催決定!

 

ゴリラクリニックdigではタトゥーを取り巻く日本の環境、意識について以前から取り上げて参りました。ここで、海外との意識の差を確認する為にも、次の写真をご覧ください。

2012年7月にブルックリン南端のコニーアイランドにて撮影した、アメリカの警官を写したものです。

2012年ブルックリンにて撮影

いいとか悪いとかいう話ではなく、これが日本の警官だったら……? 考えられないですよね。これほど日本と海外では刺青(タトゥー)に対する意識が違うのです。

2020年のオリンピックを控えますます国際化が進み、ファッションとしての刺青(タトゥー)が日本でも広がりつつある中で、今後日本人の意識がどのように変わっていくのか、見守っていきたいと思います。

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