【心の叫び?】年功序列・終身雇用は現在の日本において、もはや無用の産物なのか?

s_shutterstock_1343027480
炎上覚悟で言います
年功序列・終身雇用を好きになれません
なぜかって?

・会議中に爆睡し
・自分のミスを部下のせいにし
・マイルの為にJALにしか乗らず
・キャバクラを会社経費で落とし
・エクセルに入れた数字を電卓で足し算

しているおじさんなのに給料が僕の倍で、絶対クビにならないからです

そんな、絵に描いたような「年功序列&終身雇用にあぐらを掻くおじさん」をディスったツイートが話題となっている……らしい。

フリーランスの私にはまったく縁のない、正直あまりピンとこない“制度”ではあるのだけれど、まだそーいう至れり尽くせりのお世話を“最後”までしてくださる悠長な企業って、あるんですねぇ? いやぁ〜羨ましいかぎりであります! が、バリバリの実働部隊として日々心身を削り取られている若い世代からすれば、やっぱ腹に据えかねるモノもあるんでしょうな……。

終身雇用に甘んじるなら、謙虚な姿勢を忘れずに 

出典:shutterstock

出典:shutterstock

あらためて問います! まだ年功序列だとか終身雇用がお約束なカイシャって、本当にあるんですか? 私の同世代であるサラリーマンの友人なんか、定年を迎えることなく、子や孫の会社に飛ばされたり、早期退職を促されてやむを得ず“独立”しちゃったり、ファミレスあたりでバイトしてたり……みたいなのばっかですから。

おそらく、冒頭ツイートの投稿者は相当に経営状態が健全な、古くからある有名大企業にお勤めなんでしょうね。少なくとも私がお付き合いのある企業じゃあ、もはや「キャバクラ代を経費で落とす」とかってあり得ないし。

もし、そのようなカイシャが実在するなら(いや、確実に実在するんだろう)、ほぼ100%炎上はしないと思いますよー。年功序列と終身雇用が隠然と立ちはだかっている職場で働く若い世代の皆さんは、大なり小なり同じような苛立ちを抱えているはずなので……。

50代のサラリーマンのヒトたちって、旧泰然とした日本独特な「やさしい社会システム」の崩壊から逃げ切れるか逃げ切れないか、ギリギリの瀬戸際に立たされている世代なんだと思う。そして、「逃げ切れそう」な“ラッキーなヒト”は、(私の視界が届かないところだと)けっこう多いのかもしれない。

ただ、逃げ切るなら逃げ切るなりに、もうちょっと謙虚さがあってもいいんじゃないか……とは私も忠告しておきたい。JALばっかじゃなくて格安飛行機にも乗りましょうよ、キャバクラは自腹で行きましょうよ、パソコンスキル上げましょうよ……。

 

若い世代は「使えないおじさん」でガス抜きをしている?

出典:shutterstock

出典:shutterstock

ただ、投稿者への賛同のリプライが大半を占めるなか、以下のような冷静な意見も散見された。

本来、年功序列と終身雇用は同時に実行しちゃダメなんですけどね…

終身雇用は「誰にでもできる最適な仕事はあるし、訓練できる」と言う前提で、仕事内容を変え、首は切らない雇用形態。

年功序列は「経験を積めば仕事の効率は上がる」と言う前提で、仕事内容は変えない、要らなくなったら首を切る雇用形態。

因みに終身雇用の場合も、勤続年数に応じた昇給はあります。それは企業への忠誠度に起因するものであって、「序列」とは別。(後略)
私も年功序列は好きではないですが、成果主義型も良し悪しだなぁと。
成果となる評価も制度の裏道や攻略法を知っていれば、人間性クソみたいな成り上がり上司が出来上がって組織は荒廃し、退職者が続出し、全体のパフォーマンスは落ちてきます。(後略)

繰り返すが、私はフリーランスの身ゆえ、年功序列だの終身雇用だのといった“制度”が企業にどのような実際的な利害を及ぼすのかは、よくわからない。でも、今回のこういった“集中攻撃”のさまを眺めているかぎり……若い衆の皆さま方々は、目の上のたんこぶ的な「使えないおじさん」を、案外ガス抜きの対象として、有効活用してるんじゃないですか……? いなくなったらいなくなったで前出のリプにもあったとおり、社内の雰囲気はギスギスしちゃうんじゃないですか? つまり、出涸らしながらも「使えないおじさん」には、それなりの利用価値がまだ残っているということだ。

問題は、その「出涸らしな利用価値」に雇用側がどんだけの給与基準を見出すか、その「使えないおじさん」をどの時期まで引っ張って面倒を見る度量があるか──これからはもっともっと厳しくなっていくんでしょうけど……。個人的には、年功序列や終身雇用が、まだほんのりと香る現時点の日本の社会バランスって、わりと悪くない気がする。

ライター : 山田 ゴメス

1962年大阪生まれ B型 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション、学年誌、音楽&美術評論、漫画原作まで、偏った幅広さを持ち味としながら、阪神タイガースと草野球をこよなく愛し、年間80試合以上に出場するライター&イラストレーター。『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』ほか、著書は覆面のものを含めると30冊を越える。

【関連記事】

ゴリラクリニック対談 堀江貴文×柴田英嗣(アンタッチャブル)篇
【女性にモテない?】胸毛や背毛の悩みは脱毛で解決できます

bnr_skin_thin

男性美容外科ゴリラクリニックTOPへ行くモテ男記事ゴリクリハックのトップへ行く

この記事が気に入ったら いいね!しよう

ゴリラクリニックdigの最新記事をお届けします

注目記事

新着記事

ゴリゴリ日記 ライターさん募集中!!

週間アクセスランキングTOP10

【閲覧注意】富士の樹海は想像以上に美しく、発見した死体は想像以上に……。GPS持参で青木ヶ原樹海を探索した話

【刺青夫婦】タトゥーのデメリット・後悔は結婚してから痛感する3つの理由

【激レア】マニアック過ぎィ!!日本屈指の非売品ゲームソフトコレクター「じろのすけ」氏が厳選する非売品ソフトベスト3とは

【裾折りデニム問題】メンズに流行するデニムのロールアップはダサいのか? お洒落なのか? 折り方はあるのか?

【最新カプセルホテル】近未来的モダン空間! カッコ良すぎる竹橋のナインアワーズホテルに行ってみた!

【IKEAあるある35選】これはあるね!www つい余計なものまで…から始まる、毎度ありがちな「イケアあるある」まとめ

【原価率】回転寿司スシローのネタ原価率を某寿司職人から”外部”リーク! 一部上場記念「スシローうまさ上々祭」のコスパに迫る

【旨すぎ注意】牛骨の旨味がほとばしるゥ! イスラム教徒も安心の蘭州拉麺の聖地「ザムザムの泉(西川口)」に行ってみた

【男料理保存版!】神田・東京カオマンガイの門外不出レシピ公開! カオマンガイのプロが語る「究極のカオマンガイ」の作り方 前編

【1話無料】漫画『やれたかも委員会』作者の吉田貴司さんに聞く、やれた「かも」に潜む男たちのリアルな願い(前編)