【再検証】つまりは保険?「契約結婚はアリかナシか?」について、もう一度だけ考え直してみる

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2ヵ月ほど前、ここゴリラクリニックdigで、 

一昨年前に大ブームとなったドラマ『逃げるは恥だが役に立つ(略:逃げ恥)』(TBS系)でクロースアップされた「契約結婚」が、フェイドアウトどころか、なおもじわじわと盛り上がりを見せている…… 

……なんて出だしから、「契約結婚」についてアレコレと語らせていただいた

そのときは、「とある法律事務所では、弁護士が正式なかたちとして、契約結婚に対するさまざまなレクチャーを、自社のホームページで詳細に行っている」と昨今の現状を紹介したり、「契約結婚を背景とする夫婦生活は、1980年に発表された『なんとなく、クリスタル』(田中康夫著)の若者像と酷似している部分がある」との見解を示してみたりしながらも、結論としては「コレはコレでアリだと思うけど、そう書面(=契約)どおりに事は上手く運ぶのかしら?」と、「結局はどっちやねん!」的な“ぼやけた〆”で原稿を“強制終了”しまったわけだが(笑)、ゴリクリdig編集部から、また「こんなネタがありました」と、『別れて10年の元カノから「契約結婚しない?」という最高の連絡が来た』なるタイトルのブログ(のURLが送りつけられてきた。あくまでも、私みずから「契約結婚に関してきちんとシロクロをつけてくださいよ〜」ってことなのか? よろしい! では、今日こそきちんとシロクロつけてみようではないか!!

「契約結婚」を100%肯定できない“なにか”がある?

出典:shutterstock

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正直、要約するのも面倒臭いくらい、ものすごーく長いブログなんだけれど(興味のあるヒトは↑をクリックして読んでください)、要は

約10年前に3年近く付き合った元カノから突然「契約結婚しませんか?」とLINEが来た→別れた原因は「遠距離恋愛だったから」で、「お互い嫌いになったからじゃない」ゆえ、恋愛関係をすっ飛ばして結婚に到っても案外、上手く行くはず→契約条件の大枠は 

・自由恋愛は禁止
・友人への周知はそれぞれが決定権を持つ
・扶養家族には入らない
・この契約は年1回更新される 

……といったもの→男性本人は元カノからこの提案を受けた時点で「いいね!」と感じた→なぜなら「(現在)35歳の僕と31歳の彼女には、一から恋愛をし直して結婚のゴールへと向かうだけの体力も気力も時間も残されていない」から→元カノに「OK」と即答。今から彼女と会うのが楽しみです。

……みたいな内容で、つまりは「契約結婚」を前向きに捉えた意見であり、随所随所で私なりについつい納得させられてしまう“名文句”も含まれていたりするのだが、そうといって、この投稿者の主張を鵜呑みにしてもよいものか……と自問自答すれば、やはり「100%賛同」と断言しきれない“なにか”が、たぶんある。その“どこか引っ掛かる部分”の正体とは、はたして……?

 

「契約結婚」とは突き詰めれば“保険”である!

出典:shutterstock

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とりあえず“引っ掛かっているなにか”のなかで、一つだけ“明確となっている部分”を述べておこう。「10年前に付き合っていた恋人からいきなり復縁を求められる」のは、じつのところ、世間的には案外珍しくもないケースだと言える。しかし、

「コレ…別に契約結婚じゃなくてもいいじゃん?」

……そんな根元的な疑問が私の脳裡からこびりついて離れない。「契約すること」の必然性が少々希薄すぎるのである。

おそらく、「とにかく結婚はしたい」けど、「付き合っていたのが10年前」なので“今の二人”が「また良好な関係を築くことができるのか」自信がないのだろう。自信がないからこそ「契約」という名の「保険」を掛ける。そう、「契約結婚」とは表現を変えれば

「結婚という先行きの見えない制度を補う新しい保険制度」

……なのだ。

次に「良い悪い」ではなく「好き嫌い」の観点から、この「契約結婚」について論じてみたい。もし、私が気になる女性から契約結婚をせがまれたら……?

個人的には「嫌」。原則として「恋愛の延長線上にあるのが結婚」とのポリシーの持ち主である心底の女好き(=恋愛好き)な私にとって、「結婚に小賢しい法律的な決め事」が介入するのはいただけない。前近代な考えなのかもしれないけど「保険を掛けながら男女の仲を育んでいく」プロセスがどうしても許せない、「そこまでオレと一緒になるのが不安なのか」とプライドが傷ついてしまうのである。

そして、あと5年で還暦を迎える私は、まだまだ「一から恋愛をスタートして結婚のゴールへと向かうだけの体力と気力」も充分すぎるほど残っている。「時間」はともかくとして……。

ライター : 山田 ゴメス

1962年大阪生まれ B型 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション、学年誌、音楽&美術評論、漫画原作まで、偏った幅広さを持ち味としながら、阪神タイガースと草野球をこよなく愛し、年間80試合以上に出場するライター&イラストレーター。『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』ほか、著書は覆面のものを含めると30冊を越える。

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