【SWシリーズ】第5作目! 愛がテーマの“エピソード2”は駄作?『スター・ウォーズ/クローンの攻撃』のあらすじ・登場人物おさらい

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大人気シリーズの最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(公開日:2017年12月15日)の公開まで残りわずかとなりました。前回に引き続き、ゴリラクリニックdigでは映画『スター・ウォーズ』を特集します。

今回取り上げるのは、2003年公開の『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』副題に「エピソード2」とついていますが、公開順では第5作目にあたります。

前回の記事では、全世界のファンが待ち望んだ伝説的シリーズ16年ぶりの新作『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』について、高校生だった筆者の体験も含めた当時の空気や、待望されていたにもかかわらず低評価だった経緯についてお伝えしました。

さて、そんな再スタートで若干つまづいた感のある『スター・ウォーズ』新三部作、続く第2章は果たして……。

三部作の中間地点、「エピソード2」が描くのは禁断の愛!

【あらすじ】
政治腐敗によって機能低下が進む銀河共和国は、数千の惑星が離脱したことで混迷を極め、さらには元ジェダイのドゥークー伯爵を中心とした分離主義勢力の台頭により、両者の間には緊張状態が続いていました。そんななか、元老議員であるパドメ・アミダラ女王が爆破テロに遭遇。事態を重く見たパルパティーン最高議長は、ジェダイの騎士オビ=ワン・ケノービと、アナキン・スカイウォーカーをパドメのボディーガードに任命します。10年ぶりに再会したアナキンとパドメは互いに愛し合うようになりますが、ジェダイの厳格な掟は、だれかを愛することは執着心を生むとして、これを禁じていました。

「エピソード4~6」の『スター・ウォーズ』旧三部作では、ハン・ソロとレイアの恋愛がサイドストーリーとして描かれていたものの、男女の恋愛がメインテーマに据えられることはありませんでした。そんななかで、「エピソード2」はシリーズ初、あるいはシリーズ唯一のラブストーリー。一国の女王であるパドメと、奴隷出身で掟に縛られたジェダイであるアナキンの、禁断の恋愛が描かれます。

結論から言うと、「エピソード2」は酷評とまではいかないものの、絶賛されるほどの評価ではなかったように思います。ある部分を除いては。公開当時は(今も?)『スター・ウォーズ』のような宇宙SFモノで、男女の恋愛がメインテーマということにピンと来ていませんでしたし、「エピソード1」で高まり過ぎたハードルをいったん下げに下げたファンにとっては、ちょうどいい塩梅(あんばい)だったのかもしれません。

ただ、駄作という評価には個人的に「否」と答えたいところです。本作もやっぱりラスト10分、クライマックスのライトセーバー戦は熱い展開が待っていました。あのシーンだけでも、「エピソード2」を観る価値は十分にあります! 詳しくは記事の後半で……。

 

【登場人物】『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』の登場人物たち

「エピソード2」に登場する、重要な登場人物たちを見ていきましょう。第4作目「エピソード1」から登場しているキャラクターについてはこちらをご参照ください。

【SW新シリーズ開幕】第4作目“エピソード1”は低評価?『スター・ウォーズ/ファントム・メナス』のあらすじ・登場人物おさらい

 

アナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)

「エピソード1」でオビ=ワンに弟子入りし、10年間の厳しい修行を積んだアナキン。未熟で傲慢な部分もありますが、宇宙最強のフォースを秘めた若きジェダイの騎士です。「エピソード2」では再開したパドメに対し、ジェダイが禁忌とする恋愛感情を抱いてしまいます。

 

メイス・ウィンドゥ(サミュエル・L・ジャクソン)

ヨーダに次ぐ、ジェダイのナンバー2。普段はジェダイ評議会の長としてジェダイの騎士たちに助言を授ける立場ですが、「エピソード2」では戦い最前線に出向き、ジェダイ騎士団の中で最も強力と言われるライトセーバー術を披露します。

 

ジャンゴ・フェット(テムエラ・モリソン)

「銀河一の賞金稼ぎ」として名をはせるバウンティーハンター。ドゥークー伯爵の依頼により、クローン兵士(クローン・トルーパー)の製作のため自らの遺伝子を提供します。息子のボバ・フェットとともに、パドメやジェダイの暗殺に動きますが……。

 

ドゥークー伯爵(クリストファー・リー)

元ジェダイ・マスターで、クワイ=ガンの師にしてヨーダの弟子。表向きは銀河共和国からの独立を図る分離主義者の中心人物ですが、裏の顔はフォースの暗黒面をつかさどるシスの暗黒卿です。「エピソード2」のヴィラン(悪役・敵)で、ラスボス的キャラクターとして登場します。

 

【見どころ】ヨーダはヨボヨボのじいさんだと思ってたでしょ? 残念!

前回の記事では、「『エピソード1』の見どころはクライマックスのライトセーバー戦にあり!」とお伝えしました。あのダース・モールが繰り出すキレキレのアクションは、それまでに溜まっていた観る側のフラストレーションを、すべて忘れさせてくれるかのようなすばらしさ!「だったら、『エピソード2』はもっと激しいアクションが観られるのでは……」と期待するのは必然でしょう。

ところが、なぜか「エピソード2」は人物のバストアップのショットが多いんですよね。アクションも全体をパンで撮るよりも、バストアップで演者がにらみ合うショットばかり。「おいおい、今回はなんだかアクションもパッとしねえぞ!?」というフラストレーションがフツフツと溜まっていくなか……物語はクライマックスへ。

若干ネタバレをしますと、ラストはヨーダVSドゥークー伯爵の元・師弟対決。オビ=ワンとアナキンの若きジェダイの騎士を2タテしたドゥークー伯爵の前に、杖をついて「やっとこさ」という感じで現れたヨーダ。観る側の感情としては、「いくら伝説のジェダイ・マスターとはいえ、こんなヨボヨボのおじいちゃんで大丈夫か??」なわけですが……。

ヨーダが動く動く! どこから出してるんだかわからない奇声を発し、まるでスーパーボールのように跳ね回る!ドゥークーが一太刀入れる間にヨーダは三太刀!!

劇場で観たときは唖然としましたね。最後の最後にまさかこんなサプライズがあるとは!わずか数分間のライトセーバー戦ながら、チケット代の元は十分に取れます。画像ではこの興奮は伝わらないと思うので、ぜひ動画で!

 

【聴きどころ】低評価を付ける人も音楽は絶賛?

さっきのライトセーバー戦と続けて、テキストではなかなか伝わりづらい部分ではありますが……映画レビューサイトや海外の人のコメントなんかをチェックしてみると、「エピソード2」にこっぴどい評価を付けている人でも、音楽は絶賛しているケースは非常に多いです。

アナキンとパドメのシーンで流れる「Across the Stars(愛のテーマ)」という劇中曲は、とくに海外の人が「結婚式で使いたい」というほどの名曲です。これまたネタバレになりますが、ナキンとパドメが契りを交わすラストシーンで、「愛のテーマ」からのエンディングテーマへの曲のつなぎは最高すぎて思わず感涙。ライトセーバー戦と合わせて、この2つがあるから「エピソード2」に低評価はつけられないんですよねえ。

 

ヨーダに対するイメージが180度かわった「エピソード2」

「エピソード2」を振り返ってみれば、なんだかんだ一番記憶に残っていたのは、「ヨーダってあんなに動けるんだ」という感情を抱いたことです。旧三部作の「エピソード5」で初登場したときは、マペット(人形)操作のため、できるアクションも限られていました。それが「エピソード1」からフルCGになったことで、良い意味で180度ヨーダのイメージを覆されました。とにかくここだけは必見なので、ぜひ『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の前にご覧いただきたいですね。

 

さて、次回は新三部作の最終章『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』を取り上げます。ついに、あのダース・ベイダー誕生の瞬間!そのとき、全スター・ウォーズファンが涙した?

メイン画像出典:「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」トレーラー

ライター : モトムラ・ハジメ

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東京都日野市在住、元ゲームプランナー・ディレクター。現在はライターとして経済、エンタメ、恋愛、映画レビューを中心に多方面で記事を執筆中。趣味は映画鑑賞とプロレス観戦。映画はジャンル問わず年間150本以上鑑賞、プロレスは新日本プロレス、DDT、スターダム推し。

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