【台湾夜市】台北の雰囲気的危険エリアその①! 正しいヘビの生き血の飲み方を「華西街觀光夜市」で学んできた話

関口です!

今、近場の海外旅行先として話題の台湾。
東京からたったの3時間で「美味しいご飯」「美しい景色」「外国の文化」を体感できる場所として人気があります。また日本統治時代の建造物も多く残っていたり、日本語が通じる所が多かったり、現在も日本との関係が良好であったりと、日本人としては海外旅行先として大変訪れやすい国なのです。しかし、お隣の国とはいえそこは海外。文化や習慣、雰囲気もかなり日本とは異なります。

台湾の中心部である台北には『夜市』と呼ばれる人気の観光スポットがいくつかありますが、その中でも特に古びてダークな雰囲気の店が並ぶ、極めつけの夜市が存在するのをご存知でしょうか。

「危険な香りのするところを冒険してみたい」、「オラもっと強くなりてぇ」(by孫○空)と考えるのは男の性。きっと自分の度胸を試した後には少しの成長や満足感が待っているはず……と、いうことで「男の冒険」をテーマに冒険心がくすぐられる台湾の怪しい夜市のお話です。

台北のダークな夜市2つ「華西街觀光夜市」と「廣州街夜市」

台北の龍山寺

台北の龍山寺

台北にあるお寺の中でも最も古く、1738年にできた由緒正しい人気の観光地「龍山寺」。その豪華な装飾は非常に美しく、台湾旅行中に訪れたことがある方も多いのではないでしょうか。

この超有名な龍山寺からたった一本道を隔てた先に、他の台湾の観光地や夜市とは違った雰囲気を持つ夜市が2つあります。それが、台北市内で最もダークで怪しい夜市と言われる「華西街觀光夜市」「廣州街夜市」

レトロなアーケードが特徴的な「A 華西街觀光夜市」と、夕方以降歩行者天国になる「B 廣州街夜市」

レトロなアーケードが特徴的な「A 華西街觀光夜市」と、夕方以降歩行者天国になる「B 廣州街夜市」

このエリアは未だにダークな香りやローカルな雰囲気が残る場所で、怪しい飲食店が立ち並び、地元の台北っ子も行かないような店が軒を連ねています。

この2つの夜市は「観光夜市」と名乗っていながらも、雑誌で紹介されている台湾のような明るく楽しい雰囲気は一切なし。いわゆるキラキラ台湾とはまるで違う場所なのです。よくある台湾の観光夜市画像や、昼間の龍山寺と比べてみると違いが伝わるでしょうか。龍山寺周辺から少し入っただけで観光客も激減する場所です。

そんなわけで今回、台湾に住む私『関口大樹』がこの怪くて魅力的な「華西街觀光夜市」と「廣州街夜市」をレポートいたします!

関口です!

関口です!

 

関口レポの前に、2つの夜市についての補足

前置きが長くなりますが、私のレポートの前にもう少しここの説明をさせて下さい。ここがどういう場所なのか、より深く理解出来ると思いますので。

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YouTubeより

この夜市や龍山寺は「萬華」と呼ばれるエリアにあり、台北市の中でも赤レンガ造りの建物で有名な迪化街(大稻埕)と並ぶ、古くて歴史のある所です。

ここ萬華は船が物流の中心だった時代に、中国大陸や台湾各地から貿易船が接岸する港として発展。その後、港としての機能は弱まりましたが、清の時代~日本統治時代~戦後を通して賑やかな街として栄えました。

近年は新しい建物の建設も少なく、華やかな台北の開発から取り残されたエリアになっており、台湾黒社会、つまりヤクザが集まるエリアとしても有名で、任侠映画の舞台になるほどダークな雰囲気が漂っています。

ここでご紹介したいのが、この萬華エリアを舞台にしたヤクザ映画「モンガに散る」です。80年代の萬華エリアを舞台に、台湾マフィアと中国マフィアの対立を、青春モノと織り交ぜて描いた映画「モンガに散る」。激しい格闘や流血シーンもありますが、当時の台湾の雰囲気もわかり、任侠映画、青春映画としても面白くてオススメです。

90年代半ばまでいた台湾極道は姿を消し、現在はこの街を堂々とヤクザが闊歩しているということはありません。ただ、そうした時代の残り香がそこかしこに漂っているので、ここに来れば当時の雰囲気を肌で感じることができます。

それでは、華西街觀光夜市から行ってみましょう。

 

「華西街觀光夜市」でヘビやワニ、スッポンなど精のつく料理を楽しむ

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まず紹介するのは「華西街觀光夜市」。LEDではなく蛍光灯のぼんやりとした明かりがレトロなアーケードがあるこの商店街には演歌を売るCDショップや伝統的な顔エステ、足つぼマッサージ店、台湾式の海鮮居酒屋など昔ながらのお店が軒を連ねています。

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このようにレトロな構えのお店がたくさん軒を連ねています。足裏マッサージがなんと299元〜(40分)と台北人もビックリの激安価格。スタッフも人情味溢れる方々が揃っています。

 

ヘビの血と料理に挑戦。自分の度胸を試してみる。

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中でも有名なのはヘビやワニ、スッポンなど精のつくパワフルな料理の数々。台湾でもヘビやワニを出す店は少なく、台北の街中ではまず見かけません。

昔は観光客向けに目の前で生きたヘビを解体するショーも行われていたそうですが、動物愛護の機運が高まり、今では料理のみの提供になっています。

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解体ショーは無くなりましたが、店頭の雰囲気は当時のまま。店内には大きなヘビの抜け殻やヘビ料理の写真が掲げられています。

他にもたくさんゲージが並んでおり、その中には実際にヘビが飼育されています。これらのヘビは生きてはいますがあくまで展示用で、お店の方によると料理には異なる種類の食用コブラが提供されているそう。

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とぐろを巻いている大きな生きたヘビ。成人男性の腕以上の太さをしています。暴れることはなく静かにしていますが、驚かさないようにそっと観察してみてください。

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*写真はお店の方の許可を得て撮影しています。

また、ヘビのゲージの隣には、ヘビの餌となる生きたねずみも……。

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かわいいねずみが食べられてしまうのは心苦しいですが、ヘビも私たちと同じ生き物。現代に生きる私たちに動物界の弱肉強食の法則を思い出させてくれます。これは動物園では見られない光景ですね。

 

ヘビの血のドリンクとヘビ肉スープにチャレンジ

図1

さぁ、怪しい食べ物第一弾。こちらがヘビの血のドリンクとヘビ肉スープのセットです。お値段250元、日本円で920円というのは、気軽にチャレンジするには高くないお値段ではないでしょうか。値段はリーズナブルですが、その分度胸が試されます。それでは挑戦してみましょう。

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まず、ヘビの血が赤い。いや、血が赤いのは当たり前なのだけど、間近で見てこれを飲むとなると……やはりちょっと勇気が要ります。

今回、台湾の色んな食を食べてきた台湾好きの友人を、この怪しい探検ツアーに誘いました。「ヘビの血飲んでみる?」と訪ねてみましたが、「これはさすがに飲めない」とのこと。真っ赤な血があまりに直感的なビジュアルなので、受け付けられない人がいるのも頷けます。ただ、ヘビの血そのままというわけではなく、飲みやすいようにはちみつも混ぜてあるので、それなりに飲みやすくなっているかもしれません。

そして、上段左から朝鮮人参の酒、漢方薬(腎臓に効く)、ヘビの毒液(安全なもの)、ヘビのペ◯スのエキス、ヘビの肝。どれも中々の怪しさですが、これらをヘビの血に混ぜてドンドン飲んでいきます。

 

ヘビ血とエキスのドリンク

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まずヘビ血やヘビのエキス、漢方薬を混ぜるドリンクの飲み方から。お店ではオーナーの日本語のできるおじさんが飲み方優しく丁寧に紹介してくれます。こうやって代わりに注いでくれるから安心!?

【ヘビの生き血】台北的正しい飲み方の流れ

①赤いカップのヘビの血を半分飲む
②ヘビの肝のエキスをヘビ血に注ぎ、半分飲む。
③ヘビのペ◯スのエキスをヘビ血に注ぎ、半分飲む。
④ヘビの毒液をヘビ血に注ぎ、半分飲む。
⑤漢方薬をヘビ血に注ぎ、半分飲む。
⑥朝鮮人参の酒をヘビ血に注ぎ飲む。
⑦ヘビの油のサプリメント2つを残った朝鮮人参の酒とヘビ血と一緒に飲み干す。

これまでヘビをはじめ動物の血は飲んだことはないので注文したのは良いですが、いざ飲むとなるとやはり勇気がいるもの。いやいや、飲むのをためらっていてはこのツアーに誘った友人にも示しがつかない……。もう、こうなったら「えいや」という勢いで飲むしかない! でもヘビ血の匂いで気持ち悪くなることは避けたいので、鼻呼吸を止めてグイッといきました。

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渋そうな顔してゴクッ! ゴクッ!

ビビりすぎて呼吸を止めていたためか、ヘビ血にはちみつを混ぜてあるためか、味はあまり感じませんでした。ですが、はじめにヘビ血を口に入れた時は舌の上に何かが残るようなそんな気もしました。

続いて、朝鮮人参の酒、漢方薬、ヘビの毒液、ヘビのペ◯スのエキス、ヘビの肝と順番にヘビの血に混ぜ、半分飲み終えたら次の液体を入れるといったやり方でドンドン飲み進めていきます。

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「うーん、マズイもう一杯」とはなりませんでしたが、勢いで飲んで終わってみればなんのこともないといった感じ。「やれば出来るじゃん」といったちょっとした達成感もあります。なんだか、一皮むけたような、そんな気分になれます。

 

続いてヘビのスープ

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さて、続いてヘビのスープに挑戦。白い中華風の蓋付きの陶器に入っており、透明なスープは一般の台湾料理に出てくるものと一見大差ありません。(ただし中身はヘビ肉ですが……)

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おそるおそる匂いを嗅ぎながら食してみる……。

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スープはヘビの肉だけが入ったシンプルなもの。スープの味はかなり薄味で、ヘビの肉は鶏肉やカエル肉と食感は似ていて、少しパサパサした印象。特にヘビ肉自体がジューシーだとかそういった旨味はあまり感じられない。あと、小骨が多く肉はあまりついていないのでちょっと食べづらい(苦笑)

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グルメレポなのに、美味しいそうな顔はしてねぇな(笑)

大昔は日本でも一般の食卓に出されていたと言いますが、確かに食べるところも少なく、特に美味しいわけじゃないので、好んで食べられてないのも納得です。

ただ、ヘビのスープはヘビ血のドリンクよりも受け入れられる人も多いハズ。実際ヘビ血ドリンクを嫌がっていた友人も、ヘビのお肉は小骨が多いこと以外は特に気にならない模様。ヘビ肉のスープは割りと挑戦しやすい食べ物かも。

 

食事後の効果は?

ヘビ血のドリンクを飲み、ヘビのスープを完食しましたが、体にこれと言った変化はなし。「あれ、何かみなぎるものとか無いの? 拍子抜けだなぁ」と思っていたら、店を出る頃になって次第に体が少し火照ってくるような感覚が。しばらくして、うなじがじわっと熱くなってきました。ヘビ血や蛇料理は滋養強壮に効果があると言われますが、少なくとも血流が良くなるといった効果は実感できました。

 

まとめ

レトロでダークな雰囲気の中、ヘビやワニ、スッポンなど変わった料理が楽しめる華西街觀光夜市。以前はヘビ肉料理を提供する店がアーケードに軒を連ねていたそうですが、現在は2店のみになっています。まだ昔の雰囲気が残っているうちに訪れておきたいですね。

後編ではさらにディープなワニやスッポン料理を出すレストラン、そして廣州街夜市やより怪しいお店が集まる場所をレポートしていきます!それではまた!

【MAP】華西街觀光夜市

 

ライター : 関口大樹

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1989年生まれ。大阪育ち、学生時代は京都で過ごす。台湾でインバウンドの営業やサポート、大学院での歴史・文化の研究、イベントの実施、通訳、エッセイの執筆など多岐にわたって活躍中。旅や食事、読書が好き。今一番気になっていることは新しいものやこれまでとは異なる人やモノ、コトと出会うこと。

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