【日中の違い①】2017年現在、中国人と日本人の収入差は? 中国企業が初任給40万円の求人で日本に進出する時代

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「近いけど遠い国、中国」
「嫌いだけど意識しちゃう国、中国」

日本人の中国観は概ねネガティブなものが多いというのは、2015年の内閣府の統計で中国に「親しみを感じない」と「どちらかというと親しみを感じない」を合わせた合計が83.2%になっていることからも明らかです。しかし一方で、年々成長を続け世界の中での着実に力をつけてきている中国に対して、正しい見方をしていない人が多すぎるのも事実です。

私は日本と中国を往復していますが、最新の中国情報を知らずして「中国は遅れている」とか、「中国人はルールを守らない」とかいう議論をしているようでは非常に危ういと感じます。

この連載では、上海で聞き取りや取材をした中で感じた最新の中国情報をお伝えしていきます。日本人男性として、ダイナミックに変動する今の中国を感じ、自らどのように向き合っていくかを考えていただければ幸いです。

日本人と中国人の収入差ってどれくらいあるのか?

出典:pixabay

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質問です。この質問に皆さん答えることができますか?

「中国人の平均収入(月収)ってどのくらいか知っていますか?」

実際に、私の周りでも話の中でそういう話題になることがあるのですが、正直見当違いの回答が多いです。特に困るのは、過去に中国で生活経験がある人程、その答えが間違っていることが多いということです。つまり中国の成長はそれだけ早く、5年前の収入と今の収入は倍になっている、なんてことも普通だからです。

中国統計局によると、2017年の中国人の平均月収は、都市別で一番高いのが北京の約1万元(約17万円)、最も低いハルビンで約6千元(約10.7万円)となっています。中国は所得格差が大きいので、平均値と実感は異なることがありますが、上海の大手企業で働く30代の課長クラスの人に聞いたら概ね近い金額だったので、それほどズレはないと感じます。

 

中国人の懐事情は?

中国人サラリーマンは給与以上の収入がある

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中国人の懐事情を知るには給与だけで見てはいけません。なぜなら中国人サラリーマンは多くの場合、会社の給与以外に収入があることが多いです。日本では副業を禁止としている企業が多いですが、中国は副業をしている人が多いです。(本当は禁止されている場合もあります)

副業の種類は様々ですが、株売買だったり、不動産投資だったり、会社員をしながら個人で別会社を作っていたり、親戚の仕事を手伝ってあげて小遣いを稼ぐ、なんていうのは良くある話です。感覚的には半数以上が会社の給与以外に何らかの副業をしている、と感じています。

「中国のサラリーマンは5時になったら一斉に帰る。全然働かない!」と言う話を日本人から聞いたことがありますが、実際には自分の為にもっと賢い方法で働き稼いでいる、というのが実情です。

 

HUAWEIの初任給(月収)は40万円、テンセントの年度ボーナスは100ヶ月分

出典:shutterstock

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数年前までは日本の企業が中国へ工場を建設したり、投資を行っているというケースが多数ありましたが、最近は中国企業が日本進出や日本拠点を設立したりするケースが増えています。

日本でも高性能スマホを展開している通信機器大手の「HUAWEI」は、既にスマホ市場ではアップル、サムスンに次いで世界3位となっています。そんなHUAWEIが、今年千葉県にスマートフォンの生産工場を設立するというニュースが流れました。驚きだったのは、求人に出されたその初任給が40万円という金額だったことです。

また中国で一番ユーザーの多いゲーム「王者の栄光」を開発している「テンセント」は、ゲーム事業部の年間ボーナス金額が給料100ヶ月分という話題が流れました。噂レベルなので信憑性は不確かですが、2017年の売上が現段階で前年比68%(2016年1156億円)の増収となっている好調なテンセントのゲーム事業部であれば、あながち見当違いの金額でもないと思えます。

 

まとめ

中国人の収入は平均額で見ると、日本人と比べても差がなくなりつつあります。実力次第で高給が得られる現在の中国では、多くの優秀な人材がいます。以前は外資企業の待遇が断トツで良かったですが、今は中国企業も遜色がないレベルになっていますし、大学生の就職希望先も中国の大手企業を希望する傾向にあります。

硬直している日本を後目に中国の成長は年々大きくなっています。この現状を目の当たりにして、日本人としていかに向き合うかを考えることが大切だと思います。

ライター : BAYASHI

BAYASHI プロフィール

1981年生まれ、三重県出身。中華系ニュースを得意とするライター。13年間上海近郊の製造メーカーで勤務し、現地で中国文化や、中国ビジネスについて研鑽を行う。中国での経験を活かした、インバウンドセミナーや、中国顧客への販促活動などを中心に活動している。現在は福岡県で中国人旅行者向けの宿泊施設を開業準備中。

 

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