【考察】「タトゥーを入れた人の9割以上が後悔している」報道に対する山田ゴメスの個人的見解

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美容専門外科『東京イセアクリニック』が9月25日に発表した「タトゥー・刺青へのイメージや意識に関するアンケート調査」(国内在住の20〜40代男女350人対象)が話題を呼んでいる。

近年では若者層を中心とし、「ファッション感覚で入れること」がポピュラー化しつつあった……はずのタトゥーであるが、こういったご時世でも、一方では 「実際にタトゥーを入れた人の90.1%が後悔している」という“意外”なデータが弾き出されたわけである。

はたして、このニッポンにおいてタトゥー文化は“一過性の流行”として廃れていくのか、それとも約1割以下の“信念を曲げない人たち”によって、静かに“定着”していくのか……? 今日はそんなことを考えてみた。

 

タトゥーの入った恋人を両親に紹介できない?

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とりあえずは、当アンケート調査で、上記以外の私が気になった数字をいくつか抜粋したので、ご覧になっていただきたい。

[質問2]過去にタトゥーを「入れた」、「入れたいと思った」ことがある?

「ある」(男性:14.2% 女性:22.8%)

 

[質問7]タトゥーを入れたくない理由は?

 「入れる意味がわからない」「永遠に消えない」(共に約6割)

 

[質問8]タトゥーが入っている人への印象は?

 「怖い(反社会的)」(男性:48% 女性:40.0%)

 

[質問11]タトゥーが入っている人は恋愛対象になる?

 「ならない」(男性:77.8% 女性:72.0%)

 

[質問12]恋愛対象にならない理由は?

 「両親に紹介できない」(男性:50.7% 女性:62.7%)

 

まずは、私のタトゥー(が入っている人)に対する主観のみの印象を述べよう。

それなりにちゃんと入っているワンポイントモノは、単純に「キレイだなぁ…」と思う。むしろ、500円玉みたいに小さすぎるタトゥーは、仕事中テンパったOLさんあたりが手の甲にボールペンとかで残したメモ書きっぽい中途半端さだけが際立って、ゴメス的にはいただけない。

もちろん「タトゥー=反社会的」といった概念は微塵とも持ちあわせていない。実際、過去にはタトゥーを入れた男女を何人も弟子に取ってきた。したがって「タトゥーの入った女性は恋愛対象になるか?」と問われたら、「YES!」と迷わずに即答する。

おそらく、両親に紹介してもソレを突っ込まれることはないだろう。私の両親は、もう80歳を越えているわりには、そこらへんに対する感覚が、驚くほどリベラルなのである。

ただ、腕一面だとか上半身すべてに入っているタトゥー(入れ墨)は、正直言って目を背けてしまう。なぜなら、見ているだけで「すごく痛そう」で尿道の先が締めつけられる気分になってしまうから。なので、電車や銭湯とかで「面積が広すぎるタトゥー(入れ墨)を彫っている人」に出会ったりすれば、「早くボクの目の届かないところに言ってくれないかな…」なんてことを、申し訳ないけど、つい心の中で願ってしまう。「おっかなそうなヒト」という先入観ではなく、生理的な部分で“見事すぎる作品”を拒絶しているのだ。

 

スペルの間違ったタトゥーはカラダを張った一生モノのギャグ?

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ちなみに、ワタクシ山田ゴメスの身体には、(現時点で)タトゥーは一切入っていない。「入れたいと思った」ことも生まれて以来、一度たりともない。理由は、先にも語ったとおり「痛いのが絶対に嫌だから」。あと、これは当アンケート調査で1位になった回答と同様で「入れたら最後、一生消えないから」。

私が生業とする文筆業は、タトゥーがピンポイントだろうが全身だろうが入っていたところで、それが不利になるケースはほぼないのだけれど、“美意識”ってやつは、年齢を追うごとに変わっていく点は見逃せない。20代に入れたタトゥーを50代になっても「お気に入り」だと断言し続けられる自信がなかったのである。

かつて、私が弟子に取った某男性は、肩に「デス(=死)」というタトゥーを入れていたが、残念すぎることにそのスペルが「DEATH」じゃなく「DEASH」と間違っていた。決して大袈裟ではなく、一生にかかわる大ポカではないか。仮にその誤彫が確信犯だったとすれば、まさに「カラダを張ったギャグ」だと言えよう。

最近の美容外科によるタトゥー除去の技術進歩は日進月歩状態だと聞くが、それでもレーザー除去なら「油性マジックで描かれた絵を力任せに消しゴムで消したような痕」、(タトゥー部分の皮膚を切除し、縫い合わせる)切除縫合術でも「直線状、あるいはジグザグの傷痕」が残ってしまう。

今回のアンケート結果を見るかぎり、日本人の感性に「肉体をいじる」という行為が本能レベルで馴染みきるには、まだまだ時間がかかりそうな気配だと判断せざるを得ない。それどころか、先日引退を発表したばかりの安室奈美恵の腕に入っていたバーコードのタトゥーがいつの間にか消えていた事実を鑑みれば、ここまで浸透しつつあった日本のタトゥー文化が一気にしぼんでいく可能性も充分に考えられる。

凡庸な結論で恐縮ではあるが、タトゥーを入れるなら相当の覚悟と、入念なスペルチェックをもって臨んでもらいたい。

ライター : 山田 ゴメス

1962年大阪生まれ B型 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション、学年誌、音楽&美術評論、漫画原作まで、偏った幅広さを持ち味としながら、阪神タイガースと草野球をこよなく愛し、年間80試合以上に出場するライター&イラストレーター。『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』ほか、著書は覆面のものを含めると30冊を越える。

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