【新連載】山田ゴメスの「若者の○○離れ」に物申す! 第1回「若者の免許&クルマ離れ」~都心における車の所有はもはや見栄?~

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昨今、若者がテレビやら煙草やらビールやら海やら恋愛やらおっぱいやら、いろんなモノから離れ出している……と、メディア上が騒がしい。その「いろんなモノ」のなかには、私をも含む初老・中年世代からすると「にわか信じがたいモノ」も少なからずあったりする。

はたして、若者たちによるドラスティックな意識改革──「○○離れ」は、然るべき流れの“賞賛に値するトレンド”なのか、それとも社会の根底さえを揺るがせる“危険な兆候”なのか?

……と、そんなこんなを、それぞれの「○○」ごとに徹底検証し、山田ゴメスが独断でジャッジを下す不定期連載がスタート! 第1回目は「若者の免許&クルマ離れ」について考えてみよう。

 

都心に住む若者たちのクルマへの関心は確実に低くなっている? 

出典:shutterstock

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まずは、ニッセイ基礎研究所がフィーチャリングする、総務省による全国消費実態調査」の数字をご覧いただきたい。

1989年と2014年の30歳未満の単身勤労者世帯の「自動車関係費」の実質増減率の推移を見ると、男性は2009年までは横ばい・減少傾向で、2014年で大幅に低下しているのがわかる。ちなみに、女性は上昇傾向にあり、2014年で著しく上昇しているが、これは“それ以前”の「女性の自動車保有率」が圧倒的に少なかったがゆえの“男女均等”へと向かった一種の調整現象とも解釈できるので、まあ、大雑把には「若者がクルマから離れてきている」と見なしても差し支えないのではなかろうか?

私も、東京都内に限定した周辺にいる若者たちの動向を観察するかぎり、「クルマ離れ」の空気はヒシヒシと感じ取ることができる。

私はクルマを手放してすでに5年以上経つのだが、たとえば20代の女子とデートする際、「クルマがないこと」がビハインドとなったことは(おそらく)一度もない。小旅行に行くならロマンスカーだとか踊り子号だとかレッドアロー号だとかに乗ったほうが、朝っぱらからお酒も飲めるしイチャイチャもできるし、遠出するなら新幹線や飛行機に乗ったほうが移動時間を短縮できるし、沖縄に行くなら現地でレンタカーを借りればよい(っていうか、東京から沖縄まで自家用車を持っていくのは、むしろ困難)。

そもそも20代の女子たちは、(万一)クルマの話題になったとしても、総じてリアクションが薄い。そして、彼女らが興味なければ、同世代の男子たちの興味もおのずと薄れてくるのは道理であろう。

 

中途半端な見栄だけでクルマに乗る必要はなし!

出典:shutterstock

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これは別の媒体で、もう書かせてもらったんだが、最近は都心に在住する若者のあいだで「クルマ離れ」どころか「免許離れ」までもが顕著となりつつあるらしい。

「免許を取るお金と時間が正直バカにならないし、使わないかもしれないものに対して、先にお金をかけることの意味がわかりません。仕事で使うとか、ドライブが趣味という人ならともかく、周囲の友人たちは、免許を持っていても乗らない人ばかりで、“身分証明書”としての機能しか果たしていません。それに僕は、お酒が好き。休日に車で出かけるとなると飲めないし……。
(中略)
車が地方では“足”として機能しているのはわかります。でも、都心部では家賃だけでも高く、移動するにも渋滞や駐車場のことを考えると憂鬱。ちょっと離れたところに住んで車を持つ、という選択もありますが、(中略)往復の通勤時間と車を使う頻度を考えたら、都心部に住んで車を持たない、という方を選びました。」
(都内在住の男性会社員Aさん・31歳)

……という理屈である。

私は、この「若者のクルマ離れ」に関しては、ものすごくいいことだと個人的には思っている。

Aさんのおっしゃるとおり、クルマが“足”として機能している地方に在住する人ならまだしも、私のように都心に住み、本質としてクルマやドライブを趣味としない人間が「バカにならない保険料と駐車場代」だとか「修理代」だとか「レッカーされる不安」だとか「事故で人を殺傷してしまう恐怖」だとか「お酒が飲めない」……だとかの“ストレスの源”を、中途半端な見栄だけでかかえるのはバカらしい。「本当にクルマが好きな人」「クルマが移動に絶対欠かせない人」だけが保有すればよいのだ。そのほうが渋滞緩和にもつながるし、ひいてはエコロジー的にも貢献できる。

私の男友だちに、40歳を過ぎるまで自動車免許を持っていなかった大金持ちがいる。その彼は、移動はすべてタクシーか新幹線(グリーン車の喫煙席)か飛行機(ファーストクラス)で、そこまでの金銭的な余裕があるなら、逆にクルマなんて自分で運転するのは面倒臭いだけ……だろうけど、そんな彼がいきなり自動車免許取得に踏みきり、四十路の手習いよろしく、しこしこと教習所に通いはじめたのは、ズバリ! 当時付き合っていた彼女が「ドライブしたいな…」とおねだりしてきたからにほかならない。

そう。「たまたまクルマにこだわる彼女ができた」「結婚して子供ができた」……などの“切実な理由”が生じてから、クルマを購入するなり免許を取得するなりの選択肢を“追加”しても、決して遅くはないのである。

 

ライター : 山田 ゴメス

1962年大阪生まれ B型 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション、学年誌、音楽&美術評論、漫画原作まで、偏った幅広さを持ち味としながら、阪神タイガースと草野球をこよなく愛し、年間80試合以上に出場するライター&イラストレーター。『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』ほか、著書は覆面のものを含めると30冊を越える。

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