【音楽は国境を超える】国内外で年間100本以上のDJプレイをこなす京都出身DJ SANCON氏が語る、アルバムの説得力(前編)

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”グルーヴ”という単語は、よくバンドサウンドにおいて頻出するワードだが、クラブにおけるDJプレイ、つまり曲を繋げる一連の流れの中でその”グルーヴ”を感じさせ人々を魅了する、一人のHIPHOP DJがいる。

レコードを回し始めた瞬間に空気がガラッと変わり、隣のフロアにいてもそのDJがプレイしていることがわかるほど、そのプレイスタイルは個性的だ。決して一つひとつの技は派手ではないが、慣れた手つきで手早く曲の「おいしい所」を繋いでいく。絶妙なタイミング、選曲、曲順の下で繰り広げられる彼の世界観は、ワクワクするほどの意外性と”そう、今聞きたいのはこの曲だよ!”と感じさせる奇妙な安心感だ。気が付くとフロアは興奮したクラバーたちで溢れていた——そんな光景を、筆者は何度も目の当たりにした。

そのDJこそ、今年2月15日にユニバーサルミュージックより、自身のベストアルバム「Music has no borders」を発売した、DJ SANCONである。

アルバムにはVERBAL(m-flo)、MUMMY-D(Rhymester)、SEAMO、KURO(HOMEMADE家族)、F.O.H、TAKUMA(10FEET)、N∀OKI(ROTTEN GRAFFTY)他、地元京都や周りにいる仲間、ニューヨークで活動するアーティスト達が参加した楽曲を含め計18曲が収録されており、自身で”集大成”と話す通り聞きごたえのある内容となっている。

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京都出身のHIPHOP DJ「DJ SANCON」 とは?

ターンテーブルチーム ”BEAT TRICKS¨のオリジナルメンバー。

日本のHIPHOPシーンに20年以上携わり、日本で一番長く続くクラブイベント「ESSENTIAL」の産みの親であり、レジデントを務める。NY、ボストン、ハワイ、カナダ、韓国、最近では台湾など、国内外を問わず年間100本以上のクラブプレイをこなす実力派のベテランDJ。

プレイスタイルはHIPHOPをベースとしたブルックリンスタイルのクイックミックスで、ジャンルの幅もブラックミュージックを中心としファンク、ソウル、ヒップホップ、オールドスクール、レゲエ、EDMなど幅広い。

2011年にアメリカのマイアミで開かれたDJバトル「WMC 2011」では、 DJ SPIN-OFF BEAT MATCHING部門にて世界中の予選通過者20名で争った本戦において3位となる快挙。

ボーカルグループ「Full Of Harmony」や「KOHEI JAPAN」のライブDJとしても活動。

そのサンコン氏に、今回のアルバムについての想いを聞いた。

 

2/15発売 アルバム「Music has no borders」について

(※このインタビューは発売日の2017年2月15日に収録しました。)

編集部(以下 編:)プロモーション動画を拝見させていただきました。このPVは京都が全面に出ている造りとなっていますが、同時に字幕もついていて、やはりこれは京都、そして日本から海外に発信する事を意識されていますよね?

DJ SANCON(以下 S: )もちろん!京都で生まれ、京都で育ってるワケやし、自分から見たフィルターを通した京都を全国いろんなところに出すっていうのが、自分の昔からのスタイルやしね。字幕もつけて、国内外誰が見てもわかるようにしたいと思ってる。

編:なるほど。ちなみにこのタイトル「Music has no borders」(音楽は国境を超える)は、まさにSANCONさんが、日本と海外を行き来する活動の中で感じた想いなどが詰まっているように感じたのですが。

S:タイトルはめちゃめちゃ悩んだかな。何なんやろ…? ってずっと考えてて……好きな言葉を10個くらいチョイスした中でこれが一番ハマったかな。それでもっかいきちっと考えたら「あ、これやな!」と。

編:あ、意外とパッと決まってないんですね(笑)

S:なんとなく思っただけや(笑)未だにハマってるんかわからんけど(笑)

編:それから今回は俺ベスト、ということでご自身の過去に製作された曲と新たに取った新曲でアルバムが構成されているという事ですが、また豪華なメンツですよね……全部は割愛しますがMummy-D (RHYMESTER)、VERBAL (m-flo)、Full Of Harmony、TAKUMA(10FEET)、N∀OKI(ROTTEN GRAFFTY)、SEAMO、KURO(HOME MADE 家族)など…

S:アルバムにどの曲入れるか結構悩んで……アルバム全体を通して、どういうのが一番ハマるかなって。フューチャリング含め、そのアルバム全体でどう聞けるかで選んだ感じかな。

 

飲みの席で決まった京都ソング「茜色と陽炎の中で」

インタビューに答えるDJ SANCON

インタビューに答えるDJ SANCON

編:なるほど。こちら普段のSANCONさんの活動の中で繋がった方々に参加して頂いてると思うんですが、その流れというか、どういう基準でフューチャリングパートナーを決めて、製作に入っていくのか具体的にお聞きしても?

S:そうやなぁ……。自分が(その人の音楽を)聞いて”いい”と思った人で、話が合って、音楽の理論が合うと感じた人に声をかけてる感じ。

編:例えば、収録されている「茜色と陽炎の中で」についてお聞きしたいんですが、TAKUMA(10FEET)さんやN∀OKI(ROTTEN GRAFFTY)さんが参加されて、また違ったジャンルの方々が集まって音的にも面白いなと思いました。サビも凄くキャッチ―でいい感じですよね。どういう流れで出来上がったのか教えて下さい。

S:あれは地元の飲みの席で、ドクター長谷川も合わせて4人で飲んでて、ジャンルを超えて一緒に地元ソングを作ろう、って話になって。

編:地元!マジすか、そうだったんですね(笑)

S:そうやで(笑)京都ソングや。

>>インタビュー後編へつづく
(後編~具体的な楽曲制作の流れ、NYブルックリンとの接点~)

ライター : Deejay鬼退治

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18歳の時HIPHOPに傾倒、魂を売る。20代を某メジャーアーティストの専属DJとして活動し、日本全国を移動する日々を過ごす。現在は国内外でクラブDJとして活動する傍ら、広告代理店にマーケッターとして勤務する、B-BOYをこじらせ気味のアマチュアボクサー。夢はボロボロのアメ車で北アメリカを横断し、故障の挙句なにもない一本道でサムズアップする事。好きなアーティストはMobb Deep と Sadat X。

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