【ソ連の様式美】息を飲む豪華絢爛さ! ロシアの地下鉄の駅巡りで感じる、いちいちカッコいい「レトロフューチャー感」とは

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文:星野藍
グラフィック&UIデザイナー、写真家、書道家。福島県福島市出身。従姉の死、軍艦島へ渡った事をきっかけに廃墟を被写体とし撮影を始める。2016年『チェルノブイリ/福島 ~福島出身の廃墟写真家が鎮魂の旅に出た~』(八画文化会館)上梓。

数年ぶりにモスクワへ降り立った

モスクワへ降り立ったのは何年振りだろうか。乗り換えで何度も通り過ぎはするものの、こうして改めてモスクワの土地を踏みしめるのは久しぶりだった。

本当なら、一週間くらいのんびりと見て回りたい。しかしそんな悠長な事も言っていられなかった。この日自由に見て回れる時間は、たったの半日。いや、本当はもっと時間があったのだが、不運にも風邪を悪化させて寝込んでしまったのだ。

モスクワで半日で出来る事。そうだ、地下鉄の駅を巡ろう。

ずっとやろうと思っていたけど出来なかった事のひとつ、それはロシアの地下鉄の駅巡りだった。日本の味気のない地下鉄の駅を思い浮かべてはいけない。ロシアはすごい、本当にすごいのだ。如何にすごいものなのか、暫しお付き合い頂きたい。

 

ロシアの地下鉄の駅

まず降り立ったのはパヴェレツカヤ駅だ。モスクワの玄関駅であるパヴェレツキー駅と繋がっている、利用頻度が何かと高い駅だ。

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何処から地下鉄に乗ればいいかな……とキョロキョロしていると、観光案内ボランティアらしき男性が話しかけてきて親切に教えてくれた。

ロシア人は冷たいイメージが何故かあるが、何かと親切な人が多い。

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横断歩道ではなく地下歩道を移動する。土産屋や服屋、電子機器類や菓子や花、様々な店が並んでいるのを見ていくのもとても楽しい。

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薄暗くはあるか、この暗鬱な空気感もロシアの醍醐味だ。

 

パヴェレツカヤ駅から、駅から駅へ

いよいよパヴェレツカヤ駅構内へと入っていく。

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基本的にロシアもとい旧ソ連圏では鉄道関連施設は撮影禁止だが、モスクワでは撮影を半ば黙認しているという。寧ろ地下鉄の駅巡りツアーらしきグループも見受けられる位だ。

逆にアルメニアやジョージア(グルジア)などでは、駅構内の撮影をしていたら怒られ写真の削除を求められた。

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地下に広がる巨大な空間。こんなにも天井が高いなんて。普段東京の地下鉄を利用している身としては考えられないスケールだ。

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細やかで美しい装飾が、これひとつだけではなく全体に幾つも存在しているというのだから驚きだ。

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ソ連という時代の荘厳さとビリビリと感じる。

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これが、モスクワの日常。

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路線を変え移動する為の通路もかっこいい。

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電車が到着した様子を暫し見守る。

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そして移動。

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移動先もいちいちかっこいいから困ってしまう。

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電灯の形にレトロフューチャーを覚える。

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駅巡りを開始して早々、頭の中が飽和状態になってくる。

 

華麗なコムソモーリスカヤ駅

先ほどの駅もすごいが、コムソモーリスカヤ駅の華麗さは一際目を引くものがあるだろう。

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バロック式、古典主義、帝政様式、……あらゆる様式をミックスさせたデザインだ。

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駅の名前は、コムソモーリスカヤ広場にちなんでつけられた。

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まるで、舞踏会を開催する宮殿のホールに迷い込んでしまったような……そんな錯覚すら覚える。

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首が痛くなる程天井を見上げ見つめ続けてしまいたくなる美しい装飾の数々。

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シャンデリア、レリーフ、モザイク画……。全てが息を飲む豪華絢爛。

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そして……、ここで相見えるとは、レーニン像。

現役で残る場所も少なくなってきたいるとは言ったものの、ある場所にはあるものだ。鎌と槌のマークも一段と輝いて見える。嗚呼、これこそソ連の様式美。旧ソ連好きの自分としては膝が震えるほど堪らないものがあった。

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名残惜しいが移動の時間だ。次の駅もきっと想像を超えたスケールで小さな存在の自分を受け入れてくれる事だろう。

ライター :星野 藍

星野

グラフィック&UIデザイナー、写真家、書道家。福島県福島市出身。従姉の死、軍艦島へ渡った事をきっかけに廃墟を被写体とし撮影を始める。
2016年『チェルノブイリ/福島 ~福島出身の廃墟写真家が鎮魂の旅に出た~』(八画文化会館)上梓。廃墟の他怪しい場所やスラム街、未承認国家にソビエト連邦など、好奇心の侭に国内外を縦横無尽に徘徊する。

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