【老害?】仕事後の飲酒習慣について ~ 哀川翔の「現場が終わってすぐ帰る若者」批判は、やはり“時代遅れ”なのか?

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@niftyニュースによると(リンクはこちら)、9月18日に放送された『躍る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)でゲスト出演した哀川翔(57)と長嶋一茂(52)が、若者の飲酒習慣に関して語った一連の持論に対し、若い世代を中心とする視聴者から「今の時代にそぐわない」なる批判の声が殺到している……らしい。

とりあえずは、問題になっている番組中のやりとりを大まかに再現してみよう。

哀川「最近の若い子たちは、仕事が終わったらすぐ帰る。それが納得いってない。自分らは絶対飲みに行ってましたから。で、(次の日は)二日酔いで現場に行っていた」

一茂「(哀川の苦言に同調しながら)今は(現場でも)お酒臭いって人はいない。昔はよくいましたよ。(中略)野球の場合だと夜中に雨が降ってくると、『よし、明日(試合)中止だぞ。どんどん飲もう』ってなって、(朝)晴れたときが大変」

佐野勇斗(※20歳の若手俳優兼歌手)「(明石家さんまに自身の飲酒習慣について質問され)「行かないですね。お酒を飲むと僕はとくに顔がむくんじゃうので……」

哀川「そんなのどうでもいいじゃん。ベロベロでもちゃんと現場に来るっていうのが人間味ありましたね」

さて。いつもはある種のアンチエイジング術さながらに、進歩的文化人気取りな“若者の味方”風発言でお茶を濁すのがお約束であるゴメスのジャッジは、いかに……!?

若者の飲酒スタイルのほうが今の私にはマッチしている…けれど?

出典:shutterstock

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まずは「殺到している」という“非難の声”を何パターンか挙げてみると……以下のような感じだ。

「哀川翔さんの仕事への姿勢ってそういうもんなんだ。そりゃ芸能界はヤクザな商売って言われるわ」
「哀川は職場にいたら嫌なタイプ。今の時代、職場にべろべろの酒臭い人間がいたら問題だよ」
「それはあなたら世代が奢らないからですよ。(哀川と一茂の)二人は奢ってくれるかもだが。おっさんの話聞いた上奢ってもらえないとか罰ゲームでしょ」
「昔の風潮のほうがおかしいと思うよ」
「最近の若者は現場が終わったらすぐ帰る」と言うのはすごく老害感がある」
「この収録は、さすがに吉澤ひとみの事件の前だよな……?」

そうクダ巻けばこう返ってくるわな……といった、まあ予想通りの論調である。しかも、どれも「一理ある!」と、そこそこ納得できる内容ばかりだとも言えよう。満56歳の私も、相手が30代以上の男子だったら奢らないけど(笑)。

ちなみに、ここ数年の私は、週二回の早朝草野球があるし、飲んでテッペン(=0時)を過ぎると、いきなり眠くなるし、次の日はボロボロだし、性欲も一気に減退してしまうので、正直なところ、いまだ「朝までコース」を好みがちな40〜50代前半あたりのおっさんより、電車のある時間にスパッと切り上げる若い世代と飲むほうが、生活リズムも合致していて、気が楽だったりする。

ただし、だからといって、今回にかぎっては……哀川翔や長嶋一茂を、一方的に批判する側には回りきれなかったりする自分もいる。なぜなら、当たり前すぎる意見で恐縮ではあるが、「哀川や一茂のような考え方もある」からである。

 

同世代のモヤモヤを極論のかたちで代弁する「タレント」というお仕事

出典:1000 Words / Shutterstock.com

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もちろん、哀川自身も「この手の若者批判を公の場ですれば、ネット上でそれなりの反論を受ける」ことなんて、百も承知だろう(一茂は承知してない……ってか、そこに見向きもしないのかもしれないがw)。つまり、哀川は不特定多数の、少なく見積もっても(おそらく)過半数は超える中高年が抱くモヤモヤ感を極論のかたちで代弁しているだけなのだ。どうしてそんなことを……? そりゃあ、バラエティなんだから“わかりやすい敵役”を演じてくださるヒトがいたら、トークも盛り上がり、円滑に転がっていく……。

そして、この世間全般の飲酒習慣における「とことん飲む派vs適度なタイミングで切り上げる派」の鬩ぎ合いに関しては、現在の時点はどちらの声も半々くらいといった拮抗状態で、完全なる“正解”を導き出せる(十中八九「適度なタイミングで切り上げる派」が勝利するに違いないが)のは、あと20年ほどかかるのではなかろうか。

だから、私はまだ、迂闊に「老害」の一言で「とことん飲む派」のバイタリティと体力を、全否定することはできない……。もしかすると「長い時間眠らずにいれば、なにかが生まれる」といった発想が大逆転劇として見直される可能性だってなくはないわけだし……?

ライター : 山田 ゴメス

1962年大阪生まれ B型 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション、学年誌、音楽&美術評論、漫画原作まで、偏った幅広さを持ち味としながら、阪神タイガースと草野球をこよなく愛し、年間80試合以上に出場するライター&イラストレーター。『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』ほか、著書は覆面のものを含めると30冊を越える。

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