【タトゥー批判】りゅうちぇるの炎上から考えるタトゥーの在り方について、タトゥーだらけなママとして思うこと

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日本では、「多様性を受け入れられる社会になっていこう」と声を上げる人が増えています。国籍も年齢もファッションも価値観も、本当の意味でみんな違って、みんないい社会を目指している印象です。

それでもやっぱり根強いのが「タトゥー」への偏見や批判。最近では、妻子の名前のタトゥーを入れたりゅうちぇるさんの発言がSNSで賛否両論を巻き起こしましたよね。私も2人の子どもがいるタトゥーだらけなママなので、とても他人事とは思えなかったんです。

りゅうちぇるさんのタトゥー炎上から、今一度、タトゥーのあり方を考え直してみました。 

そもそも、タトゥーってどうして批判されるの?

外国では、権威ある賞の授賞式でもタトゥーだらけの人がいるし、警察官や先生だってタトゥーが入ってても隠すことなく仕事に従事する姿が見られます。
でも、日本ではどうでしょう……? 「公務員で刺青だなんてもってのほか」って感じですよね(笑)これは、日本ならではの刺青文化に由来しています。

たとえばニュージーランドの先住民・マオリ族は、タトゥーを身分証明や自分の地位を示すものとして用いていました。
一方、日本では罪人の証として刺青を施していた歴史があったり、半世紀前では刺青=反社会勢力を表すものだったり。マオリ族と日本の刺青文化を比較してみると、明らかにタトゥーのイメージが異なりますよね。実際に極道映画では袖ぐりからチラっと桜吹雪が見えていますし(笑)こういう背景から、日本では「タトゥーを入れている人は怖い人」ってイメージが強いのだと思います。

しかし、現代ではどうでしょう? いわゆる怖そうな人だけでなく、大人しそうな女の子もタトゥーを入れていますし、怖そうな虎とか龍のデザイン以外にも、マリ●ッコのテキスタイルで出てきそうな可愛いデザインのタトゥーもあります。

要するに、タトゥーは反社会勢力的なイメージが強かったものの、現代においては、この暗黙の公式は通用しないということです。

 

りゅうちぇるに寄せられた批判から読み取るタトゥーへのイメージ

出典:shutterstock

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炎上したりゅうちぇるさんのインスタグラムを見ていると……

「お子さんがかわいそうです(プールや温泉に連れて行けれないから)」
「かっこよくない・嫌い」

こういう趣旨の批判が多い印象を受けます。超個人的にこの意見からタトゥーへのイメージや、批判に隠された想いを分析してみましょう!

 

親にタトゥーが入っていると、子どもがかわいそう?

極論をいえば……子どもがかわいそうかどうかは、大きくなった子どもが決めること。

けれど「子どもがかわいそう……」と言いたくなる気持ちも理解できます。タトゥー禁止の施設が多いですからね。「お父さん・お母さんにタトゥーが入っているから、温泉に行ったことがない」となると、そりゃ悲しいでしょう。けれど、タトゥーを入れて8年になる私の感覚から物申すと、タトゥーでも入れる温泉やプールは意外と多いです。

ちなみに私はタトゥーを入れた当時、子どものことなんて微塵も考えていませんでした。が、りゅうちぇるさんの場合、それも踏まえての決断だったと思います。「子どもの顔は絶対非公開にする」とおっしゃっているので、そもそもタトゥーの有無に関わらず、人が多い施設は行けないな……と考えていそう。憶測ですが。

少し話はそれますが、私の父親は強面なので、それはそれで話題のひとつでしたよ(笑)私の性格が違えば「お父さん、恥ずかしい……」って思っていたかもしれませんが、そこはやっぱり子どもが決めることなのかなと。

 

タトゥーは嫌い・ダサい? 行動のすべてに『他者評価』が必要ではない

その次に多かったのが「タトゥーはかっこよくない・嫌い」といった評価的な批判。ちなみにタトゥーに対して好き・嫌いがあってもいいんです。洋服だって、ヘアスタイルだって、音楽だって、人それぞれ好き・嫌いがあるように、タトゥーが嫌いな人もいれば、好きな人もいるだけの話です。好きなものは好き。嫌いなものは嫌い。だけど、他人に強要しない。これが基本だと思います。

タトゥーはファッション的要素もあるので、カッコよく見せたい気持ちや変身願望も含まれていても、不思議ではありません。ただ、りゅうちぇるさんの場合、タトゥーを入れる前から自分の好きなものを全うする価値観をもっていますから、他者評価が目的ではないのかなと思うのです。

 

りゅうちぇるが本当に伝えたいことってなんだろう?

りゅうちぇるさんはタトゥー炎上後のInstagramでこんな投稿をしています。

 
 
 
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いろんな意見を、ありがとうございます。 言いたいこと、きちんと書くね!! まず、今まで応援してくれていた方が、冷たいコメントだけを残し、ぼくのことを一瞬で嫌いになるのが本当ならおどろきです。 それなりに予想はしてたけど、こんなにも偏見されるのかと思いました。 こんなに偏見のある社会 どうなんだろう。仕方ないよね。ではなく、僕は変えていきたい。 優しい言葉を投げかけてくれる人が好きと言うわけではなく、本当に僕のことを応援してくれている方と、そうでない方のコメント、言葉の違いくらい僕にも分かります。 結婚して、子供がいつかできたら、 家族の名前を身体に刻もう。と結婚する前、3年前から決めてました。 その3年でたくさん考えて、それなりの覚悟で入れました。 ぼくたちは、日本の温泉や、プールには行かないとおもいます。 その理由は名前を刻んだということとは関係ありません。 ぼくたちは、子供の顔を出していないので 子供の写真を盗撮されると困るし、子供がびっくりしたり、怖くなってしまうことが、あるかもしれないので、大勢の人が集まる場所には なかなか行かないと思います。 でも、そんな僕たちのお家を選んで生まれてきてくれたんだから、僕たちだからこそしてあげられることもたくさんあるし、僕の身勝手な行動で 大切な子供の楽しい思い出作り、人生を邪魔することは絶対しません。 そして僕のお父さんも、僕が生まれたとき 背中に 龍 (ドラゴンの絵) を入れました。僕は一度も嫌な思いをしたことがないし 嬉しかったです。 不自由をしたこともないし、ママからも パパからも たくさんの愛をもらい、育ててくれました。 だから、僕自身、偏見もなにもありませんでした。それも大きいかもしれません。 この体で、僕は大切な家族の笑顔を守るのです。なので、この体に、大切な家族の名前を刻みました。隠すつもりもありません。でも意地でも出したいわけでもありません。自然に生きていきたいです。偏見が無くなりますように。 そして最後に!!! 僕も色々こうしてSNSで発信することが怖いときもあります。またどんな風に どんな見出しで ネットニュースにされてしまうのか 怖いです。だけど何かにおびえて何もせずに生きててもこの社会は変わりません。世の中への思いや、変えていきたいことを どんどん発言、発信していかないと何も変わらないんです。だから、今回も勇気を振り絞りました。共感してくれる方がもしいれば、自分らしく、そして社会を変えようという強い気持ちで一緒に明日も頑張ろうね。こんなに長分なのにここまで読んでくれて、どうもありがとうございました 😭✨

Prince Ryuchellさん(@ryuzi33world929)がシェアした投稿 –

りゅうちぇるさんが伝えたかったのは偏見だけで人を判断してほしくないということ。

タトゥーが怖いと思う人もいれば、金髪の人が苦手という人もいる。個性的なファッションが嫌いという人もいれば、普通の服装じゃつまらないという人も……。
けれどそれが『多様性』であり、自分が苦手だから、自分はしないにしても、苦手意識だけで排除してしまう世の中では悲しいですよね。

私も、強面×刺青だらけの怖いお兄さんに絡まれて恐ろしい思いをした経験がありますが、だからといって刺青を入れている人・強面な人が悪だとは思いません。

またホステスとして働いていたことから、「水商売をしている女は軽い女ばっかり!」と軽蔑され、やり場のない悔しさを抱いたこともあります……。

「●●だから××」という先入観は、時として人を傷つけたり、誰かや自分の可能性を潰すのかもしれませんね。

 

まとめ

「タトゥーを入れている人、すべてを受け入れろ!」という訳じゃない。苦手意識は誰しもあって当たり前。けれど、苦手な一面だけを切り取って判断してしまう世の中だと、誰だって息苦しいはずです。
りゅうちぇるさんの場合、たまたまタトゥーという批判しやすい対象物だったから激しく炎上しただけ。タトゥーじゃなくても、日常に蔓延る先入観は、時に人を傷つけたり、人格までを否定するものになり兼ねないと思うのです。私も無意識に植え付けられている先入観で誰かを傷つけていないか振り返ってみようと思いました。好き・嫌い・苦手を飛び越えて、共存できる世の中になればいいなと願っています。

ライター : ボーボーママ

1992年生まれ・大阪在住。サブカルチャーをこよなく愛するフリーライター。男臭漂うハードコアなライブに行く青春を送り、高校中退後は製作会社でアルバイトをしながら、欲望渦巻く大阪ミナミで3年間ホステスとして勤務。様々な人間関係を目撃したり、酔っ払った拍子に前歯を3本失ったり。結婚を機に個人事業主として開業。年間50件以上の恋愛相談を受けながら、変な漫画を書いています。自身は全ゴリラと同じB型。(Twitterはこちら

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